カンボジアの子供たちが安心してサッカーを楽しめるグラウンドを作ります！

今回の渡航では、タミン小にて第一回・第二回サッカー練習会を開催しました。 第一回は5・6年生30人、第二回は4・5年生30人を対象に小一時間ほど行いました。 練習メニューはパス、ドリブル、シュートなど基礎的なものを行い、子供たちと将来的に創設されるクラブの練習イメージを共有しました。今回の練習メニューはわれわれが事前に考えたものを行いましたが、ゆくゆくはコーチをお願いする予定であるチェシム大学サッカー部の方々にお願いしていくことも視野に入れています。 子どもたちのサッカーに対する熱量は非常に高く、用具だけでなく、きれいなグラウンドを提供することで、さらにサッカーが上達し、プレーの幅も広がり、もっとサッカーを好きになることが期待できます。 画像は第一回練習会を開催した時の集合写真になります。

現在のタミン小のグラウンドの状態について報告します。この時期には雨季の影響で夕方になるとほぼ毎日土砂降りの雨が降ってしまい、グラウンドにも大きな水たまり（アヒルが泳いでました）ができてしまいます。また、一見水たまりがないような場所でも踏み込むと雨水があふれてくるような状態です。加えて、牛がグラウンドに侵入してくるため大きなへこみができてしまいます。 グラウンド修繕について、現地企業であるKHJ様との話し合いを行いました。修繕費や工事期間などについて確認を行い、小学校の先生方とも来年３月完成目標とすることで合意しました。具体的には、現在、周りよりも低い位置にあるグラウンドに土を盛り、レンガを用いて排水経路を確保する予定です。

9月1日から８日にかけて現地に赴き、今回の支援先であるタミン小にも訪れました。今回の渡航ではサッカー練習会やグラウンドの視察、先生・現地企業の方との意見交換、子どもたちとの交流などを行いました。雨季の影響もあり、夕方になるとスコールに見舞われることもありましたが、事前に予定していたスケジュールをすべて無事に終えることができました。それぞれの詳しい活動報告も随時行っていきます。