認定特定非営利活動法人NPO高知市民会議

人と動物が幸せに暮らせる社会に〜地域共生の実現に向けて〜

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飼い主の居ない外猫の避妊去勢手術TNRを実施し、繁殖を防ぎ地域トラブルを解決。行政との連携で独居高齢者、生活困窮者問題の早期解決。その問題点の啓蒙活動、飼い主の居ない犬猫に里親を探す譲渡会の開催をしていきます。

こちらの寄付は「こうち未来基金」の事業指定助成プログラムを活用しています。

 認定特定非営利活動法人NPO高知市民会議が運営するこうち未来基金の事業指定助成プログラムを活用しています。
事業指定助成プログラムとは、寄付を原資とした助成事業です。市民活動団体が取り組む事業内容を社会に発信し、事業への賛同者を募ることで、寄付により資金集めを支援する仕組みです。

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助成団体はNPO法人 アニマルサポート高知家となります。

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活動内容の詳細、実績について

【アニマルサポート高知家が今までやってきた活動】

アニマルサポート高知家は、毎日平均5~10件の動物保護に関する相談を受けています。特に多いのは捨てられた子猫の保護依頼で、年間約100匹の子猫を救出し、愛情を持って育てています。これらの子猫は、ミルクボランティアによる授乳期のケアから始まり、離乳後は別のボランティアが引き継ぎ、健康と安全のための隔離期間、必要な検査やワクチン接種を経て、新しい家族を見つけるための譲渡会に進みます。

アニマルサポート高知家は保護施設を持たず、ボランティアの家庭でこれらの動物たちを預かっています。現在、約40名のボランティアが活動に参加し、50匹の犬猫をケアしており、それぞれに必要な物資の支援や医療費の支援も行っています。年間に120匹の動物が新しい家族に引き取られていますが、まだ多くの動物が支援を必要としています。

アニマルサポート高知家の活動はTNR(捕獲、不妊手術、戻す)プロジェクトも含み、地域の野良猫問題の解決にも取り組んでいます。しかし、資金不足のために十分な支援ができない現状があり、地域や動物たちへのさらなる支援が必要です。また、独居高齢者や生活困窮者のペットの問題も増加しており、これらの問題は動物だけでなく地域社会全体に関わる重要な課題です。

アニマルサポート高知家がやっていきたいこと

【アニマルサポート高知家が今までやってきた活動】

①TNRの実施

*TNRとは、Trap,Neuter,Return(トラップ、ニューター、リターン)を略した言葉で捕獲器などで野良猫を捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)の事です。

②ミルクボランティア、預りボランティア支援

③福祉関係との連携

④啓蒙活動

⑤譲渡会開催

【動物保護からの流れ】

【今後やっていきたい活動内容】

① ミルクボランティア、預りボランティア支援

平均5~10件入ってくる相談の電話、メッセージから保護できる状態であればミルクボランティアか預りボランティアに依頼。現在40名を超えるボランティアさんが活動しています。譲渡までに1ヶ月~1年でエイズ白血病や病気を持つ猫は譲渡の機会がないに等しく預りボランティアさんのお宅で一生を過ごします。その間の医療費、餌、おやつ、トイレ砂、ペットシート等の支援、その都度の相談等の支援をしています。ミルクボランティア、預りボランティアも初体験の方が多くボランティアさんが増える事で多くの命が救えるだけでなくご家族の愛護活動への理解、ご近所友達への啓蒙活動に繋がります。

1回に5CCから授乳
人馴れ特訓中の SNS

②TNRの実施

保護できる犬猫は年間100匹程度。これはほんの一握りの本当にラッキーな子たちです。不幸な命を増やさない一代限りの命を見守る為のTNR。アニマルサポート高知家は昨年は316匹のTNRを行いました。これは各地区で外猫に餌を朝晩届け、手術を自費でしていく一般ボランティアさんの実績です。アニマルサポート高知家は獣医さんにお願いし手術日の設定、準備、手術当日のお手伝い、薬や治療の援助をしています。県の避妊手術の予算は1ケ月でなくなる事が2年連続で続いています。補助が受けられず資金がない、移送手段のない地区は更に大変な状況になっていきます。そういう地区に現行の月1回の手術に加えて、手術の出来る設備のある車で手術を実施して貰えるようお手伝いをする事で年間500匹の手術が可能になります。

月1回運び込まれる外猫
手術設備の整った車
③福祉関係との連携

独居の高齢者にとって愛猫愛犬の温もりはかけがえのない存在です。しかし突然の入院、施設への入居、死亡。残された犬猫の行き先は?同じ事が生活困窮者でも起こっています。多頭飼育崩壊、飼育放棄、そうなる前に相談できる相手がいない。福祉の方からの相談は大変な状況になってからが多いです。早期の準備ができるよう連携が必要です。それによって人も動物も救えると思います。

16匹飼育放棄現場
16匹保護作業
④ 啓蒙活動

ここ10年で高知県の愛護活動や動物愛護に関しての認識は随分と変わってきましたが、まだまだ生まれた犬猫は海山川に捨てるという現実もあります。企業に協賛頂いたTNR応援テレビCMや地域と猫の共存を目指すネコ,ニコニコプロジェクトが高知新聞に掲載されました。また県立山田高等学校での講演をきっかけに生徒さんが「動物愛護」をテーマに研究活動を纏め県下高校生課題探求成果発表会で「多頭飼育崩壊を防ぐための助成を募るためのCMを作る」を発表しました。南国市立大篠小学校5年4組の子どもさん達は1年のテーマとして動物愛護に取り組み、譲渡会のポスター作製や模擬譲渡会の開催、実際のイベントでは出店もしてくれました。本山町の福祉大会では実績報告をさせていただき、愛護活動は人を助けることですねとお声を頂き、地域での助け合いが必要だと共有しました
こういう学校、地区での取り組みに積極的に協力して広く皆さんが「知る事」が第1歩だと思います。

本山町福祉大会
大篠小学校での模擬譲渡

事業計画/スケジュール

◯事業スケジュール

*学校、自治体からの講演依頼は年度が変わってからの申込となります。

申請事業終了時のビジョン

これまでの活動で企業とのコラボで新しい形の愛護活動が出来る事がわかりました。
活動を通しての新しい出会いで素晴らしい発想や活動が出来ると思います。
現行の活動を淡々と続けながら企業、自治体、との協力で広く一般の方々にも協力いただける、地域で孤立する人のいない、人も動物も幸せに暮らせる社会の実現に近づけるよう活動を続けていきます。

寄付の使い道

・TNRに関わる費用(手術バス出張費、ノミダニ、抗生剤薬代など)
・預かりボランティア消耗品補助(餌、ペットシート、おやつ他)
・預かっている動物の医療費(エイズ白血病検査、ワクチン、ノミダニ、避妊去勢手術)
・管理費(携帯電話、会議費、手数料他)

に活用させていただきます。

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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