認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・神奈川の活動
私たち認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本・神奈川は、知的障害のある人たち(以下、アスリート)に、年間を通じてオリンピック競技種目に準じた様々なスポーツトレーニングと競技の場所を神奈川県内で提供している国際的なスポーツ組織です。スペシャルオリンピックスは非営利活動で、運営はボランティアの善意の寄付によって行われています。アスリートの健康を増進し、自立と社会参加の促進を図ることを目的に活動を行っております。また、教育・文化プログラム及びレクリエーション活動や地域社会における知的障害理解促進を図る活動を通じ、多様な人々が互いに尊重しあい共に生きていく社会の実現に寄与する事を目的にしています。
活動の背景、社会課題について
知的障がいのある人々(以下、アスリートという)にとっても、年少期から継続的に体を動かすことは身体的・精神的な発達に良い影響を与えることが知られています。しかし、アスリートが一般のスポーツスクールに通った場合、中にはコーチの指示命令や注意が理解できず、皆と同じことが出来ないからと叱られることが多くなり自信を無くして続けられなくなるケースが散見されます。アスリートにとって、スポーツを行う環境は、決して恵まれているとは言えません。専用の会場があるわけでは無く、一般のグラウンドや体育館をやっと予約して使用できる状態です。アスリートがアスリートの個別状況に応じて、安心して活動できる状況を継続的に確保していくことが課題となっています。また、アスリートの特性を理解して支援するコーチやボランティアの不足もあります。一般の皆さまに、もっとアスリートに関心をもってご理解をして頂き、共に活動して頂ければと考えています。
活動内容の詳細、実績について
・スポーツに関する事業
(1)スポーツプログラムの実施
15競技を36会場において、年間を通して日常的にスポーツプログラムを開催。
(2)競技会の実施
神奈川地区大会の実施
(3)競技会への参加
夏季ワールドゲーム(ベルリン)への参加、冬季ナショナルゲーム(長野・北海道)への参加
(4)コーチクリニック・コーチ研修開催
(5)ユニファイド競技開催・その他
・広報、啓発、普及事業
(1)広報活動
①「かながわニュース」発行、②HP、SNS、メールマガジンの運営、③「神奈川写真展」の
継続開催、④ロゴマークの積極活用
(2)啓発・普及活動
BBQ、サマーキャンプ、Xmas会、インクルーシブイベント、SO活動紹介と人権について
研修・講演会を開催。
・チャリティ事業
(1)チャリティゴルフ大会などのチャリティイベントの開催。
代表者メッセージ
認定NPO法人スペシャルオリンピックス日本では、「Be with all」というスローガンを掲げ、多様な人々が、スペシャルオリンピックスの活動に関わっていく中で「みんなが輝き、誰ひとりも取り残されない社会」を目指して行きたいと考えています。この活動を継続していくためと、アスリートのスポーツ場所の安定的な提供を実現させるために、資金面でのご支援を必要としております。ぜひ、あなたのお力をお貸しください。どうぞよろしくお願い申し上げます。
寄付金の使い道について
1.スポーツを行うための用具やユニフォームの調達費として。
2.スポーツを行うグラウンド、体育館、スケートリンクの借用費として。
3.ボランティアへの謝礼やボランティアユニフォーム費として
4.運営管理のための諸経費として。