ワールズ・ミート・ジャパン
一般社団法人

【はこだて国際民俗芸術祭】第999回の開催を目指して。ハートを突き動かすご寄付をお願いします!

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2008年の初回から、第999回(3006年)を目指して。はこだて国際民俗芸術祭は、市民一人ひとりの協賛と誇りによって支えられています。このプロジェクトでは、皆さまから誇り高きご寄付をお願いしています。第018回(2025年)の開催テーマは「ハート」。主催は一般社団法人ワールズ・ミート・ジャパン。公益を目的とした事業を行う非営利型の法人です。国際・地域的な社会教育およびまちづくりの活動を推進しています。

元町公園で、「世界」に出会う

Every August. For 30,000 People. Worlds Meet in Japan.

はこだて国際民俗芸術祭は、日本を代表する夏の大型フェスティバルです。世界の民俗芸術団体(アーティスト)が長期にわたって函館に滞在し、元町公園を中心に野外ステージや体験型講習(ワークショップ)、巡回型公演(アウトリーチ)などを行います。

「ワールズ」は複数形です。ここでいう「世界」とは単に国境のことだけではなく、異なる慣習が出会うことによって生じる摩擦や発見。あるいは科学や芸術といった異分野のことを指しています。芸術祭は「100プロジェクト」すなわち将来的に100か国地域の参加を目指しています。

世界の料理や雑貨が元町公園に集まる「もぐもぐフェスティバル」を同時に開催しています。

初回芸術祭(2008年)元町公園野外ステージ
第002回芸術祭(2009年)ワークショップ
第006回芸術祭(2013年)アウトリーチ
もぐもぐフェスティバル(2016年)

「地球市民」の歌が聞こえる

Feel the rhythms of the Earth

世界に目を向ければ、このような芸術祭はフランスやブラジルなど主に欧州や南米で盛んに行われています。芸術祭は視察に行った中で「IFF」と「ウォーマデレイド」の影響を受けています。

IFFとはクロアチアの首都ザグレブで行われている「インターナショナル・フォルクローレ・フェスティバル」のことです。出演するアーティストは自費でこのフェスティバルに集まります。主催者であるザグレブ・コンサート・マネージメントの主な役割は、市の象徴であるイェラチッチ広場に野外ステージを用意することやアーティストの滞在費を捻出することです。

ウォーマデレイドは南オーストラリア州の州都アデレードで行われている野外イベントです。熱帯植物園を会場に大小織り交ぜたステージ、ビジュアルアート、大道芸が現れ、フードコート、キッズコーナー、車いす用の特等席が揃います。アデレードの夏にあたる3月はウォーマデレイドに加え「フリンジ」や「フェスティバル」が行われます。こうして観光客に対して「フェスティバルシティ・アデレード」を売り込んでいます。

芸術祭はこうした先人たちの努力に着想を得て活動を続けています。

IFF(2009年)会場の様子
ウォーマデレイド(2008年)会場の様子

過去を知る窓、未来への扉

The “Long Now Concerts” in Hakodate, Japan

芸術祭のテーマは「ロングナウ・ビッグヒア」。これは社会学者のエリス・ボールディングが1978年に考案した概念で、現在ロングナウ財団が提唱しています。彼らは長期的かつ広い視野による実践的な活動を行っています。例えば「1万年時計」のユニークな取り組みは、アマゾン創始者のジェフ・ベゾスが資金援助したことでも知られています。

芸術祭はロングナウの考え方を尊重して活動に取り入れています。例えば、第002回芸術祭(2009年)では函館開港150周年記念事業において特別企画を行い、150年の歴史を振り返るとともに150年先に対する責任について考えて行動しました。最近は第017回芸術祭(2024年)で元町公園内にある「旧開拓使函館支庁書籍庫」の公開展示を行い、来場者に向けて拡張現実(AR)を使った新しい魅せ方を提案するなどしました。

音楽や舞踊を通じて過去を知ること。そして未来に対して責任をもつことを重んじています。

第009回芸術祭(2016年)アトラスステージ

人生を変える経験

LIFE-CHANGING “Worlds Meet”!

華やかなステージを観て楽しむだけなら、芸術祭はありきたりのイベントということになります。芸術祭を最も楽しむ方法はスタッフになることです。芸術祭のスタッフになることで、人生を変える経験ができます。

芸術祭はスタッフミーティグを定期的に開催し、それぞれの体験や知恵を共有しながら技能の向上を図っています。これまで接点がなかった人々が出会い、課題に直面し、様々な考え方を学びます。函館に次々と到着するアーティストを迎え入れ、彼らとともに過ごす体験はいつまでも忘れられないものです。芸術祭は青少年に対する社会教育の役割も果たしているといえます。

第017回芸術祭(2024年)スタッフミーティング

スポンサーパス

Sponsor Pass

芸術祭は市民一人ひとりのスポンサー、市民スポンサーによって成り立っています。元町公園会場に必要な「スポンサーパス(スポパス)」を買うことで、芸術祭に対する協賛と誇りを表しています。ところで、芸術祭は2016年に北海道新聞社から第8回「地域げんき大賞」を受賞しました。元気で明るい地域づくりを応援する賞です。この受賞をきっかけに無料で来場できる年齢を高校生まで引き上げ、対象者にはスポパスに代えて「げんきパス」をお渡ししています。

これからも一部の年齢層や家族連れ、次世代に負担が偏らないような方法で、独立・安定した財源の確保を目指します。

第017回芸術祭(2024年)スタッフによるパス購入の呼びかけ

寄付金の使い道について

  1. アーティストの受入 滞在中の食事、移動および宿泊にかかる経費
  2. ステージの設営 ステージおよび関連する機材、発電機の借上にかかる経費
  3. 会場の設営 会場内設備の借上、看板設置等にかかる経費

なお、このページによるご寄付にはいわゆる「リターン」がありません。スポパスの購入やパンフレット等に関する広告協賛につきましては、公式ウェブサイトをご覧ください。個人法人いずれのご寄付も申し受けますが、税制上の優遇措置の対象になりませんのでご了承ください。

このたびは数あるイベント・フェスティバルから芸術祭に関心をお寄せいただき誠にありがとうございます。第999回の開催を目指して。皆さまのご寄付を賜りますようお願い申し上げます。

第017回芸術祭(2024年)ブンダステージ前
第017回芸術祭(2024年)ユードラステージ

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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