活動・団体の紹介
wellness研究会OKINAWAは医療従事者による医学情報の発信と、沖縄県の児童養護施設のお子様の自立支援をサポートする活動を行っております。
活動の背景、社会課題について
沖縄県内の児童養護施設は、離島を含め8施設。入所の主な理由は、DVによるものです。成長過程において、望ましい育児環境になかった子供たちは、成長にバラツキがあったり、また、DVの経験などから、心とからだのサポートが必要なお子さんも少なくありません。
活動内容の詳細、実績について
wellness研究会OKINAWAは、2021年から児童養護施設のこどもたちの心と身体の成長を助ける様々な活動を提供してきました。
【2021年】 退所児童自立支援金の寄付と入所児童1年分の歯ブラシ寄付
〈派遣スタッフ〉作業療法士、看護師、歯科衛生士
【2022年】ポスター展開催、クラシックコンサートとトーク会にて社会的アボドカシーの役割を実行、自立支援金寄付
〈派遣・協力スタッフ〉医師、看護師、作業療法士、歯科衛生士
【2023年】山のぼり体験、屋外調理活動、バレンタインお菓子作り、絵本寄贈
〈派遣・協力スタッフ〉医師(山岳医)、看護師、作業療法士、理学療法士、歯科衛生士
【2024年】山のぼり体験、外食体験、夏休みスライム作り教室、出張ユースクリニック開催(産婦人科による健康サポート)、クリスマスコンサート鑑賞、バレンタインお菓子作り
〈派遣・協力スタッフ〉医師(山岳医、婦人科医)、作業療法士、理学療法士、学習支援者
研究会の活動詳細は、下記サイトからもご覧いただけます。
代表者メッセージ
Wellenessこどもサポート基金へのご関心をお寄せいただき、ありがとうございます。基金創立のきっかけは、Wellness研究会OKINAWAでサポートしていたお子様方が18歳を迎え、退所した後に就労が続かなかったり、進学しても退学するケースがあると知った事です。社会に出て困難を乗り越えていく時に大切なのは、自己肯定感(ありのままの自分を肯定する感覚)や自己効力感 (自分ならできると思える認知状態)だと言われています。
また、自己効力感を育むためには、小さな成功体験を積むこと、失敗も学びの機会、と知ることが重要とされています。
一方、施設では、料理や屋外での遊びなど、家庭では当たり前の経験が、安全管理や人員配置上、十分提供できない「経験格差」が存在します。
そんな「経験格差」を減らし、自己効力感を育む機会を増やしたい、このような想いから当基金はスタートしました。 ぜひ、こどもたちのサポートのための“共助”の輪に加わって頂けますと幸いです。みなさまからの あたたかいお力添えをお待ちしています。
Wellness研究会OKINAWA 代表理事 長嶺ふじ子 (ステラヘルスジャパン株式会社代表取締役)
寄付金の使い道について
月々500円の寄付で、児童施設内で行う創作活動や、調理活動、学習サポート、こころのサポートのためのアート活動に必要な備品・材料費として役立てます。
月々1000円の寄付で、山登りや買い物体験など、屋外活動の実施や、スタッフ派遣など、施設外の活動で、社会性を育み、生活力を身に付けるための活動に役立てます。
月々2000円の寄付で、医師や相談員、医療従事者など、心や身体の専門家派遣、また、日々の学習や進学に必要な学習支援者派遣に役立てます。
みなさまからのあたたかいサポートをお待ちしております。