ICOSAの設立
2017年3月4日、25名の会員が東京郊外の嘉悦大学に集まってICOSAの設立を決議し、スリランカの企業家Dayasiri Warnakulasooriya氏(ミダヤ・セラミック社の会長)による記念講演が行われました。
そして2017年11月、ICOSAは事務局を東京都文京区のAsia Bunka Kaikan (ABK)に移転しました。
ABKは1960年に外国人留学生及びAOTS技術研修生の宿舎として建てられた会館で、ICOSAの活動拠点としてふさわしいところです。
かつて日本で学んだ留学生・研修生は世界各地にABK-AOTS同窓会を設立して様々な活動を展開しています。そして、その多くは企業家でもあります。
ICOSAは世界各地のABK-AOTS同窓会を主な海外協力機関として、各国の中小企業との協力を進めています。
ICOSAの活動
ICOSAは、中小企業経営者を中心に、研究者、コンサルタント、弁護士、人材育成機関のスタッフ、その他ICOSAと同じ目的を有する様々な分野の会員で組織されています。2020年現在の会員数は約100名です。
ICOSAは定期的に企業見学会やセミナーを開催し、海外からABK-AOTS同窓会のメンバーが来日する際は、交流会合を開いています。さらにICOSAは、毎年各国へミッションを派遣し、現地企業や関係機関を訪問してビジネス交流を目指します。また、ICOSAは各国政府に中小企業政策を提言します。
日英通訳つきWebセミナー開始
ICOSAは2020年3月、新型コロナウイルス(COVID-19)感染が世界に拡大するなか、ホームページを介して会員の情報交換を始めました。6月には「Japanese SMEs' Approach to COVID-19」というテーマで、Zoomシステムを利用したオンラインセミナーを開始、8月からは「Asian SMEs' Approach to COVID-19」として日本語と英語の通訳によるセミナーを継続しています。そして2021年6月からは「ユニークな中小企業の経営者」シリーズを開始し、参加者との質疑応答やパネル討論会を通じてアジア各国中小企業経営者との交流拡大を期待します。
ご支援の使い道
ICOSAに対する海外からの期待は高く、会員も海外との交流機会拡大を期待していますので、2021年以降は毎月1回の予定で日英通訳付のオンラインセミナーや討論会を開催します。
一方、ICOSAの活動は会費収入と、会員によるボランティア活動によって支えられていますので、今後もセミナーを継続するためには通訳や専門家の協力が欠かせません。
そこで、ICOSAの活動目的に賛同する皆様に活動費用の一部分担をお願いします。
これにより、ICOSAは協力してくれる通訳や専門家に適切な謝金を支払うことができます。
Webセミナー参加費は次の通りです:
セミナーに1回参加する場合、ICOSA会員:500円/回、日本国内の非会員参加者:1000円/回、学生及び海外のICOSA協力機関関係者:無料
セミナーに継続的に参加する場合、ICOSA会員:参加実績に応じ半年毎に請求、日本国内の非会員参加者:8,000円/年