「自分には関係ない」そう思っていた。

医療的ケアや、重い障害のある人々の前には、多くの「見えない線」が存在します。
海の中の写真を見ながら、「ダイビングに挑戦してみない?」そんな話をしたとき、ある男性は驚いて言いました。
「え?ダイビングなんて車椅子のぼくには関係ない世界だと思ってた」
危ないかもしれない。難しいかもしれない。できるわけない。そんな諦めの積み重ねが、いつの間にか「自分とは関係のないもの」を増やし、「やってみたい」という気持ちさえも生まれる前に消してしまっているのかもしれない。車椅子や障害の特性から、経験が少なく思い立ってもすぐできるわけじゃない。そんな彼らの何かを始めるきっかけになれたら・・・そんな想いでこのプロジェクトは始まり、今回で4回目を迎えました。
私たちについて
「すくすくハウス」は千葉県柏市で、
医療的ケアや重い障害あっても安心して育ち、暮せる社会
を目指して活動する、医療的ケア対応の複合施設です。
医療的ケア児や重い障害のある方々の居場所がない。そんな課題を解決するために「すくすくハウス」は設立されました。設立し安心して通える居場所ができた今、私たちが目指すのは、重い障害があっても、成長すること、大人になることが楽しみになる社会です。
医療的ケアがあっても、重い障害があっても、子どもたちが安心して育ち、やがて大人になり、働き、暮らしていくことにワクワクできる未来。その未来が「特別なもの」ではなく、地域の中で当たり前に選べる社会にしていくことを目指して、子どもから大人まで、一人ひとりの歩みに寄り添いながら、活動を続けています。
今回、このチャレンジに挑むのは「すくすくハウス」の就労支援事業所「ペジーブル高田」です。ペジーブル高田では、障害のある12名の皆さんがドリップコーヒーやマフィンを作ったり、併設のカフェでサポートを受けながら仕事をしています。
冒頭でお話した男性はペジーブル高田で働くメンバーの一人です。
ペジーブル高田で仕事を通して、様々な経験をし、自分にたくさんの可能性があることを知り、地域社会の一員として活躍することを願ってサポートしています。

一人ひとりの「小さなやってみたい」を育む
「ダイビングチャレンジ」けれども海に潜ることが本当の目的ではありません。
「自分にもできるかもしれない」と思い挑戦できる未来をつくる取り組です。
壁の向こうにあった、「関係がないとおもっていた世界」に飛び込んでいくこと。
そして、参加する彼ら自身が、
「どんなことをやってみたいのか」
「どんな一歩を踏み出したいのか」
このチャレンジの中で小さな目標を見つけて、その小さな階段を上がっていくことを目的にしています。
きっかけはダイビング。だけど
壁の向こうにあったことが「できる」に代わり「目標」になる。
次に何かに出会ったとき、「関係ない・・・」じゃない。
「やってみたい」と気持ちを伝えられる。
経験を重ねることが、これからの人生の中で楽しみを見つけながら、諦めず、壁を越えていく力になるのではないかと考えてこの取り組みを続けています。
また、この経験が車椅子や障害のある後輩たちに届き、
重い障害や医療的ケアがあっても、大人になることが楽しみになる。
そんな未来に繋がることを願っています。
代表メッセージ
この挑戦のはじまりは、
一枚の海の中の写真でした。
「きれいだね。」
「こんな景色を一緒に見てみたいね。」
そんな何気ない会話から、私たちは「障害があっても、人生にはわくわくがあっていい」という思いを強くしました。
医療的ケアや重い障害があると、「できない」「関係ない」と線が引かれがちです。
でも、見えない線を越えていく挑戦の中で、仲間たちは自分の意思を持ち始め、笑顔を増やし、生活の目線が変わっていきました。
だからこのチャレンジは、海へ潜る体験そのものではなく、人生の選択肢を広げ、「やってみたい」を育てる挑戦そのものです。
ダイビングを通じた人との出会い
また、人間関係も障害があるが故に、どうしても親や支援員などで固定化されてしまう傾向があります。だからこそ、このプロジェクトで出会う外部ボランティアの皆さんとの関わりは、とても大切な意味を持っています。
初めて出会う人と、同じ目標に向かって一緒に挑戦する経験。
その時間の中で、自分の気持ちを伝えたり、相手の想いを受け取ったりすることが、お互いにとって新しい経験を育んでいます。

プロジェクトはできるかどうかではなく、どうしたらできるかを一緒に考えること から始めます。本人と「すくすくハウス」の施設スタッフ、ダイビングを専門とするインストラクター、サポートボランティアがワンチームとなって、体制や行程を検討します。
「できる人だけが挑戦する」のではなく、挑戦できる環境をつくるための取り組みです。
また、このプロジェクトでは、普段関わっている施設スタッフではなく、チャレンジするメンバーが外部ボランティアとペアになって活動します。
日常の支援の中では、表情や仕草から気持ちを汲み取とるような関りも多くあります。
けれど、この挑戦の場では、あえて新しい関係性の中に身を置くことで、自分の気持ちや希望を、自分の言葉や方法で発信する機会と経験を育んでいます。
そして同時に、サポートする側にとっても、「支える」「助ける」という一方向の関係ではなく、
一人ひとりの想いや意思に向き合い、ともに考え、ともに挑戦する場となっています。
沖縄へ--更なる挑戦
冒頭でもお伝えしましたが、このチャレンジは今年で4回目となります。
最初は、千葉県柏市から近場の伊東の海へバスで出かけることから始まりました。
親元から離れて知らない場所に泊まること、水に入ることそのものが大きな一歩でした。
「海ってもしかしたら自由なのかもしれない。」
「もっと遠くに行ってみたい。もっと深く潜ってみたい。」
経験を重ねる中で、少しずつ自信をつけていく姿や、やってみたいが増えていく姿、また、事業所に後から入ってきた後輩を励ますように、「大丈夫だよ」と声をかける姿が見られるようになりました。この挑戦は、一人一人の経験の場ではなく、次の世代の仲間へ勇気をつなげていくものに育って行きました。
経験を糧に、伊東の海からさらにステップを広げ、沖縄の海へ挑戦します。

「もっとたくさんの魚を見てみたい。」
「もっと遠くに行ってみたい。」
伊東でのチャレンジを重ねるなかで全員の想いが一致しました。
だったら沖縄に挑戦してみよう!こうしてチャレンジが始まりました。
今まで以上に費用もかかる・・・。
ボランティアさんに来てもらうのもやっぱりハードルが高い・・・。
飛行機に乗れるのかな・・・。
たくさんの不安の声もあがりましたが、
「それでも行ってみたい。」
これまで、「やりたい!」の意思表示がなかなか出せかったみんなからの声。
この声をこのまま消したくない!
そこで資金面やサポート体制の課題をメンバーみんなで話し合い、このクラウドファインディングに挑戦することにしました。
寄付金の使い道について
このダイビングプロジェクトを、一度きりの体験ではなく、これからも続いていく取り組みにしていきたいと考えています。
しかし、医療的ケアや重い障害のある仲間たちが安全に挑戦するためには、医療的ケアや障害に対応できるスタッフ体制、サポートメンバーの配置、チームでの事前準備や連携体制づくりなど、通常のダイビング以上に準備とサポート体制が必要になります。
今回のクラウドファンディングでは、沖縄での挑戦に対して安全面とサポート体制を支えるための費用を集めたいと考えています。主に以下の用途に活用させていただきます。
・医療的ケアや障害に対応できるスタッフの配置
・ボランティアスタッフの宿泊費
・現地でのダイビングサポート費用
※チャレンジメンバー本人の旅費や宿泊費は、挑戦者自身でご負担いただいています。
挑戦を一部の特別な機会にするのではなく、これからも続き次の仲間たちへとつながっていく取り組みにするために、皆さまのご支援が大きな力になります。
皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

最後に
車椅子や人的サポートを必要とする彼らは、経験がなく、「やりたい」と言い出しにくい。そんな遠慮もありました。けれど、社会と繋がり、挑戦する経験は、本人の自信だけでなく、周囲の価値観も変えていきます。
「支援される側」ではなく、
「挑戦する一人の人」として社会に関わる経験は、
未来の選択肢を広げる力になり、社会を変える力にもなります。
この取り組みを更に広げて行き、障害の有無に関わらず、誰もが挑戦できる社会をつくる、小さくても大切な一歩に変えて行きたいと思っています。
私たちの冒険を共に支えていただけたら幸いです。


金額5,000円 |

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額50,000円 |

金額300,000円 | 在庫3 |

金額100,000円 |

金額500,000円 |

金額5,000円 |

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額50,000円 |

金額300,000円 | 在庫3 |

金額100,000円 |

金額500,000円 |



