はじめに
みなさん、こんにちは!ページを見ていただきありがとうございます、我々は一般社団法人「ゆめさぽ」です。ゆめさぽは、施設や里親のもとで暮らす子どもたちの進学や夢を支援するために発足しました。
志望校を複数受験するための費用をサポートする「大学等入学検定料助成制度」をはじめ、ライフイベントの資金援助、キャリアプランの形成支援など、子どもの貧困問題に糸口を見つけながら、それぞれの夢の実現を応援しています。
自身の児童養護施設での経験をもとに綴った著書を出版
またゆめさぽで代表理事を務める田中れいかが、自身の児童養護施設での経験をもとに児童養護施設での暮らす子ども達の実態を綴った「児童養護施設という私のおうち」を発刊。
「児童養護施設」の実態から「社会的養護」の仕組みまで、みなさんの「もっと知りたい」に応え、さらには「関わってみたい」という方の手助けになればという思いで発刊されたこの本ですが、ありがたいことに好評をいただいており、確かな反響をいただいております。
しかし、この本の出版の目的は「売れること」「評価されること」ではなく、一人でも多くの方に「親元を離れて過ごす子どもたちの”いま”」を知っていただくこと。そこで、さらに子どもたちの”いま”を知っていただくため、社会的養護を専門に教鞭を執られている立命館大学の石田 賀奈子教授をお迎えした講演を開催することになりました!
知りたいけど、どうやって情報を集めたら良いのかわからない。何をすれば彼らの助けになるのかわからない。そんな方々の助けとなるような講演にしたいと思っています。この講演を成功させるため、ぜひみなさんのご支援を広くお願いいたします。
一般社団法人「ゆめさぽ」について
「ゆめさぽ」は2021年に発足した一般社団法人です。
現在の日本における施設出身者の進学率は14%と低い水準にあり、その大きな原因となっているのが経済的な困窮です。進学後の金銭支援制度は、現在でも多く存在していますが、試験費用までサポートしているケースは少なく、フォーカスされていません。
「ゆめさぽ」はそうした狭間に着目し、既にある支援制度までへの橋渡しがしたいと立ち上がりました。
支援の対象となるのは高校3年生。一人あたり7万円を上限に、進学先の選択肢を確保できるようサポートします。また、参考書などの学用品購入に充てる費用なども支給しています。
これまでクラウドファンディングでご支援いただいた資金をもとに、高校や大学への書籍の寄贈、研修のための映像制作等を行ってきました。
代表の田中れいかも個人でYouTubeチャンネルも開設し、社会的養護や児童福祉施設についてわかりやすく配信しています。
また学生たちとのSDGsコラボレーション企画として、大阪調理製菓専門学校(DAICHO)と、関西を中心に展開する人気のカフェグループ「バルニバービ」と協業企画を実施。DAICHO生が考案したパフェメニューをバルニバービの一部店舗で販売、その売上の一部を、児童養護施設へ寄付する取り組みを実施しました。
書籍『児童養護施設というわたしのおうち』について
児童養護施設で暮らす子どもたちに、なにか自分にできることはないか。そんな多くの声を受けて、この本は誕生しました。
「休日は何してるの?」 「おこづかいはもらえるの?」 「親とは会うの?」など。
施設のリアルな生活、進学事情、親との交流、退所後の課題など、わかりやすく解説し、なおかつ児童養護施設職員、学校教員、行政など、子どもに関わる人の声もあつめています。
出版記念講演について
【今回の寄付金の使用用途について】
以下、代表田中れいかの出版記念講演に伴い
講演運営費や講師謝金で活用します。
【出版記念講演】
2022年3月27日(日)13:00~15:00
大阪工業大学 梅田キャンパス
当日参加OK
info@yume-sapo.com にメールの上参加も可能
リアル参加
https://peatix.com/event/3196547
WEB参加
https://peatix.com/event/3196549
登壇者:一般社団法人ゆめさぽ代表理事 田中れいか
立命館大学 石田賀奈子氏
海の子学園入舟寮 副施設長 芝嵜和美氏
CVVサポートスタッフ森本志磨子氏
内容
社会的養護の現状や、児童養護施設退所後の支援についてなど、さらに施設や里親の元で生活する子どもたちを取り巻く環境を深掘り。講義後には代表理事によるトークセッションも開催。
タイムスケジュール
13時 イベント開始
13時5分 講義 社会的養護の現状
13時50分 トークセッション
14時40分 質疑応答
14時50分 ゆめさぽ活動報告
15時 終了
おわりに
支援や里親だけでなく、多くの人が子どもたちのサポーターとなることで守れる未来があるはずです。
このプロジェクトを通して社会的養護へのより深い理解が進み、親のいない子どもたちに対しての心ない言葉や偏見が少なくなるだけでも、生きやすくなる子、傷つかずに済む子がいます。
どうぞみなさん、ご支援、応援をよろしくお願いいたします!