一般財団法人東京サドベリースクール

東京サドベリースクールを「みんなが通い続けられる学校」に(都度応援ご寄付のお願い)

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東京サドベリースクールの存在意義は『自立する人と社会が育つ学校』です。生徒が自立して自分の人生を生き、他者と協力して共に生きていけるよう、様々な権利と責任を経験して、生徒が自分で自分を育てることをサポートしています。

私たちの願い

私たちは子ども達に、ひとりの人間として自分らしく、また社会に生きる市民として豊かに生きてほしいと願っています。

そのためには、個人としての「人格形成」と、社会の一員としての「市民教育」が必要です。

私たちは、『日本の子どもたちにサドベリー教育を届けたい!』という想いのもと、「子どもが自分を育てて自立し、また他者と生きる社会性を育む」全日制の学校(スクール)を、2009年に設立しました。

当校では、子ども達が、自由に伸び伸びと過ごせる中で、自分の興味や好きなことなどを探求しています。

また、生徒もススタッフと一緒にスクール運営に参加できます。ルールをつくり守ったり、経営を一緒に行うことで、自分たちの社会をより良いものにする権利と責任も経験しています。

話し合いで様々なことを解決し、新しいことを創造する

課題解決から価値創造へ

新しい教育、新しい学校というと、これまで日本では一般的な学校に合わなくなった子どもたちのための、居場所を提供する面がありました。もちろん、それらも重要なことだと思います。

ただ私たちは、1つの教育、1つの学校しかない社会から、子どもがそれぞれに合った教育や学校を選べるような社会にしていきたいと考えています。

それは、「課題解決」から、「価値創造」への転換でもあります。

私たちは、一般的な教育や学校を否定したいのではありません。ただ、サドベリー教育やサドベリースクールを選びたい子どもたちが、一般的な学校に「行けないからサドベリースクールに行く」というより、「行きたいからサドベリースクールに行く」という方が健康的だと思うのです。

つまり学校に行けない子のための「課題解決」から、子どもたちがもっと自由に自分の行きたい学校、教育、育ち方を選べる社会にする「価値創造」をしたいと考えています。

外で思いっきり身体を動かす

なぜ、皆さんの応援ご寄付が必要なのか?

しかしながら、サドベリースクールは日本の法律上、公的支援のない教育手法です。そのため、主に学費で運営しているのですが、実際にはギリギリ。


新しい進路に進む生徒が多い年には、生徒の新しい門出を応援しながらも、スクール財政が不安定になってしまう現実があります。生徒数の減少によっては、閉校となってしまいます。


①サドベリースクールには公的支援がない

公立学校はほぼ100%(※)、私立学校は約50%の税金による公的支援があります。しかしサドベリースクールは0%。理由は、学校法人にするとサドベリー教育ができなくなってしまうためです。保護者が税金を支払っていても、サドベリー教育を望む親子には支援がなく、学費負担が大きくなっています。行政に少しずつ働きかけを行っていますが、道はまだ遠く。その間に、子どもはどんどん大きくなっています。(※東京都公立小中高校生1名あたり100万円以上の税金が使われています(東京都))

 

②生徒の「好き!」を応援したい

当校は現在、特定のスポンサーや補助を受けておらず、生徒の学費により運営しております。そのため、主たる収益が学費のみとなっており、生徒の卒業等により、運営が不安定になってしまいます。
家庭というコミュニティーを一歩出たサドベリースクールという他人と過ごすもっと広いコミュニティーだからこそ学べるものがたくさんあります。
いつもいつまでも生徒達が自分を知り、他者と協力してコミュニティーを育んでいく力を養っていくために、今後も安心して通えるよう学費以外の財源が必要なのです。

 

③子どもの成長をサポートする人材のための財源不足

サドベリースクールで生徒のサポートとスクールの運営業務を行う大人をスタッフと呼んでいますが、肝心の教育者であるスタッフの給与も一般的な学校教員平均より低くなっています。きちんとスタッフも生活でき、自身の子どもも育てていけるような財政基盤が必要です。想いが最も大切ですが、想いだけで生活できないのもまた事実。スタッフが何年も在籍生徒の学びをサポートし、そして卒業生たちが嬉しい時や悩んでスクールに相談に来てくれたときに、いつでも迎えられるようにしていきたいと考えています。

 

また現在の学費設定は、公的支援がないなかで保護者負担を考え、スクールを経営していける最低限の設定としています。


日本で子どもが自由に教育を選べるための選択肢として根付かせていくためには、きちんとスクールの経営が安定し、財務状況が持続可能なものにならなくてはいけません。

小説を書くのが好きな生徒が、作家の吉本ばなな氏に作品のフィードバックをいただく

作曲好きな生徒がピアノのレッスンを受ける

大好きになった料理やお菓子作りをとことんした生徒が、地元で自分のお店を開く

持続可能なスクール環境維持のために、応援をお願い致します

私たちのスクールは、生徒が5歳(幼稚園年長)から18歳(高校3年生)まで、最長13年間じっくり自分を育てられる教育です。

子どもが育つことは、1日で終わるものではなく、まさに樹木のように毎日毎日、何年もかけてじっくり育っていくもの。そして1人の子どもが育つには、時間と共に、多くの人の手やエネルギー、そして、東京都公立小中高校生1名あたり100万円以上の税金が使われていると前述したように、ひとりの子どもが育つというのはお金も必要なことなのです。

 

皆さまの応援、ご支援が、生徒の毎日を支えてくださっています。引き続き、この学び舎に毎年生徒たちが安心して入学し、学び、巣立っていけるよう、どうぞ応援ご支援のほど宜しくお願いいたします。

今、必要なことをする

ありがとうございます!

このページに辿り着いてくださり、ありがとうございます。東京サドベリースクールファウンダーの杉山まさるです。

 

毎年生徒たちと接してきて思うことは、誰一人として同じ生徒はいないということです。

この当たり前のことを、社会が適切に支えられているかというと、まだそのような成熟した社会にはなっていません。

制度と共に、実際の現場が少なすぎるのです。

 

大人は仕事を選べます。でもなぜ、子どもたちは自分に合った教育、学校、そして育ち方を選べないのでしょうか。

その1つの解として、東京サドベリースクールというサドベリー教育の学校を仲間と一緒に始めました。2009年の設立時から今日に至るまで、必要としている子どもたちに届けばいいなと願って続けてまいりました。

 

皆さまの応援は、確実に生徒達に届いています。

例えば、作曲が好きな生徒は、同じように好きなゲームやアニメと掛け合わせて、将来ゲームやアニメの作曲をしたいと言っていました。そのためにはドラムも叩けるようになる必要があると考えた生徒は、スクールにプロを呼んでレッスンを受けたいと考えました。しかし、プライベートレッスンはお金がかかるもの。そこで相談を受けて、一緒に考えました。最終的には、レッスン費の半額分を本人が親御さんを説得し、また半額をスクールから教育支援として出してもらいたいと正式なミーティングで承認を受けていたのです。そのスクールからの費用というのは、生徒たちの学費と共に、皆さんのご寄付が合わさったものなのです。

 

また、ある生徒は料理が好きで、でも当時スクールには調理道具が全然ありませんでした。というのも、私たちは生徒にゼロから何とかする力をつけてもらいたく、あえて調理道具を揃えていなかったのです。そこでその生徒は考えました。原価の安いドーナツなどをたくさん作って、生徒や特に大人に売り出したのです。またご家庭で使っていない調理道具を譲ってもらえるよう働きかけたりもしていました。その結果、少しずつ調理道具がそろい始め、できる料理も増えていったのです。

 

なお、応援ご寄付が難しい学生や直接生徒を応援したい社会人の皆さんは、ボランティアスタッフとして生徒やスクールの応援をしてくださっています。

特に教育に関心がありやる気のある大学生の皆さんには、卒業論文や修士論文の研究テーマとして、また教育の経験を積む機会としてできる範囲で応援を循環させていただいています。その姿もまた生徒に届いているでしょう。

 

私たちは、大切にし続けたい価値観をまとめています。その中に、

『すべての人がより自立した人間に成長し、お互いに尊重し、応援し、感謝し合う場所を皆で創るチャレンジをし続けられることこそが、東京サドベリースクールの存在する意味である。』

という言葉があります。

 

皆さまからいただいた応援を、きっといつか生徒達が誰かを応援するロールモデルにし、尊重と応援と感謝が循環する社会になることを願っています。

ぜひ、生徒が『自分のことは自分で・皆のことは皆で』する豊かな人間に育つ学校、東京サドベリースクールへの応援をお願いいたします。

 

ファウンダー

杉山まさる

応援ご寄付の使い道

皆様からの応援ご寄付は、現在主にスクール運営継続のために使わせていただいております。

例えば、3,000円のご寄付を30名の方から、5,000円のご寄付を10名の方から、10,000円のご寄付を6名の方から、25,000円のご寄付を4名の方から、50,000円のご寄付を1名の方からいただければ、皆さまのお気持ちが集まって校舎の賃料をまかなえることができ、生徒たちが安心して楽しくスクール活動時間を過ごすことができるようになります。

生徒達は、今の校舎が大好きなのです!

 

また将来的には、日本の大学や欧米の学校のように、基金による運用などで生徒に奨学金を給付するなど、生徒を直接支援できる可能性も探っていければと考えています。

いつも応援していただいている皆さまへ

最後となりましたが、いつも応援してくださっている皆さま、本当にありがとうございます!

保護者の方で、通われていたお子さんが当校を巣立つ際に、「お世話になったので」とご寄付いただくことがあります。

また毎月応援ご寄付をお振り込みしてくださる方もいらっしゃいます。

お会いしたことのない方で、匿名で応援ご寄付をしてくださる方もいらっしゃいます。

これまで応援ご寄付いただいた皆さまは、主婦から経営者の方、フリーランス、学生さんまで様々な方がいらっしゃいました。

沢山の方の応援をいただき、2009年から続けてこれています。

本当にありがとうございます!

 

ぜひ、今後とも、東京サドベリースクールの生徒、スタッフの応援をいただければ幸いです。

今後スクールのイベントなど、ベストなタイミングでお会いできますこと、楽しみにしております!

団体情報
一般財団法人東京サドベリースクール
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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