今年11月、台風25号(国際名カルマエギ)と26号(国際名ファンウォン)がフィリピンとベトナムを相次いで襲いました。両国では、家屋の倒壊や洪水、停電などが続き、甚大な被害の中、多くの人々が厳しい状況に置かれています。
フィリピンでは、約46万世帯(164万人)が被災し、12万人以上が避難所での生活を余儀なくされています。特にセブ島北部やレイテ島南部では、家を失った人々が体育館や教会に身を寄せ、清潔な水や食料、生活必需品が必要とされています。
ADRAは台風通過の翌日から現地ボランティア約60名とともに緊急支援を開始。食料パックや現金支援、心理社会的支援(心のケア)を届けています。特に妊婦・高齢者・障がいのある方・5歳未満の子どもを抱える家庭を優先し、避難所での安心と尊厳を守っています。
一方、ベトナム中部のフエ市やダナン市でも、台風と豪雨の影響で洪水や地滑りが発生し、12.8万棟以上の住宅が浸水、2400世帯以上が避難しています。ADRAは、現地政府や赤十字と協力し、被災世帯の調査を完了。11月10日から、、生計回復と住宅修繕のための現金給付支援(MPCA)を実施し、被災した家庭の生活再建を支えています。
被災地では今も電力や水道の復旧が進まず、避難所での生活が長期化することが見込まれます。感染症予防、教育再開、家屋修繕など、中長期的な支援が必要です。
あなたのご寄付が、被災した家族の、明日を生きる希望とちからになります。
どうか温かいご協力をお願いいたします。
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寄付金の使い道について
こちらのプロジェクトへのご寄付は、台風25号・26号によって被災し、助けを必要としている方々の支援活動のために大切に使わせていただきます。
具体的には、
・現地調査、支援調整、情報発信 (通信費、交通費、人件費など)
・食料、水、生活必要物資(衛生用品、衣類、防寒具、燃料、調理器具など)の調達、配付
・人々が避難生活や被災後の生活で必要なものを購入するための現金給付
・避難所の確保、衛生環境整備
・心理ケア活動
・家屋の再建
・生計手段の回復
・そのほか現地のニーズに応じた支援
など、現地での調査・調整をもとに、必要の高い活動のために大切に活用させていただきます。
なお、現地の状況や募金の集まり具合、また次の自然災害の発生状況に応じて、支援内容は追加・変更になることがあります。
また、寄付金募集や寄付金管理、領収書発行・発送、活動報告などのため、いただいたご寄付の最大20%を管理運営費として大切に活用させていただきます。

