2025年9月30日夜(現地時間)、フィリピン・セブ島沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生しました。震源に近いセブ島ボゴ市やサン・レミジオ町では建物が倒壊し、少なくとも26名の方が命を落とし、147人以上が負傷しています。数千の家庭が住まいを失い、今も多くの人々が不安の中で屋外での生活を余儀なくされています。
ADRAフィリピンはすでに現地教会ネットワークと連携し、被災地での迅速なニーズ調査と緊急支援の準備を進めています。しかし、相次ぐ災害の影響で活動資金が不足しており、緊急のご支援が必要です。
私たちADRA Japanは、命を守り、安心を取り戻すための緊急支援募金を開始します。
皆さまからのご寄付は、被災された方々へ食料や水、生活必需品の配付、仮設住居や医療支援、心のケアに活用されます。
どうか、一日も早く被災された方々に必要な支援を届けられるよう、ご協力をお願いいたします。
寄付金の使い道について
こちらのプロジェクトへのご寄付は、フィリピン・セブ島沖地震によって被災し、助けを必要としている方々の支援活動のために大切に使わせていただきます。
具体的には、
・現地調査、支援調整、情報発信 (通信費、交通費、人件費など
・食料・飲料水・生活必需品(衛生用品、衣類、調理器具、燃料など)の調達と配付
・仮設シェルターの設置、避難所の確保と支援
・医療支援・心理ケア活動の提供
・水供給設備の修復や衛生環境の整備
・被災家屋の片付けに必要な資機材
・そのほか現地のニーズに応じた支援
など、現地での調査、調整をもとに、人々の命と暮らしを守るため、必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。
また、フィリピンでは洪水等の水害も相次いでいます。また火山の噴火も心配されています。現地の状況に応じて、今回の地震被災者支援のみならず、自然災害で被災したフィリピンの方を対象とさせていただく可能性もございます。
なお、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。