NPO法人Collective for Children

   子どもの貧困を解決するためのご支援をお願いします    |NPO法人Collective for Children

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 Collective for Children(コレクティブフォーチルドレン)は、全ての子どもたちが生まれて社会に出るまで当たり前に地域で暮らせる社会を目指して活動しています。家庭の経済的な理由によって子どもの学びや育ちの機会が奪われることのないよう、皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。

子ども・若者応援クーポンについて

 子ども・若者応援クーポンは、0 歳から20歳までの子ども・若者を対象に、塾・予備校、スポーツやピアノ等の習い事、体験活動、保育サービス等のサービスを選んで使えるクーポンを提供します。経済的な状況にかかわらず、多様な学びや経験の機会を届けることを目的としています。

 習い事などの家庭でも学校でもない社会での体験や繋がりは、その時だけでなく子ども達が将来大人になった時の自己肯定感や自尊感情といった非認知能力に影響が出てくると言われています。今の日本では習い事をすることが当たり前になりつつあり、その経験の格差は所得の格差からダイレクトに繋がっているのが現状です。

 また未就学児向けには、習い事だけでなく一時保育や病児保育など親子を総合的に支援する利用先を用意し、高卒生や中退したお子さま向けには進路相談、資格取得や就労支援などの利用先も用意し、0~20歳までの子ども・若者が、どの年齢期においても取り残されることのない支援を目指しています。

子ども・若者相談員について

 子ども・若者応援クーポンの利用に付随して【子ども・若者相談員】という子ども・若者支援の経験が豊富なスタッフが、クーポン利用だけでなく生活など総合的な相談を行います。

 単にクーポンを渡すだけでなく、今の困り事やクーポンを使って何がしたいかなど、保護者の方とお子さんどちらものお話を聞き、そのお子様に合った利用方法を一緒に考えます。またクーポンの提供が終わった後に、どのような生活にしていくかについても1年先をイメージしながら保護者の方と話し合います。

ご寄付の使い道について

 いただいたご寄付の85%は「子ども・若者応援クーポン」に替え、経済的に困難な状況にあるご家庭のお子さんの学びと育ちの機会のために大切に使わせていただきます。当クーポンは、団体の活動や事業に賛同いただきご登録をいただいた民間の学習塾、音楽教室、スポーツ教室、ベビーシッター派遣会社などのみでお使いいただけます。換金や当事業の目的以外の場所で使うことが出来ませんので、他の用途に利用されることはなく確実に子ども達の元へ届きます。残りの15%を事務局の運営費等として使わせていただきます。

~ 代表よりご挨拶 ~

 Collective for Childrenは、2016年より子どもの貧困の連鎖を断ち切るべく、異なる専門性を持ったNPOが協働し活動を始めました。

 たまたまその子が生まれた家庭の経済的な理由で、ほとんどの子どもが当たり前に得られている学習の機会やつながりの機会を失うべきではないという想いから、兵庫県尼崎市にて、習い事や子育て支援で利用できる「子ども・若者応援クーポン」を提供する事業を行いました。

 これまで3年間で約600名の子ども・若者に対して「子ども・若者応援クーポン」を提供してきましたが、支援を求めるご家庭は想像以上に多く、またクーポンを利用すること自体が難しい状況にある複雑な課題を抱える家庭にも出会いました。クーポンという経済的支援に加えて、そのご家庭に寄り添って課題の把握やより適切な支援に繋げる「相談支援」も行っていますが、その重要性をより実感することとなりました。

 ご家庭やそのお子さんに合った適切な支援を続けることで、貧困の世代間連鎖は断ち切れると信じています。どうか機会を得られていない子ども達に、温かなご支援をお願いいたします。

NPO法人Collective for Children 代表理事 河内 崇典・高 亜希

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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