2024年9月21日、線状降水帯による記録的な大雨が能登半島に甚大な被害をもたらしました。2024年元日に発生した能登半島地震による復興も道半ば、2024年1月後半から6月末までYMCAが避難所支援を行ってきた輪島市町野町も大きな影響を受けました。水害による被害が発生した直後から、YMCAには震災による避難所支援活動でつながりのできた町野町のみなさんの、助けを必要としている声がたくさん届いています。
こうした現状を踏まえ、YMCAでは輪島市町野町を中心に水害による災害支援活動の開始と、震災による災害支援の継続、ボランティアの派遣を行う計画を立てています。水害による復旧活動では、スタッフのみならずユースボランティアリーダー、学生、関係者を含め、より多くの方の助けが必要になると考えています。 YMCAがこれまで取り組んできた災害支援活動の経験やノウハウをもとに、被災された方や支援者の心身の安全を最優先にした支援活動を展開していく予定で準備をしています。震災と水害の両方の長期支援が必要となることが確実であるなか、この度の能登半島豪雨災害による被災地支援のための緊急支援募金を開始いたします。
具体的な支援活動の内容は、9月26日から行う現地視察を経て早急に計画をまとめる予定ですが、災害支援活動を直ちに開始できるよう、緊急支援募金へのご協力をお願いいたします。