ページをご覧いただきありがとうございます!子どもたちの理科実験授業の活動費のために、寄付を募っています。
特定非営利活動法人テクノメイトコープは、循環型社会システムを目指してさまざまな活動を行う、企業OBによる専門家のネットワークです。多様な分野のスペシャリストが集まり、中小企業向け技術支援・各種講演会・理科教育支援を行なっています。
テクノメイトコープ理事メンバー
皆さんは、「理科ばなれ」という言葉を聞いたことがありますか?
「理科ばなれ」は、理科に対する子どもたちの興味・関心・学力が低下していることをさす言葉です。多くの子どもたちが小学生のころから理科を「むずかしい」「つまらない」と感じ、意欲を無くしています。特に、小学校から中学校へ上がった際の理科ばなれが多く、小学6年生では「理科の勉強が好き」と答えた生徒が83.5%だったのに対し、中学校では62.9%まで低下しています(日本経済新聞,2018)。
しかし、小学校で楽しく学んでいた理科を、中学生になって嫌いになってしまうのはあまりに残念なことです。小学校のうちに理科の楽しさを知ってもらい、「なぜ?」「どうして?」と疑問に思う姿勢を身に付けることが大切です。
そこで私たちテクノメイトコープは、子どもたちに「理科ってたのしい!」と思い続けてもらうために、理科実験の出前授業を行なっています。
2018年度には、泉大津市の小学校にて、27クラス、延べ1,000人に対して理科の実験授業を実施しました。子どもたちは、みんな活き活きと実験に参加してくれ、その楽しそうな姿は、私たち教える側を感動させてしまうほどです。また、授業後に行なったアンケートでは、多くの子どもたちが理科が「大好き」または「好き」と回答しています。
小学校の先生からも、
「普段の授業では学ばない内容も学ぶことができた。」
「わかりやすい実験によって、子どもたちも科学のすごさを理解できた。」
「実際に研究者だった方の話はとても説得力があり、子どもたちも刺激を受けた。」
と好評をいただいております。
テクノメイトコープのメンバーは、関西の企業に勤務し、長年経験を積んだ技術者によって構成されています。企業での勤務を終えたわたしたちが現在日本の将来のためにすべきことは、自分たちが培った技術を活かし、子どもたちを立派に育成することだと考えています。
現在、世界では科学技術がこれまでにないほどのスピードで進歩し、それに伴って技術者の必要性も高まっています。
そんな中、このまま日本の子どもたちの「理科ばなれ」によって、日本の将来を担う研究者や技術者が生まれる可能性が潰れてしまうのはあまりに大きな損失です。
一人でも多くの子どもたちに理科の楽しさを知ってもらい、未来の技術者を育てることが急務であり、わたしたちの使命なのです。
▼小学校4年生に実施した「水のふしぎ」の授業風景。
▼小学校5年生に実施した「モータの回る原理を考えよう」の授業風景。
▼小学3年生に実施した「ゴムや風でものを動かそう」の授業風景。
◆理科教育部会長あいさつ
老後対策のために財テクが必要だと言われ、現役の時代から仕事の傍らこれに励んでいた人がいました。それは違うのではないかと私は思っていました。我々が老後のためにしなければならないことは「資源の少ない日本が今後先頭に立って世界を牽引して行くための立派な技術者を育成すること」であり、それは必須で急務であります。
そのためには小学校の頃に理科実験を通じて楽しさを実感し、絶えず疑問を持って物事に接する心構えを学ぶことです。我々はそのような気持ちで、現在小学校の理科実験授業に取り組んでおります。
この事業を効果あるものにするため、教育委員会のご協力を得て、教科書で学習した直後に、それぞれの学校に出向き、学校で学んだ単元の復習と発展を兼ねた実験を準備・持参し児童に楽しく体験してもらい、なぜかを見つけてもらう授業を展開しています。
我々はボランティアで活動していますが、教材開発費や活動費が不足しています。皆様のご理解を賜り、資金援助のご協力をお願いする次第でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
テクノメイトコープ 理科教育部会長 久保建二
◆理科実験受業講師陣
理科実験授業の講師陣です。
(左から)
久保さん(大阪府立大学高専 名誉教授)
江村さん(元ユニチカ)
上田さん(元新日本理化)
太田さん(元コニカミノルタ)
山本さん(元島津製作所)
(この他)
土居さん(元シャープ)
今後さらに充実した授業を行うため、新たな講師を募集しています。わたし達と一緒に子どもたちにワクワクを与えてみたいという方を、メンバー一同お待ちしております!
例えばこんな方をお待ちしています
◆子どもの頃に理科が好きだった方
◆自分の知識・経験を活かしたい方
◆子どもに教えるのが好きな方
※教育のご経験がなくても大歓迎です!活動地は大阪府内です。
これまでは、小学校の「学習指導要領」に合わせて、より理解を深めるための授業を実施してきました。
さらに、テクノメイトコープは、これからもっと時代に則り、ワクワクする授業をするために、今までの「学習指導要領」に沿った授業のみではなく、AI, IoT・ロボットなど新しい技術についても子どもたちに伝えていきたいと考えています。
さらに充実した授業をしていくために、みなさまのご協力が必要なのです。みなさまから頂戴したご寄付は、①教材費(教材開発費、教材消耗費)、②講師陣の活動費(交通費、人件費の一部)として活用させていただきます。
例えば、
・3000円のご寄付をいただくと、一回の理科実験授業の活動費(交通費等)となります。
・5000円のご寄付をいただくと、一回の理科実験授業の教材費用(消耗品等)となります。
・10000円のご寄付をいただくと、新しい理科教材の開発試作等の活動費となります。
子どもたちにワクワクを与えるため、私たちにお力を貸していただけませんか?
みなさまのご協力をお待ちしております!
なお、例年年明け1月から次年度新学期に向けて、新しい教材を試作開発を開始します。そのため、試作開発のための材料費等として、今年度中に30万円の寄付を集めることを目標としています。
また、ご寄付のお願いに併せて、私たちとともに活動してくださる方のお問い合わせもお待ちしております。新しい理科実験教材のアイデア等をお持ちの方、ぜひ我々と一緒に実験を行い、新しい実験教材を作り上げませんか?
ご参加のお問い合わせを、お待ちしております。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。