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本プロジェクトは、中学生、高校生、大学生の計7人で自ら企画、運営を行っております。この活動報告では、メンバーのうち2人の「活動に参加したきっかけ」「街頭募金を実施しての感想」などをご紹介します。
活動を始めたきっかけ
私たちがウクライナの子どもの支援のために立ち上げ、運営している本プロジェクトですが、なぜ活動を始めたのか、2人のメンバーに尋ねてみました。
1人のメンバーは「ウクライナを取り巻く戦争が始まり、1年が経過しました。それでも戦争の終わりはなかなか見えません。そんな中で、私自身の悲惨な戦禍に対する思いが、徐々に薄れていると感じていたことがきっかけです。」と答えてくれました。ウクライナの現状を他人事として捉えず、思いを寄せて、思いを届けたい、と活動に参加しています。
もう1人のメンバーは「1年が経過した今だからこそ必要な支援がある」との考えから、活動に参加しています。各国政府やNGOが命を繋ぐ支援に尽力するなか、+αの幸せを届ける必要があると考えています。「今ウクライナにいる子どもたちが大きくなって子ども時代を思い起こした時、戦禍で苦労して生き残った辛い思い出だけが浮かぶのでなく、日本から届いた温かさや、友達とお菓子を食べながら笑い合った楽しかった日々のことも浮かんだらいいのではないか」という彼女の言葉は、私たちメンバー全員の思いを表してくれています。
街頭募金を実施してみて
前回の活動報告の通り、4月16日に街頭募金を実施しました。実際に街頭に立っての活動を通じて、次のような思いを感じました。
メンバーの言葉です。「道を通っていく方々が、興味を持ってパネルやチラシを見てくださるだけでとても嬉しかったです。手に持っていたお菓子を届けられないでしょうか、と言ってくださった方もおり、私たちの思いに共感してくださることが、どれだけ貴重でありがたいことなのかを、実際に道に立って募金をお願いすることでわかりました。同時に、この尊い思いが、しっかりと形となってウクライナの子供達に届けることができるように、できることを全力で取り組みたいと、大きな責任感も感じました。」
私たちの活動に賛同していただけることのありがたさは、話しかけていただいたり、寄付をしてくださったりして、メンバー全員が実感しました。また、賛同していただいた方の思いをしっかり受け止めて、成功へ向けて努力を続ける必要性も強く感じています。
別のメンバーは、戦争開始から1年経っていて多くの人の関心は集められないと思っていたが、実際には想像以上の方が私たちの活動に興味を持ってもらえて、とても嬉しかった、と答えてくれました。その場での募金に限らず、クラウドファンディングへの募金にも参加してくださった方もいらっしゃり、自分たちの想いが届いたのだと、喜びを感じたようです。
今後の活動
私たちは今後も、クラウドファンディングなどを通じて活動を続けて参ります。今回2人のメンバーの思いを紹介しましたが、インスタグラムにはメンバー全員の活動紹介が掲載されています。こちらも、ぜひご確認ください。
Instagram:ウクライナの子供たちに小さな幸せを(@globeselfstudents) | Instagram
今後とも、私たちの活動へのご応援をよろしくお願いいたします。