震災を伝える上映会~あの日を忘れない~
世界防災フォーラムでは震災にちなんだ映画を2本、「生きる」、「ただいま、つなかん」を上映します。
ーあらすじー
「生きる」
東日本大震災の際、宮城県石巻市の大川小学校では多くの児童と教員が津波の犠牲になった。
防災無線の情報やスクールバスがあったにも関わらず発生した惨事の理由を問う親たちに、行政の対応は納得のいくものではなかった。 親たちは市と県を相手に裁判を起こした。
「ただいま、つなかん」
仙台市唐桑半島にある民宿の女将を10年以上にわたり取材したテレビ報道発のドキュメンタリー。東日本大震災当時、自宅を学生ボランティアの拠点として開放した菅野夫妻は、その場所を民宿として開業した。
プロジェクトの概要
3月7日~9日に開催する世界防災フォーラム2025の2日目の3月8日(土)に催す『震災を伝える上映会~あの日を忘れない~』の前売りチケット販売になります。
団体の活動内容
世界防災フォーラムは、東日本大震災を経験した東北の地で、災害で悲しむ人々をこれ以上増やしたくないという願いを込めて始まりました。
2015年、仙台にて開催された第3回国連防災世界会議で、防災に関わる取り組みの指針である仙台防災枠組が策定されました。仙台防災枠組では、防災投資の重要性や、「より良い復興」などの日本の推進する考え方も多く取り入れられています。今後、仙台防災枠組の実施を推進することは、防災分野で世界をリードしてきた日本にとっての責務と言えるでしょう。さらに2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災から復興への過程における日本・東北の活動は、世界から大きな関心が寄せられています。
一方、これまで、防災に関する国際会議は、国連が主体のもの、学術的な会議など世界各地で多様なイベントが実施されていますが、災害による被害を減らす具体的な解決策に着目、情報共有し、議論を行うことができる国際的な「場」はありませんでした。
そこで、災害リスク削減の解決策を、国内外、産官学民さまざまな立場から提案し、互いに学びあい、新たな価値を創造し、仙台防災枠組みを推進していく「場」をこの仙台の地に立ち上げることにしました。それが「世界防災フォーラム」です。
世界防災フォーラム事業内容:
世界中の多くの防災関係者、専門家、市民、学生、企業などが多様な方々が集まり、自由闊達に議論する市民参加型の国際フォーラムの企画・運営をしています。
収益の使い道
上映会の会場費、人件費、上映素材のレンタル料等
寄付の利用用途:世界防災フォーラム事務局の運営費等