栃木県若年者支援機構
一般社団法人

【こども支援/春の寄付キャンペーン2025】食・学び・遊び・交流の場をあらゆる状況下で生きる子どもたちに届け続ける

支援総額
136,000
13%
目標金額 1,000,000
サポーター
10
終了しました
2025年04月30日 23時59分 まで
キッズハウス・いろどり及びキッズハウス・はなびの活動に関心をお寄せいただきありがとうございます。 すべての子どもが自分自身や家庭を「”普通”と違う」と否定することなく、社会から見捨てられていると感じたまま大人になることなく、子ども時代の今を笑顔で、周りからの愛情を十二分に感じながら成長していってもらいたい、と願い、こども支援総合拠点を開所して7年になります。  その中でもすべての活動で大切にしてきた『食支援』。当事業部の基盤となる昭和こども食堂の活動は、まもなく10年目に突入します。昭和こども食堂で出会い、食で繋がり、見守り続けてきた中学生たちは、今年成人式を迎え、「私も誰かの為に頑張ってみたい」と、ボランティアとして再びここに来ることを自分で決めました。「中学の時、たくさん話しを聞いてくれた。」、「公園で一緒に遊んでくれた」自分がしてもらったように、小さい子たちと目線を合わせ、一人でいる子に声を掛け、全力で遊んでくれています。 これまで多くのボランティアの皆様、支援者の皆様から頂いた温もりをしっかり受け止め、その温もりは循環し始めています。  今もなお、根深く、時間が経てば経つほど複雑する日本の子どもの貧困問題に対し、2025年も引き続き皆様と共に【温かく、力強く】活動していくために、ご支援ご協力を何卒よろしくお願いいたします。
2025-04-25 20:24
【学びを支える】いろどり寺子屋
「食べる・遊ぶ」が活動の大半を占めるキッズハウス。毎週月曜日に運営している個別対応型の『いろどり寺子屋』は利用人数は少ないものの、一人一人にしっかり寄り添う大切な活動になっています✎ 利用の背景は様々ですが、多くの子どもたちが悩んだり、俯いたり、自分に自信を無くしかけながら、利用をスタートします。揺れ動く気持ちにまずはしっかりと寄り添いながら、学ぶ楽しさを知ってもらいたい。その子に合った環境があれば、自分でも気づかなかった力を発揮できることもある☆勉強がすべてじゃないけれど、みんなと同じようにできなくても、自分のペースで学ぶことを楽しんでほしい☺心からそう願っています。

昨年度は1年間、勉強するためにいろどりを利用し続けた中学生がいました。

2階に学習室を設けたり、時間帯を変えて寺子屋を運営しているものの、1階で楽しそうに遊ぶ声が聞こえたり、塾や学習支援教室のように、周りに同じように勉強に励む人がいない完全個別対応型の場合、大人でもモチベーションは下がりそうなものです。。。

実際、これまでも学習を目的にいろどりを利用し始めても、勉強をやらなくなる子はたくさんいました。

しかし、自分で決めた目標があったり、毎日コツコツ頑張る子どもの姿は、周りの大人を動かす力さえあることを、昨年1年間は寺子屋を利用する子どもたちから教えてもらいました


まずは週1回、利用を継続することが最初のハードルです✊

【利用者の声】寺子屋利用の経緯とその時の気持ち

Aさん:「学校の先生から ”いろどりで勉強してみたら?" とアドバイスを受けました。」
行ってみようという前向きな気持ち」で、保護者から連絡を入れてもらいました。

(学校の先生が勧めて下さったとは、知りませんでした💡✨!!やっぱり、いろんな方にいろどりの活動を知ってもらうことは、大切ですね☺)

Bくん:最初は居場所で宿題をしていたけど、低学年の子が自分より早く「宿題が終わった!」と遊び始められるとそっちが気になったり、「なんで自分ばっかり…」って涙が出てきたり。

学年が上がるごとに宿題の量が増えて、ついに夏休みの宿題が終わらなかった。。。
「寺子屋を利用してみない?」と言われ、「もっと頑張りたい」と自分の気持ちを伝えました。


「1年間、続けられたのはなんで?」

基本的には学習支援経験のあるスタッフたちがサポートをしますが、宿題などはその日来てくれた高校生などのボランティアさんにも見てもらうことがあります。
教え方も人それぞれ、勉強方法も人それぞれ。

それにいろどりに来たら、勉強だけして帰るより、いろんな人との交流の時間にもなれば、来たくなる理由も増えるかも?(^^)/✨週に1度の時間が、もっと豊かなものになるかも?🍀

直接教えている人だけじゃない。いろどりのみんなで応援していることを感じてもらえたら☆彡と思っています☺


寺子屋の思い出を教えて☆

Cくん:『受験勉強はここでしかしていない。夏休みの宿題も家ではできないから、必ずここに持ってきてやっていた。見てくれたスタッフさんは今でも恩人です✨』

Dさん:『勉強以外にもいろんな話ができたのがうれしかったです。週末には田植えや稲刈りにも参加したり、「編みぐるみを作りたい」と相談したら、作り方調べて教えてくれました。』

学習支援で最も大切なことは、子どもが「分からない」と言える関係を築くことだと思っています。
普段から他愛無い会話を積み重ね、その子のことをよく知ることを大切にしています🍀

「中1の頃から、もっと早く、知りたかった。」は、私たちにとっては誉め言葉♡
出会えたところからの時間
を大切にしていくしかありません☺✨


最後に、1年間寺子屋を利用し続け、見事志望校合格を手にした中学生から、今の中学生に一言もらいました☆

続けていれば、身に着くよ

本当に一言だけど、言葉に重みがありますね🌸

何か一つのことを続けるということは実はとても難しいことだと思います。
しんどい時や「まぁいっか」と思う時もあるかもしれないけれど、1回1回自分で選択し、1回1回自分が行動しなければいけない

その大変さを乗り越え、毎週勉強するために自分でいろどりまで来る子どもたちを見るたびに、本当にすごいな…と思わされます✨

子どもたちの「学びたい」を支えたい。

家庭の事情や苦手なことで、子どもが将来の希望を持つことを諦めてしまわないように。
俯いたまま成長していくことがないように。

まだまだたくさんの大人の応援が子どもたちには必要です。そして私たちも、学びに苦しさを抱える子どもたちの力になりたいといつも願っています☆

包括的に子どもたちを支えていけるよう、今後とも温かいご支援の程何卒よろしくお願い申し上げます。

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