ADRA Japanの活動
ADRAは発展途上国において、災害時の緊急支援や、人々が依存から抜け出し、自分の力で生活を維持できるよう側面的援助を届けています。
以下の5つの分野にわたって活動を行っています。
・食糧確保に向けた取り組み
毎日、地球上の何百万人もの人々が深刻な食糧不足に直面しています。 ADRAは毎年約4,000万US$の食糧を、世界各地で配給しています。 また将来に向けた食糧供給源を確保するために、食糧生産方法や荒れた土地の修復方法などの研修を行っています。
・経済開発
多くの発展途上国には信頼できる銀行システムやクレジット機関がありません。 仮に銀行システムがあったとしても、人口の大部分、特に女性や貧しい人々はその資金を利用することができません。 ADRAは起業の機会を準備し、地方経済を刺激して、活発化させる経済開発プログラムを行っています。
・医療援助
ADRAは基本的な医療サービスを保健教育と組み合わせ、地域に基づいたプログラムを通して、 子供たちに生命の問題、妊娠出産に関わる健康の問題に対処しています。 発展途上国では読み書き能力、収入源の確保、家庭菜園、水資源などの開発活動と合わせて基本的な健康管理を提供します。
・災害援助・緊急援助
災害が起こった際、迅速に対応するために計画と物資を準備しています。 世界129カ国に支部を持つADRAは、災害が起こった場合、すぐ対策本部を近くに設置でき、 ボランティアを派遣し、援助活動をおこないます。 食糧や衣服、水、避難所、薬のような緊急に必要な物資に加えて、 ADRAは長期的な必要に対応し、地域の人々が家と社会基盤を復興する手助けとします。
・教育
ADRAは子供たちへの基本的な初等教育、成人向けの算術の訓練、教師の派遣、 中等・高等教育、職業教育の支援などを行っています。
最近の活動
ADRAは国際協力事業、人材育成事業、啓発活動を行っています。国際協力事業では、アジア、中東、アフリカ、日本において地震被災者や教育の支援を行っています。
◎国際協力事業
アジア
・ネパール / 地震被災者支援事業
・ネパール / 口唇口蓋裂医療チーム派遣事業
・ネパール / 学資支援事業(ナマステ基金)
・ミャンマー / 教育支援事業
中東
・アフガニスタン / 教育環境改善支援事業
紛争地域で活動する現地スタッフの治安確保のため、情報の公開を制限しております。事業概要を必要とされる方は、個別対応させていただきますので、恐れ入りますが弊事務所までお問い合わせ下さい。
アフリカ
・南スーダン / 帰還民生活再建支援事業
・ジンバブエ / 水・衛生環境の改善事業
日本
・東日本大震災被災者支援事業
・国内災害の人道支援・防災啓発事業
◎人材育成事業
◎啓発活動
これまでのあゆみ
ADRAの原点は、キリスト教会の牧師の活動にあります。1918年、第一次世界大戦が終わったヨーロッパの国々において 、セブンスデー・アドベンチスト教会(略称:SDA。キリスト教プロテスタントのひとつ )の牧師達が、ヨーロッパの教会と一緒に援助物資を配布しました。この活動が次第に広がり、遠くは中東、中国にまで及んでいきました。
1945年には第二次世界大戦で敗北した日本や、朝鮮動乱やベトナム戦争などの際に難民を支援し、世界的規模の援助団体になっていきました 。
経済大国となった日本は、支援する側となるべきであるという声を受け、1985年3月30日にADRAの日本支部(ADRA(アドラ)国際援助機構)が設立されました。2004年には特定非営利活動法人としての認可を受け、世界中で支援をおこなっています。
ご支援の使い道
ADRA Japanは、「人間の尊厳の回復と維持」をミッションに掲げ、「ひとつの命から世界を変える」をモットーに活動しています。 支出の大部分(常に80%以上)は、災害被災地や途上国での活動が占めています。
お寄せ頂いた寄付は、ADRA Japanが世界各地で実施しているさまざまな事業や、それを後方支援する事務局の運営など、ADRA Japanの活動全体を支えるために使わせていただきます。
ADRA Japanについて
ADRAは、世界約120国に支部を持つ世界最大規模の国際NGOです。ADRA Japanはその日本支部として1985年に設立され、途上国や災害被災地において、人種・宗教・政治の区別なく、支援を必要としている方々に寄り添い、自立を助ける支援を届けています。日本では認定NPO法人を取得しています。
HP:https://www.adrajpn.org/
個人情報保護方針:https://www.adrajpn.org/A_ProtectionPersonalInfo.html
お問い合わせ:https://www.adrajpn.org/contac...
税制上の優遇措置について
ADRA Japan は東京都から認定を受けている「認定 NPO 法人」です。ADRA Japanへの ご寄付は、寄付金控除の対象となります。領収証は、ご住所のわかる方には毎年1月に、前年1月~12月までの分をまとめてお送りしております。ご希望の方には都度発行も可能ですのでお問い合わせフォームよりご連絡ください。
所得税の税額控除の場合、確定申告によって寄付金額から2,000 円を差し引いた金額の40%が所得税から控除され還付されます。また、寄付金額から2,000 円を引いた金額を所得から控除する所得控除を選ぶこともできます。
例:年間で30,000円のご寄付をした場合
所得税:(30,000−2,000円)×40%=11,200円
住民税:(30,000−2,000円)×10%=1,120円
→合計12,320円の控除(税額控除の場合)
*住民税の寄付金控除については、各自治体によって異なります。詳しくはお住まいの市区町村の税務担当課にお問い合わせください。
クレジットカードによるご寄付について
クレジットカード利用案内をこちらのページにまとめています。クレジットカードによるご寄付の領収証は、決済を行っていただいた日ではなく、ご寄付がADRAに着金した日での発行となっています。12月以降のご寄付については、翌年のご入金となるため、決済の年の領収証には含まれませんことをご了承いただけますようにお願いいたします。
よくあるご質問
Q:領収書は送ってもらえますか?
A:毎年1月に、前年分をまとめてお送りいたします。お送りする領収証を用いて確定申告をしていただくと寄付金控除を受けることができます。ご希望の方には都度発行も対応しております。ご入用の場合は、お問合せフォームよりご連絡をお願いいたします。
Q:寄付がどのように活用されるか知りたいです。
A:ご寄付をいただいた方には、年4回(6月、9月、12月、3月)の機関紙「ADRAニュース」の発送やメールマガジン配信(月末)によって活動の報告をさせていただいております。寄付がどのように役立てられているか、ぜひご覧いただけましたら幸いです。