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このファンドレイジング企画は、国際NGOのADRA Japan にサポートしていただいております。そのADRAのスタッフの方に、ウクライナへの支援やウクライナの子どもたちの現状について、伺いました。また、私たちへの応援メッセージもいただきましたので、あわせてご紹介します。
ADRA Japan ホームページ:https://www.adrajpn.org/
前回実施したチルドレン・チルドレンの企画について
2022年12月から2023年1月にかけてADRA Japanが実施した「チルドレン・チルドレン from Japanキャンペーン」では、ウクライナの子どもたちにギフトボックスを届けることができました。今回のファンドレイジングでも、集まった寄付をウクライナの子どもたちのために使用します。そのため、前回のチルドレン・チルドレンについて、概要や反響についてスタッフの方に伺いました。
以下が回答です。
「チルドレン・チルドレンの活動では、ウクライナ国内で子どもたちが避難をしている滞在先の施設や支援物資の配付場所、また隣国スロバキアに避難してきている子どもたちの滞在先でメッセージ付きのお菓子を届けました。お菓子を受け取った子どもたちはとても嬉しそうにお菓子を受け取り、日本のお友達からのお菓子と応援のメッセージであることを伝えると、満面の笑みを浮かべてお菓子箱を抱きしめる子もいました。」
前回のチルドレン・チルドレンでは、お菓子を通じて子どもたちに笑顔も届けられました。私たちの活動でも、ウクライナの子どもたちに小さな幸せが届けられればと思います。
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ウクライナの子どもたちの生活について
現在、ウクライナの子どもたちはどのような生活を送っているのでしょうか。実際に隣国スロバキアでウクライナの避難民への支援を行っているスタッフの方から、現地の子どもたちの様子を教えていただきました。
「お菓子を受け取った子どもたちはそれぞれ避難前に住んでいた場所など事情が異なりますが、子どもたちの中には戦争の影響で両親と離れて暮らしている子どもたちもいます。また、隣国スロバキアでは、言葉も文化も異なる環境で学校に通う子どもたちもいます。こうした子どもたちにとっては、生活を支える支援はもちろんですが、心の支えになるような温かい支援も非常に大切で、今後も可能な限り日本の皆さまからの想いのこもった支援を届けたいと思っています。」
やはり、当たり前の生活を送れていない子どもたちも多くいるようです。子どもたちの現状に思いを寄せて、活動に取り組みたいと強く感じました。
応援メッセージ
最後に、ADRA Japanのスタッフ、永井さんから応援メッセージをいただきました。このクラウドファンディング開始から私たちをサポートしてくださっている、永井さんの温かいお言葉をご紹介します。
応援メッセージ
グローブセルフ学生有志の皆さんは、この活動の中で、ご寄付の反応をもらえたときの喜びを「私たちの想いに共感してくださることが、どれだけ貴重でありがたいことなのかわかった」と話してくれました。実は、その感情を先にもらったのは私たちのほうです。私たちの活動を知り、ウクライナの子どもたちのために、一緒にがんばってくれると聞いたとき、想いが届いたと感じました。戦争が始まって1年以上。「自分の中のウクライナへの想いが薄れてきたと感じていたこと」をきっかけとして動き出した皆さんに共感し、同じような想いや思いやりがこもったご寄付を集めてくれていることを本当に心強く感じます。またその行動力の根底には、「命に直結する支援も大切だけれど、ウクライナの子どもたちの子ども時代が、怖い戦争の思い出だけになってほしくない。お菓子を分け合ったり、遠い誰かの思いやりを感じる経験をしてほしい」という気持ちがあることに深く感銘をうけます。目標金額を達成できるかどうか、不安も大きいと思いますが、少なくとも皆さんの想いや行動が、人の心に響くものだということを私は証明できます。どうぞ自信をもって、伝え続けてほしいです。心の底から応援しています!
(ADRA Japan 広報・マーケティング担当 永井温子)
永井さんのお言葉をはじめ、みなさまの温かい応援を励みにこれからも活動を続けて参ります。これからもよろしくお願いいたします。