基本理念
0才も100才も誰ひとり孤立せず支え合い最後まで暮らせる地域づくりに貢献します。そのために大切な自発的な気持ち=「互助」の育みを地域のさまざまな場所で広げていきます。
私たちは、子どもも大人も、一人ひとりが困難な状況にあっても安心して暮らせるために、多世代が暮らす地域を「輪」で考えます。人生における悩みや地域の課題はつきものです。年を重ね変わるものもあれば、災害や病気のように思いがけず直面するものもあります。緩やかな関心で行き交う地域は、誰も排除せず干渉しすぎず調和がとれています。そこに孤独死する人はいません。虐待で亡くなる子どもはいません。共に備え、共に分かち合う経験を平時の時から積み重ね広げることで、困ったときには支えがあり、誰もが、誰かの支えになりながら暮らすことができます。
制度や財源の有無に左右されない「人」という社会資源が互助力を土台に有用なものとして機能を果たす時、平和な地域の実現に一歩づつ近づくことを確信しています。