山と自然をテーマにしたミニ映画祭「山の恵みの映画たち2024」を成功させたい！

特集上映企画「山の恵みの映画たち2024」を山形市で開催！

山形国際ドキュメンタリー映画祭は、2年に一度、山形市で開催している映画祭です。コンペティション2部門のほかユニークな特集プログラムを企画し、平均約150作品を8日間で上映しています。

その映画祭のない年に、私たちは、本番の映画祭とはまた違った形で市民の方々に映画の楽しみ方を提案する上映会を行なっています。この映画の街で暮らす楽しみを共有したい。そしてまた、山形ならではの視点から一つのテーマを掘り下げることで、ますます複雑化するこの現代社会のあり方を見つめる、そんな場を日頃から生み出していきたいと願い、活動しています。
高い評価をいただいている国際映画祭を運営する一方で、私たちは地元山形で、この土地と映画との長く続く草の根の関係性を大切にし、市民皆様に、より身近に映画に親しんでいただく機会を模索してきました。

山形国際ドキュメンタリー映画祭では、毎回多くの市民の方々がボランティアとして運営をサポートしてくださいます。映画の街やまがたを支える立役者たるそうしたボランティアの方々には山や自然が好きという方が多く、その皆さんと話す中で聞こえてきたのは、自然の大切さや奥深さを感じられる映画をもっとたくさん見てみたい、という声でした。

「そうか、山に囲まれた山形で取り上げるのにふさわしいテーマは、山や自然と人との結びつきではないか…。」

「山の恵みの映画たち」のアイディアが生まれたのは、まさに山と映画を愛する市民の方々とのふれあいの中でした。「自然とは一体なんだろう」「人はそこにどう関わり、どう生きてきたのか」「そこには様々な歴史や文化や生きる知恵があったのではないか」…。そうした問いについて考えるきっかけとして「山の恵みの映画たち」という上映企画が生まれました。

活動内容

「山の恵みの映画たち」は、市民メンバーによる「山の恵みの映画たち上映実行委員会」と認定NPO法人 山形国際ドキュメンタリー映画祭との共催企画です。

11月に予定している「山の恵みの映画たち2024」の開催の周知のために、今年4月から、山形県内各所でプレイベントとして上映会を開催してきました。
第1弾 4/28開催　『瀧山信仰　中沢新一 消えた巨大霊場を歩く』
第2弾 6/30開催　『満山紅柿　上山 ― 柿と人とのゆきかい』
第3弾 9/15開催予定　『あたらしい野生の地　リワイルディング』

これらのプレイベントでは、11月の上映会について告知しながら、カンパ募集も行なうことで本番の開催費用を集めてきました。

また、上映実行委員会のメンバーは何度も会議や試写を重ねて、上映作品の選定やチケット・チラシ・ポスターの制作を自らの手で行ない、下記の6作品を上映作品として選びました。

『ある一生』監督：ハンス・シュタインビッヒラー／ドイツ、オーストリア／2023／115分

『越後奥三面　山に生かされた日々』（デジタル・リマスター版）』監督：姫田忠義／日本／1984／145分

『おばあちゃんの家（デジタル・リマスター版）』監督：イ・ジョンヒャン／韓国／2002／87分

『銀嶺の果て』監督：谷口千吉／日本／1947／88分

『人生クライマー　山野井泰史と垂直の世界 完全版』監督：武石浩明／語り：岡田准一／製作：TBSテレビ／日本／2022／109分

『ミルクの中のイワナ』監督：坂本麻人／日本／2024／70分

現在は、上映スケジュールの検討やトークゲストの出演交渉を行なっています。
また関連企画として、上映委員会メンバーそれぞれの興味や強みを活かした展示やイベントができないかと日々検討しています。山や河、またそこに生きる生き物の写真展、アート制作のワークショップ、山や自然に関する書籍や写真集の古本市など、様々な楽しい企画を検討しています。

前売券、絶賛発売中！

お買い求め時期が早いほどお得になるチケットを絶賛発売中です。詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.yidff.jp/news/24/24...
なお、②または④の招待券付きコースをお選びいただいた方は、この上映会でもご利用いただけます。

寄付金の使い道について

このイベントでは作品上映とそれにまつわるゲストトークの開催に、約140万円の経費が必要となります。

＜具体的な内訳＞
運営費（会場使用料、人件費など）　650,000円
上映作品借上料　450,000円
ゲスト招聘費用　150,000円
広告宣伝費用　100,000円
その他、諸経費（決済手数料、返礼品郵送料など）　50,000円

皆さまからいただくご支援金は、これらの費用の一部として、充てさせていただきます。
何卒ご支援ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。