NPO法人国際交流の会とよなか(TIFA)は設立から35年。国際交流カフェ・サパナを開設して9年となります。この間、サパナを拠点に地域に住む外国人が日替り・国替りで母国の味をランチとして紹介する活動を続けてきました。皆様に愛され、活躍の場を求める外国人も増えてきましたが、建物の老朽化や夜間に使えないなど諸条件により思うように活動できません。そこで2Fの事務所共々、お隣の建物に引っ越すことになりました。
「世界と出会う空間(ところ)」のこれからの継続と発展のために、皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。
【最新情報】
*TNN豊中報道2にて、新装サパナをご紹介いただきました。ぜひご覧ください!
「TIFA(ティファ)カフェ サパナ」で日替わりランチを食べてきた
*新サパナの店舗工事&開店準備が着々と進んでいます! 進捗状況はカフェ・サパナのfacebookをご覧ください。
TIFA=Toyonaka International Friendship Association
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TIFAの前身は、地域住民と豊中市が共同で開催した「身近な国際交流」という10回連続講座でした。時は大阪万博の直後。日本にやってくる外国人が増え、国内でも外国に関心を持つ人が増えつつあった頃、多くの市民が参加しました。そして、その講座の修了後、30人が有志となり、TIFAを立ち上げたのです。設立以来、市民による身近な国際交流・国際協力を目的とし、外国人の受け入れや生活にまつわるあらゆる支援、国際理解のためのセミナーなど、幅広く活動を続けてきました。
1990年代に入り、行政でも多文化共生施策が進められましたが、TIFAは一貫して市民レベルで、地域の隣人として活動を続けてきました。在住外国人と市民有志が協力して立上げ、運営している「カフェ・サパナ」は、開設から9年を経て、地域に根差した国際交流の場、在住外国人の活躍の場となりました。
<TIFA創始者(現理事長)葛西芙紗さんのメッセージ> TIFAの目的は『多文化共生社会をめざして』ということですから、どんな国籍・文化だろうと関係なく、いま生きている場所でその人が豊かに生きられる、その人がいることでまわりがプラスになることはなんでもやってきました。『郷に入れば郷に従え』ではなく、彼ら・彼女らたちがいることでこの地域がもっと豊かになり、視野を広げられるようになればというのが願いです。
以前の事務所は住宅街のマンションの一室にありましたが、「みんなが気軽に交流できる拠点が欲しいね」ということで、9年前に豊中駅の近くの空き店舗を借りて「カフェ・サパナ」を開設し、その2階に事務所を置きました。店内を改修して厨房も作り、素人集団にとって何もかもが未知のチャレンジ! 以来9年間、山あり谷あり、多国籍チームで頑張って続けてきました。しかし、以下のような理由で、今の建物ではそろそろ限界に・・・
●建物の老朽化
現建物は木造の古い民家で、大雨の度に軒下や店内の一部で雨漏りします。また、地震や強風の時には建物全体が揺れて、怖~い(涙)
●活動時間の制約
今はお隣の民家と壁一枚でつながる長屋状態。日中の話し声はご容赦いただいていますが、夜間に賑やかに話したり、歌ったり音を鳴らすことはできません。せっかくの交流スペースがフル活用できず、経営面でもランチ営業だけでは採算がとれず、青息吐息の運営を続けてきました。
●事務所のスペース不足
カフェサパナの横の急な階段を上がった狭い和室にTIFAの事務所があります。そこは「事務所」兼「会議室」兼「倉庫」。ネパールグッズやバザー品が積まれていたり、会議のときには「密」になって、危ない~(汗) サパナ以外にも十以上の活動グループを抱えるNPOとしては、もう限界です。
初めて足を踏み入れた人が「秘密基地みたいですね・・・」と言うTIFA事務所を見たい方は、今のうちに(笑)
移転先の建物はスケルトン状態のため、内装を一から作らなければなりません。基本的な工事(床・壁・天井・配管など)は団体の資金で行いますが、より安全で使いやすく居心地のよいコミュニティースペースを作るために、ご支援をお願いいたします。
●働きやすいキッチンと、旅行気分を味わえるカフェスペースを
日替りで多国籍料理を作るサパナのキッチンは特殊です。例えば豆やスパイスだけでも何十種類。限られたスペースでの厨房の配置、食材や器具の保管、シェフやスタッフの動線などを、プロの力を借りて効率良く設計する必要があります。
そして何より、’’世界と出会う空間’’としてウキウキするような雰囲気にしたい!
「なかなか外国に行けないけど、ここに来たら世界旅行気分が味わえる(^-^)」と感じていただけるカフェにしたいのです。
●2階に「サパナ・サロン(仮称)」を作りたい
移転先の2階は今の事務所の1.5倍の広さがあります。大きな窓に面した明るいスペースに、いろんな国の人たちが出会い気軽に交流できるサロンを作りたいと考えています。世界の手作り品やフェアトレード商品を展示販売するコーナーもほしいな~ 夢は広がります♬
●ウイズ・コロナ時代を乗り切っていくために
テイクアウトのお弁当を充実させたり、換気や空調、パーテーションなど、お客様もスタッフも安心して過ごせる場所にするために、更なるご支援により設備をグレードアップしていきたいと思います。
★1万円以上のご寄付をいただいた方に「サパナ・ランチご招待券」をプレゼントします。
★SAPANA CRONICLE ~TIFAカフェ・サパナ 8年の軌跡~ PDFにてお読みいただけます。
<さいごに>
最後までお読みいただきありがとうございます。コロナ禍で世界中が予期せぬ変化を体験している今、TIFAもひとつの転換点を迎えています。今回の移転がプラスのエネルギーとなり、多文化を持つ人たちの活躍の場をさらに広げることができますように。 国境は閉ざされていても、心は世界の人たちとつながっていたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。(TIFA事務局長 筒井百合子)
▷新しいサパナに遊びに行ける日を心待ちにしています! これからも世界を旅できる場所、世界の人々が輝ける場所であり続けてくださいね!
▷お引越しお疲れさまです。 思うような活動ができなくて大変かと思いますが、 これから世の中の状況が落ち着いていき 少しずつ再開できることを願ってます。 皆さまお元気でがんばってください。
▷新しい場所へ移ると、さらに活動が広がりますね。カフェ・サパナのますますの発展と活躍を祈ります。
▷コロナ禍に負けず頑張ってくださーーい! 微力ながら応援しています♪
▷いつも美味しいランチをご馳走さまです。豊中の国際化を宜しくお願いします。
▷いい店にしてください、応援しています!
▷新しいサパナ楽しみにしてます!いまのサパナの設計をどうするかのお話に少し関わらせていただいたことを懐かしく思い出しました!素敵な空間になりますようお祈りします。
▷COVID-19が収まる気配が見られずベトナムから一時帰国できず10カ月が過ぎました・・・またサパナに行ける日を楽しみにしております。
▷新サパナのスタートが待ち遠しい~
▷遠くからですが応援したいです。素敵な活動、引き続き頑張ってください。
▷カフェサパナの新築を楽しみにしています。 この時期を健康に気を付けて乗り切ってください。
▷長年に渡り、多くの人のさまざまなニーズに応え、たくさんのアイデアを実現してこられたTIFAの活動は、本当に素晴らしいなあと、いつも尊敬の思いでいます。多くの困難を、ねばり強い試行錯誤や工夫で、皆の力を集めて乗り越えてこられたことと思います。移転によりまたきっと新しい発展があることでしょう。本当にささやかで微力ですが、応援、参加していきたいと思っています。
一年の終わりに、考えたいのは未来のこと。
もっと楽しい未来。もっと優しい未来。
もっと平和な未来。もっと多様性が認められる未来。
そんな未来を手にするために、あなたの気持ちを寄付にしよう。
寄付は意思、寄付は投資、寄付は応援、寄付は願い。
寄付で未来は変えられるのです。
だから、「Giving December」。
一年の終わりに、未来を考え寄付をする。そんな習慣を、はじめたいと思います。
欲しい未来を叶えてくれるさまざまな取り組みに、あなたの想いを託しましょう。
さあ、年の終わりに、新しい「寄付」がはじまります。
寄付月間とは
寄付月間(Giving December)は、NPO、大学、企業、行政などで寄付に係る主な関係者が幅広く集い、寄付が人々の幸せを生み出す社会をつくるために、12月1日から31日の間、協働で行う全国的なキャンペーンです。