バザールカフェは、設立当初より「誰もがありのままの姿で受け入れられ、多様な価値観を互いに尊重すること」を理念としています。それに共感する仲間、そしてカフェに来られる人たちと共に居場所の創造を続けています。バザールカフェは、何者でもない私自身と他者が出会い、交わりを持ち、そして心が解きほぐされていく、癒しの共同体です。
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★寄付者(個人)は、確定申告を行うことで、寄付金控除等の税制優遇が受けられます。
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病気や障がいを抱えていることや、マイノリティであることによって、自分自身を肯定できない苦しさの中で生きている人たちに出会ってきました。誰もがありのままの姿で受け入れられ、それぞれの価値観が尊重され、社会の中で共に生きる存在であることが相互に確認される場が必要です。様々な背景が個々人のひとつの特徴として当たり前に受け入れられるような社会を目指して、その小さなきっかけ作りをしています。
病気や障がいを抱えている人、外国人、ひきこもりの経験者、社会的にマイノリティーの立場にいる人など、今の社会で仕事を得にくい方々に就労の機会を提供しています。様々な違いや背景を持つ仲間と共に働き、役割を持ち、人に愛される経験をし自分を受け入れていくプロセスを経て、自信を持つことにつながっていきます。
バザールカフェは様々な背景を持つ人々が、ありのままの姿で受け入れられ、それぞれの価値観が尊重され、社会の中で共に生きる存在であることが相互に確認される場所を目指しています。そのことが「自分はいてもいいんだ」という安心感に繋がり様々な人の居場所となっています。安心できる場所と仲間があれば何とか生きていけるかもしれない!
ないものは作る!ゲイ男性で薬物依存とその他の病気を抱えている仲間が話せる場は社会にほとんどありません。彼らが安心して話せる場を毎週運営しています。その他に依存症を抱える女性が集まれる場や、刑務所出所者を支援する人たちの繋がりを作る勉強会、地域の小さな子どもとお母さんが集えるリトミックなど「あったらいいな」を形にします。
当事者のネットワーク、支援者のネットワーク、地域のネットワーク、そしてその立場を超えたネットワーク、バザールカフェは様々なネットワークの拠点となっています。バザールカフェは従来のカフェの概念を拡げ、人が出会い、交流し、情報を交換し、社会で行われいる多様な活動への窓口になっています。
その人のタイミングがある。バザールカフェに来ることが目標の人、人とコミュニケーションをとることが目標の人、少し役割を持つことが目標の人、次の仕事へ向けてのスモールステップとしてバザールカフェで働くことが目標の人、その人のタイミングやニーズに合わせた目標を共有し、実現していきたい。
今できていることがある日出来なくなるかもしれない。その時に生きる価値がないと思ってしまう社会は嫌だ。バザールカフェは様々な事情を持った人たちを優先的に考え、その人ができることを自分のペースでしていくことを大切にしている。誰かができないことがあれば、できる人が助け合っていけばいい。この視点を持って社会を見ていきたい。
生きることを諦めてしまう人たちがたくさんいます。彼らの多くは孤独の中に生きています。これは現在の日本全体を取り巻く課題でありだからこそ、バザールカフェの活動を続けていくことが、この課題への私たちの取り組みであると信じています。
バザールカフェは誰もが来られることを大切にしていくために、カフェという空間の中で制度に乗らずに支援を続けています。働きたい人には仕事を、居場所が必要な人にはいつでも来ていいよ、話を聞いてほしい人にはいつでも聞くよ、その人のニーズに応えられるバザールカフェを続けていくためには皆様からのご支援が必要です。
主に①カフェ事業、②プログラム・ミーティング、③個別支援④イベントや場所貸しを通した、居場所の提供とネットワーキングを展開した。メインのカフェ事業では、誰でも来られる窓口としての機能を生かし、ケアを兼ねた就労支援によって様々な背景により働くことが困難な方を雇用した。地域の方を対象にしたプログラムや学生の受け入れ、当事者性を持つ人のためのミーティングなどを開催し、様々なネットワーク作りに寄与した。
この1年も、孤立し居場所がないと感じる方々、様々な生きづらさを抱えて生きることが大変な仲間が、自身の存在価値を確かめるようにバザールカフェを利用された。そのうち、1年間で11名を雇用した。他者とのつながり、地域とのつながりを意識してネットワーキングを展開した。また、共感助成の内容を運営メンバーや関係者に説明したり共有したりする中で、バザールカフェの理念を確認し合うきっかけにもなった。
様々な窓口から「居場所」を求めて来られる方が毎年増えていて、且つ深刻な生きづらさを抱えている方も少なくない。その人たちを受け止めていき、共に存在していくための人的体力、組織基盤が不十分である。個別支援は継続して現スタッフが担い、次年は組織基盤づくりに明るいスタッフの補充と、幾重にもなるサポーター(ボランティア)を可視化し養成を行うことを目標にしたい。
法人・団体名 Bazaar café
代表者 マーサ メンセンディーク
住 所 〒602-0032 京都府京都市上京区岡松町258
電 話 075‐411‐2379
連絡先 kyoto.bazaarcafe@gmail.com
URL http://www.bazaarcafe.org
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。