特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド

シングルマザーのセルフケアとつながりを応援する仲間になりませんか?

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サポーター
5
10%
目標人数 50
paid
支援総額
9,000円/月
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残り
5
2024年12月27日 23時59分 まで
NPO法人シングルマザーズシスターフッドは、シングルマザーの「心身の健康」と「つながり」を支援する団体です。 2020年の活動開始以来、全国44都道府県から参加した4000人以上のシングルマザーに「シングルマザーのセルフケア講座」をはじめとしたオンラインのプログラムを届けてきました。 ひとり親家庭の貧困が社会課題として注目を集めている今、私たちは、大事なことでありながら見過ごされているシングルマザーの「心身の健康」を支援する数少ない団体です。 子どもたちの健やかな育ちのために、母の健康は欠かせません。ひとりでも多くのシングルマザーとその子どもたちが、自分らしく生きられるよう、あなたの応援をお待ちしています!

1. シングルマザー支援の新たな視点

私たちシングルマザーズシスターフッドは、「シングルマザーの心身の健康を支援する団体です。こんなふうに、全国からシングルマザーが集まってストレッチと瞑想をする「シングルマザーのセルフケア講座」を週に3回、定期開催しています。

日本政府のひとり親家庭支援策には ①子育て・生活支援 ②就業支援 ③養育費確保支援 ④経済的支援 という4つの柱があります。残念ながら、このなかに「ひとり親の心身の健康」を支える支援策は含まれていません。

現代のシングルマザーが直面している「心身の健康の問題」や「社会的孤立」、これらの問題の解決は「自己責任」とされており、社会全体で支える体制がないとも言えます。

政府がまだ取り組んでいない、ひとり親の「心身の健康」と「社会的孤立」の問題を解決するべく、私たちはそこに光を当てて活動しています。

2. シングルマザーズシスターフッドに救われた母たちの声

3. 貧困は氷山の一角。シングルマザーの抱える様々な問題

ひとり親家庭の貧困は深刻な問題とされていますが、実際にはシングルマザーが抱える問題は貧困だけではありません。それは氷山の一角であり、その下にさまざまな問題が隠れています。

子育ての全責任をひとりで背負う重圧は、心身へ大きなストレスを与えます。ひとり親という立場への社会的な偏見・差別は、シングルマザーを孤独へと追いやります。

氷山の一角だけ見ていても、問題は解決しないのです。

4.「2人に1人が運動はほとんどしていない」「3人に1人が精神科に通院」

私たちは、「シングルマザーの心身の健康」の問題をより明らかにするために、2021年10月からトヨタ財団の研究助成を受け、研究者とともにに調査に取り組みました。その結果は論文発表だけでなく、『ひとり親けんこう白書』という冊子にまとめました。

この調査結果から、アンケートに答えたシングルマザーの「2人に1人がほとんど運動をしていない「3人に1人が精神科に通院している」という実態が明らかになりました。

身体の悩み

アンケートの自由記入欄への記入も非常に多く、「疲れやすさ」「体力低下」「肩・首こり」「腰痛」「更年期障害」などの悩みが寄せられました。

睡眠の悩み

多くの人が、複数の睡眠の悩みも抱えていました。17.4%の人は、悪夢で悩んでおり、強いストレスや不安との関連が推測されます。

メンタルヘルスの問題

ひとり親になる前からの葛藤や心的苦痛、ひとりで子育てすることへのプレッシャー、仕事と家庭の両立、経済問題、元パートナーとの関係、将来の不安など、の悩みも寄せられました。メンタルに影響する複数の問題を抱え、心身が固くこわばっている様子が伝わってきます。

シングルマザーとその子どもたちが健やかに自分らしく生きていくためには、「心身の健康」は避けては通れない課題なのです。

5. シングルマザーの心身の健康を支援する

私たちは、シングルマザーが自分自身の心身をケアする時間を持ち、セルフケアのスキルを身につけられるよう支援しています。

平日のランチタイムと土曜の早朝に週3回定期開催しているセルフケア講座には、自宅からオンラインで気軽に参加できます。

30分からはじめるセルフケアの習慣

1回の講座は30分。全身のストレッチと5分の瞑想で、体をほぐし、心を落ち着けます。この習慣を続けることで、呼吸の深さや体の違和感など、心身の変化に気づける感受性も高まります。

シングルマザーのセルフケア講座

自宅から気軽に

心身の不調が限界にくると、外出や通院も難しくなります。また、小さい子どもを抱えるシングルマザーにとって外出して運動する機会は限られています。

そんなときこそ、自宅から気軽に受講できるセルフケア講座は役に立ちます。

自宅から参加できるセルフケア講座を定期的に受けたことで、今の自分に本当に必要な支援につながる気力や体力を取り戻したという人もいました。

無料で参加できる

セルフケア講座は、居住地や経済状況に関係なく無料で参加することができます。忙しい日々を送るシングルマザーにとって、自分の心身のケアを後回しにせず、継続的にケアできる機会を提供しています。

仲間と一緒だから心もほぐれる

ストレッチと瞑想のあとは、参加者同士で体と心の状態をシェアしあいます。短い時間ですが、セルフケアを通じてシングルマザー同士が交流することで、孤立感も軽減されます。

参加者は、パートナーを亡くしたシングルマザー、非婚のシングルマザー、離婚を経験したシングルマザーや、離婚を控えたプレシングルマザーなど、バックグラウンドは様々です。お子さんの年齢層も、生後間もない赤ちゃんから高校生までと幅広く、多様なシングルマザーが全国から集まっています。

6. いつでも、気軽に参加できる場を守り続けるために

シングルマザーが心身の健康を維持するには、継続的なセルフケアが不可欠です。セルフケア講座に気軽に参加できる機会を、安定的に提供し続けていることが、私たちの支援活動の強みです。

この不安定な社会において、心身の健康に問題を抱えるシングルマザーはこれからも増えていくと予想されます。彼女たちにセルフケアの機会を届けるためには、団体の安定した運営と広報活動が欠かせません。

そのような充実した支援の基盤を作るために、皆さまの継続的なご寄付が役立ちます。

その基盤がシングルマザーの心身の健康の向上を支える力になります。

共感し、応援してくださる仲間の輪が広がることが、支援活動を続け、広げる力となります。

7.「セルフケア」と「つながり」その先に広がる未来

セルフケア講座で心身に向き合う基盤を築いたシングルマザーには、次のステージとして「学び」の機会を提供しています。

「人生を豊かにするためのライフスキル」「表現による自己の回復プログラム」「自分らしくはたらくを応援する就労支援プログラム」などのアドバンスプログラムを通じて、生きかたや価値観と向き合い、仲間とのつながりを深めます。そこで生まれるピアサポートは参加者にとって大きなエンパワメントとなります。

「今がよくなる」「未来がよくなる」「社会がよくなる」

「学び」のステージの次には「貢献」の機会を用意しています。

支援を受けるだけでなく、自らの力を発揮して誰かを助ける存在になる。そんなパラダイムシフトが、自立した生き方への第一歩となります。

2021年から年に2回開催しているエッセイ制作プログラムやファンドレイジングキャンペーン、就労支援プログラム、さらに2024年度にはナイキ・コミュニティ・インパクト・ファンドの助成を受けてシスターフッド・ランニングクラブを結成。「シングルマザーの心身の健康」をテーマに、支援の輪を広げています。

「セルフケア」「学び」を経て、「貢献」のステージへと進むシングルマザーは、自分らしくイキイキと人生を切り拓き、次世代のロールモデルとなります。

私たちは、心身の健康を土台とした「セルフケア」から始まるポジティブな循環を広げていきたいと願っています。

8. ご支援の使い道

シングルマザーズシスターフッドの活動は、皆さまからのご支援によって支えられています。

1,000円のマンスリーサポーター30人、3000円のマンスリーサポーター15人、5000円のマンスリーサポーター5人がそれぞれ1年間継続寄付をして下さった場合、シングルマザーのセルフケア講座を40回開催でき、400人のシングルマザーが、自分の心身をケアする時間を持てます。

これまでに全国44都道府県のシングルマザー3,500人以上が、セルフケア講座に参加し、自分の心身をケアしてきました。

9. 代表理事 吉岡マコからのメッセージ

産後ケアの活動(マドレボニータ)を1998年に立ち上げ、その代表を退くまでの22年間のほとんどの期間、私はシングルマザーとして子育てしてきました。産後ケアによって夫婦の危機が救われたと感謝される一方で、パートナーとの関係性の不健全さに早期に気づいてシングルになった人もいれば、気づいてもそこに留まらざるを得ない人も見てきました。私自身もひとり親として、心ない差別や偏見にも遭いましたが、それでも前を向いて生きてこれたのは、ロールモデルとなるシングルマザーの先輩たちの存在のおかげと、心身のセルフケアに取り組んできたからだと自負しています。2020年末に産後ケアのNPOを次世代に事業承継して新たに立ち上げたシングルマザーズシスターフッドは、子育て女性と22年間向き合ってきた経験と、自分自身のシングルマザーとしての経験がすべて詰まっています。26年前には存在していなかった「産後ケア」は今では当たり前のものになりました。2024年のいま存在していない「ひとり親の心身の健康の支援」が当たり前の世界になるよう、ぜひ皆さまのお力をお貸しください。

スタッフからのメッセージ

私は、つらくて1日中ほとんど寝ているような時期にシングルマザーのセルフケア講座に出会い、そこからアドバンスプログラムに進みました。ずっと「一人ではない、あなたは力を持っている」そんなメッセージを場や仲間から受け取り、エンパワーされてきました。今では、就労支援プログラムの担当をしています。
支援現場で出会うシングルマザーたちは、それぞれ困難を抱えながらも、多様で素晴らしい力と魅力を持っています。全国から集まる仲間の存在に安心し、互いにエンパワーする場に何度も出会いました。
誰もが自分の力を発揮したいと願っています。そのためには心と身体の健康が欠かせません。そして、それを支え、応援してくれる仲間の存在が必要です。この取り組みを継続して応援し、誰かの未来を明るくする仲間になってください☺ 就労支援プログラム担当 檸檬

私たちの支援活動は「自分らしく」生きること、その土台となるセルフケアを大切にしています。私も1受益者として本団体と出会うまで、シングルマザーへの偏見を内面化し、窮屈な思いをしていました。本団体の活動を通じて心身の健康を取り戻し、活動の担い手となれる仕組みがあったことで、今は、社会に貢献できる喜びを感じています。受益者が次の支援者になるという私たちの活動は、国内にもあまり例のない先進的なものです。ひとり親をはじめとした、すべての人の力と尊厳を大切にする社会を一緒に作りませんか? お待ちしています! 寄付月間キャンペーン2024プロジェクトマネージャー サチコ

マンスリーサポーターになると

マンスリーサポーターになっていただいたかたには、下記の4つをお届けします。

1. 【サポーター限定】ニュースレター

毎月2回、最新の活動報告やこぼれ話をニューズレターでお届けします。ここでしか読めない貴重なエピソードもたくさん!

2. 【会員番号入り】会員カード

サポーターの皆さまには永久ナンバーの会員番号が入ったメンバーズカードをお届けします!

3. オリジナルステッカー

私たちのキャッチフレーズ「人生が酸っぱいレモン(困難・試練)をよこしてきたら、それを美味しいレモネードに変えてしまおう」という英語の格言をあしらったオリジナルステッカーをお届けします。このステッカーを見るたびにポジティブな気持ちを思い出せます。

4. セルフケア講座紹介カード

名刺サイズのセルフケア講座の紹介カードを5枚お届けします。まずは身近なシングルマザーにぜひお渡しください。あなたもシングルマザーズシスターフッドのプチアンバサダーに。カードが足りなくなったら、必要部数を無料でお送りします。

団体情報
特定非営利活動法人シングルマザーズシスターフッド
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