立花家史料館とは

立花家史料館は、福岡県柳川市にある国指定名勝「立花氏庭園」内にあり、公益財団法人立花財団が運営する博物館です。

立花家は、江戸時代を通じて柳川の地を治めていた大名家であり、初代藩主は、あの豊臣秀吉をして「九州の一物」と言わしめた立花宗茂です。

立花家の美術工芸品や古文書は、関ヶ原後の改易、明治維新、さらには第二次世界大戦といった数々の危機を幾度も乗り越え、立花家とそれを支える人々の手によって柳川の地で伝えられてきました。

立花家史料館は郷土の皆様を代表して、こうした歴史遺産を大切に管理・公開する役割を担っています。柳川藩主家時代、そして近代伯爵家時代にわたる立花家の美術工芸品を所蔵し、国宝１件、重要文化財３件を含む約３万点の歴史資料は、近世大名立花家の誕生から現在まで400年以上もの長い時間をかけて形成され、連綿と受け継がれてきた貴重な歴史史料です。

旧大名家が所蔵する美術工芸品の多くは、明治維新や第二次世界大戦後の混乱期に流失し、今日までまとまった形でコレクションが維持されている例はそれほど多くありません。現在まで伝えられている立花家の史料の質と量は、大名家・伯爵家の生活を物語る高いレベルにあり、数少ない例といえます。

個々の美術工芸品としての価値はもちろんのこと、それらが結びつくことで歴史のダイナミズムを再現できることが立花家伝来史料の最大の魅力といえます。

左上：金箔押桃形兜、右上：唐草葵紋婚礼調度、左下：有職雛、右下：金地三日月図軍扇

新型コロナウイルス感染症の影響をうけて

2020年、新型コロナウイルス感染症の流行により柳川市を訪れる国内・海外の観光客は激減し、入館者の大幅減少から立花家史料館の運営は窮地に陥いりました。

2020年12月にクラウドファンディングを行い、支援者の皆様からのあたたかいご支援とご声援をいただき、なんとか窮地を脱することができましたが、現在も入館者数はコロナ禍前には及ばず、大変厳しい運営状態が続いています。

これは、運営費の大部分を入館料収入によって賄っている立花家史料館にとって、存亡の危機を意味します。

立花家の重宝を、これからも郷土柳川の地で伝えていくため

立花家史料館は、福岡県柳川で400年以上受け継がれてきた柳川藩主立花家の伝来品を、大切に管理・公開してきました。文書、武具甲冑、茶道具、能道具、書画など。その数およそ3万点。

幾度もの危機を乗り越え、奇跡の400年の歴史を紡いだ立花家の重宝を、これからも郷土柳川の宝としてこの地で伝えていくため、どうか公益財団法人立花財団へみなさまのあたたかいご支援をお願いいたします。

寄付金の種類について

賛助会の都度寄付（1回のみの寄付）と継続寄付（毎年自動更新）をご用意しております。　　　　　　どちらも口数によってシルバー会員とゴールド会員がございます。　　　　　　　　　　　　　※法人会員様は3口以上から承ります。　

会員様のお名前は、公益財団法人立花財団のホームページと立花家史料館内の芳名板に掲載いたします。（匿名も可）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

賛助会員

立花家史料館の活動を応援する！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立花家史料館の保存調査展示公開活動を充実させ、さまざまなミュージアムプログラムを提供してまいります。

賛助会	都度寄付	継続寄付
申込	1回のみ	毎年自動更新
金額	1口　3,000円～	1口　3,000円～
会員期間	ご入会より1年間	ご入会より1年毎に更新

お寄せいただきました貴重な寄附金は、旧柳川藩主立花家に伝わる大名家資料及び近代伯爵家資料の調査研究、保存、収集、展示などの公益事業と運営管理のために大切に使わせていただきます。

｜個人でお申し込みの会員様｜

シルバーメンバーシップ（1〜2口まで）	ゴールドメンバーシップ（3口以上）
１．当財団のシルバーメンバーシップカードの発行と入会記念品をお送りします２．ミュージアムからのお知らせを送ります３．会員様限定の特別プログラムへの参加をご案内いたします	１．当財団のゴールドメンバーシップカードの発行と特別入会記念品をお送りします２．左記2〜3に加え、学芸員による解説をご用意いたします（要予約）

｜法人の会員様｜（3口以上）

当財団のゴールドメンバーシップカードの発行と特別入会記念品をお送りします
ミュージアムからのお知らせを送ります
会員様限定の特別プログラムへの参加をご案内いたします
学芸員による解説をご用意いたします（要予約）

寄附による税制上の優遇措置について

「公益財団法人立花財団」は、税制上の優遇措置の対象となる「特定公益増進法人」に指定されております。当財団へのご寄付は、税法上の優遇措置が適用され、所得税（個人）、法人税（法人）の控除が受けられます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（所得税法第78条に規定する特定寄附金、法人税法第37条第4項に規定する寄附金に該当）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当財団から発行する「領収書」は、税制上の優遇措置を受けるために確定申告時に必要な証明書となりますので、大切に保管してください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

※寄付金控除の内容は、下記のホームページをご参照ください。
公益社団法人等に寄付をしたとき（所得税）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　特定公益増進法人に対する寄付金（法人税）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※詳しくは、お近くの税務署またはお住まいの市区町村の税務相談窓口にご相談ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

※領収証は、会員カードと共に後日郵送にてお届けいたします。確認作業等により発送までに数日かかる場合がございますので、あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。

皆様のご理解、ご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。