NPO法人備前プレーパークの会とは
子どもたちを取り巻く環境の変化、自由な遊び場の不足などに疑問を抱いた母親たちが中心となり、自然の中で子どもたちがいきいきと目を輝かせて遊ぶことのできる環境とつながり合える子育て環境を求めて、2005年から当会のプレーパーク活動ははじまりました。
2009年には今の山林を地主さんから無償で提供頂き、学生・親・地域のボランティアの方などの協力をいただき、念願だった自然の中でのびのびと遊ぶことのできる活動拠点『森の冒険ひみつ基地』をみんなで作り上げてきました。
その後、2015年に「備前市子育て支援拠点事業」の委託を受け、国や行政とも協力・連携しながら活動を続けてきた備前プレーパークの会は2022年4月、小規模保育園「どんぐりえん」を新設、併設の子育て支援拠点も新しく生まれかわりました。
それにともない”みんなの交流拠点・みんなの遊び場・みんなの居場所”として活躍してきた「備前プレーパーク!森の冒険ひみつ基地」も新しいひろばへの拡張を予定しています。
なぜ今、プレーパークの移設・再建が必要なのか
これまで遊び場の整備は地域の方からの土地の無償提供やボランティアのみなさまの力も借りながら行っていましたが、昨今の自然の脅威が山の環境も大きく変えており、より安全な場所で子どもたちを見守っていく必要性がでてきました。
2022年春に開園した小規模保育園と併設の子育て支援拠点の下にひろがる「ひろば」を、新しい子どもたちのための居場所として、地域のみなさまのための防災拠点としても開拓していきたい。
緑あふれる、次の世代へつなぐための「みんなのプレーパーク」として移設再建をしていきたいと思っています。
ただ、今その土地は、耕作放棄地を草刈りしただけの空っぽのひろば。ここをプレーパークとして整備していくための予算が、とてもとても足りないのが現状です。新しい園舎と子育て支援施設ができても、目の前になにもない景色が広がるだけなのは、とてもさびしい。この場所も、子どもたちの笑顔と歓声のあふれる遊び場と居心地のいい地域交流の場にしていきたい。
16年前、何もないところから「備前プレーパーク」を作ってきたように、もう一度新たに、みんなの力で新しい遊び場を作っていきたいと思います。備前市久々井の美しい里山環境を活用した「持続可能な子育て支援活動」の可能性と価値を高め、新しい地域共生のカタチを実践・発信していきたいと思っています。
子どもたちのしあわせを願い 最高の子育て環境をつくりたい。そして みんなにしあわせを届けたい
このページに辿り着いてくださり、ありがとうございます。
NPO法人備前プレーパークの会 代表理事の北口ひろみです。
わたしたちは、2005 年からボランティアで冒険遊び場(プレーパーク)を開催し、冒険遊び場づくり活動の「子どもは自ら遊び、自ら育つ」という『遊育』の理念をベースにして、生きる力や社会力を育むとともに「地域の子どもたちをみんなで育てる」という気運を高め、心豊かな社会の実現 に向けて活動を続けてきました。
子どもたちのしあわせを願い、最高の子育て環境をつくりたい
そして、みんなにしあわせを届けたい
自然豊かな里山環境を最大限に活かした『森の冒険ひみつ基地』を拠点とし、遊び環境の充実と子育て支援と多世代交流などの事業を行うことで、乳幼児から高齢者まで幅広い世代が自由に集うことができ、ひとりひとりのもつ力が発揮できる地域コミュニティの場をつくってきました。
活動開始から15年を経た今、「子育てするなら備前に、プレーパークのある久々井に住もう」と子育て世代から選ばれ、ずっと住み続けたいと思ていただけるような地域づくりに貢献してきました。
これからもこの地で、ひとりでも多くの子どもたちがいきいきと遊び育つように、また、あたたかい人と人とのつなが りがあふれる豊かなまちづくりへとつながっていくように、心をこめて活動を続けていきます。
NPO法人備前プレーパークの会
代表理事 北口ひろみ
これからの未来を切り開く子育て支援をデザイン! 新しい子育てコミュニティづくりを応援してください
みなさまからのご寄付は、新しい「ひろば」および「園庭」の整備費用として、植樹や緑化活動・遊具の新設など、大人から子どもまで だれもが心地よく過ごすことのできる居場所づくりのための活動資金とさせていただきます。
みなさまからの温かいご支援をお待ちしております。
森のひろば
これまで「備前プレーパーク!森の冒険ひみつ基地」として大活躍してくれた、大切な森のひろば。これからも森っこえんの活動場所として、そしてプレーパーク「森のひろば」として大切に使っていくために、少し遊具を減らして森の元気を取り戻したいと思います。
森のようちえん・ほいくえん
2018年から活動をはじめた、森のようちえん「森っこえん」も遊びのフィールドがどんどん広がっています。2022年開園の小規模保育園「どんぐりえん」も仲間に加わり、0歳児から5歳児までの子どもたちが緩やかにつながり、プレーパークの親子たちとも交流しながら育ちます。
園庭&プレーパーク
山のふもとを園庭として再構築。保育園と子育て支援拠点・プレーパークがひとつになって、全国でここにしかない「一体型」の遊び場を目指します。地域防災にも活かせるみんなの遊び場のアイデアを募集します。
パーマカルチャーガーデン
耕すこと育てること、作ること食べること、そして教えること教わること。
自然の生態系を守りながら、地域の農家の皆さんとも協力し、持続可能な環境を子どもから大人まで一緒になって作っていきます。