日本最大の食中毒被害「カネミ油症事件」半世紀経っても続くこの問題を、今この世代で変えたい

私たちの映画製作プロジェクトは、カネミ油症事件の被害が母から子、孫へと続いている実態を明らかにし、被害者の認定制度を変える糸口にすることを最大の目的として掲げています。その鍵となるのが、母体から子へダイオキシン類（PCDF）の毒性が伝わることを証明するための「へその緒」です。

稲塚監督から本映画の鍵となる「へその緒」に関する研究についてお話いたします。

1968年に主に西日本で発生したカネミ油症事件。

様々な障害・被害が起こりましたが、その後お母さんの母体からお子さん・孫へとそのダイオキシン類（PCDF）の毒性がつながったことが、今問題になっています。
事件発生から50年以上経っていますが、いまだこの問題は解決していません。

本映画の製作にあたっては「へその緒」を調べることによって、今に至るもダイオキシン類の毒性があるということを証明したいと思っています。

母から子へダイオキシン類の毒性が流れたことの実証こそ、この映画を通じて皆さんに知ってほしい最大のポイントであり、被害者の認定制度という欺瞞を抜本的に糾すことにつながります。この点こそが、本映画の”社会的意味”であると確信しています。

映画製作にあたってはクラウドファンディングを実施中です。

半世紀以上たっても続くカネミ油症事件の真相を伝えるため、映画「母と子の絆～カネミ油症の真実」の製作にご支援をお願いいたします。

・目標金額：1,000万円
・期間：2023/12/20〜2024/02/29

この映画を通じて、カネミ油症事件の深刻な影響とその持続性を明らかにし、被害者の声を世に届けるために、皆様のご支援を心よりお待ちしております。