起業家育成支援とは
ベンチャー投資育成研究会では、静岡県内で起業家育成イベントを主催・協賛する一般社団法人です。起業を目指す若者が家庭環境や職場環境などに左右されず、起業体験ができるStartup Weekend静岡立ち上げ、静岡市で初めて開催したのは、2019年6月。当時は10数名の若者や社会人が集まり、小さくスタートした活動でしたが、そうした活動は、次第に広まっていき、静岡県内はもちろんのこと、全国各地でもどんどん開催都市が増えていきました。
活動開始から約3年がたった今、こうした全国の取り組みを一層応援していきたいと考えています。
なぜ起業家育成が必要なのか?
本社団のイベントスポンサーや活動支援者には、「静岡が好き」「起業家を応援したい」と純粋に思っていただける方がとても多くいらっしゃいます。
私自身、静岡県(以下、静岡)出身で、静岡で起業しましたが、いまだに静岡で起業したことを周囲に伝えると、まるで "道を外れた" かのように後ろ指をさされることがあります。
『起業は危ないものだ。』というマインドセットが静岡県内、特に中部と東部にはまだまだ残っていると感じます。
その影響があるのかはわかりませんが、特に大学生をはじめとする若い人材がとりあえず就職してしまいます。
静岡ではなく、東京の会社に。
「できれば静岡で働きたい」と思う人もいますが、優秀な若者が"働きたい"と思える面白い会社やスキルを活かせるIT企業等が少ないのが現状です。
本社団設立の目的は、『地方から、静岡から起業家を“継続的に”生み出していくこと』そのための武器を、知恵を、知見を持ち寄り、集う場所(コミュニティ)を形成していきます。
あたらしい道を切り拓き、挑戦する全ての人が共に学びあう機会を提供したいと考えています。弊社団の想いに共感いただき、興味を持っていただいた方は、個人・法人などを問わずお気軽にご連絡ください。
― MISSION ―高め合える起業家コミュニティをつくる。
ITやインターネットの発達により、起業のハードルは年々低下しています。今や自宅で1人、パソコン1つで起業しても十分な収益を上げることができる世の中になりました。
一方で、たった1人で世の中を変えるビジネスを生み出した人を、私はいまだかつて聞いたことがありません。
「経営者は孤独」とよく言われますが、1人で起業し、大きな成功を収めることは不可能なのです。
収益を与えてくれる顧客が存在し、税務や法務を支える士業のサポートがあり、何よりわかりあえる仲間が必要です。
起業をしたいと考えている人たちは、みな熱量を持ち、強い想いがあって挑戦しているのに、世間では“のけ者”にされたり、周囲から『絶対失敗する』、『やめた方がいい』と言われたりします。
挑戦する人にネガティブな意見を言う人が、必ず存在します。
例えば、地方の専門家には『もっとこうした方がいい』と一般論を言われ、尖ったビジネスもだんだん丸くなっていき、最終的には面白くないビジネスになっていくケースをたくさん見ました。結果、世の中に溢れかえっているビジネスモデルが出来上がります。
しかし、ベンチャーの本質はそういったものではなく、まだ空いてる領域や市場を狙い、誰も価値を見出していないものに新たな価値を見出し、挑戦していくことが非常に大切です。
・アイデアはないが、起業に興味がある。
・実現したい夢はあるが、どのように資金を集めればよいのかわからない。
・失敗のリスクが怖い。
・十分な収益が得られるのか不安
『一般社団法人ベンチャー投資育成研究会』では、様々な思いを持った起業家や起業家を目指す学生・若者、投資家の皆様が集まり、上下関係もなく、失敗や成功を共有し、お互いに高め合えるような起業家コミュニティ形成や勉強会の開催などを行っていきます。
ご支援の使い道
ベンチャー投資育成研究会は、皆さまからのご支援で成り立っています。これまでは、理事が個人のポケットマネーから資金を持ち寄りすべての費用を賄っていましたが、イベントの参加人数も増え、また静岡県内のみならず、全国各地でイベントが行われるようになりました。
今後は自主開催のイベントの継続、また全国各地の起業家イベントを応援するために、ボランティアとして運営してくれているオーガナイザーやコーチ、ジャッジの交通費、宿泊費、イベント参加者への食事提供のためのスポンサードを行いたいと思っています。
皆さまからのご寄付は、主にイベント参加者への食事の購入費とボランティアへの交通費、講師への謝金などとして使用させて頂きます。5,000円のご寄付を10名の方からいただければ、1回のイベント協賛の一部を賄うことができ、100名の方から寄付が集まれば、あなたのお住まいの町でも起業家体験イベントを開催することができます。