ミャンマーでの軍事クーデターから3年余りが経ちました。選挙での圧倒的勝利で成立したアウンサンスーチー政権を転覆させ、民主主義や自由、未来への希望を奪った軍に対する市民の抵抗は止みません。民主派勢力に一部の少数民族勢力が連携し、軍との内戦が続き、国内避難民は約300万人に上ります。日本を含む国外にも多数が逃れています。市民の反発に対して軍は強硬姿勢を崩さず、弾圧による死者は5,000人を超えました。
ミャンマーはどこへ向かうのでしょうか。昨年来、民主派側が攻勢とされていますが、装備や資金は軍が上回ります。国内に100以上存在するとされる少数民族の思惑もさまざまで、一枚岩ではありません。劣勢の軍は最近、徴兵制の実施を突然発表し、社会に混乱を招いています。今後を見通すのが容易ではない中、市民の苦境は深まり、支援が急務になっています。
ミャンマーを追ってきた新聞記者である北川成史さんが、現地での取材を含むこれまでの蓄積を基に、ミャンマーの複雑な事情に目を向け、人道危機への対応の必要性を語ります。
ぜひご参加ください!
開催概要
日時:2024年6月19日(水)19:00~20:30
場所:オンライン(ZOOM)
スピーカー:北川成史さん(中日新聞東京本社特別報道部記者)
参加費:無料(要申し込み)
お申込み:Peatixイベントページよりお申込みください。
スピーカーのご紹介
北川成史さん(中日新聞東京本社特別報道部記者)
1995年、中日新聞社入社。同社東京本社(東京新聞)社会部を経て、2017年9月から3年間、東京新聞・中日新聞バンコク支局特派員(19年8月から支局長)としてアジア・オセアニアを担当し、ミャンマーの政治や社会、民族を取材した。現在、東京本社特別報道部記者。日本に戻ってからも、クーデター後のミャンマーから届く声や在日ミャンマー人の動きを追い、避難民が集まるタイの国境地域に赴くなどして、ミャンマーについて伝え続けている。
著書に「ミャンマー政変―クーデターの深層を探る」(ちくま新書)、「ミャンマーの矛盾―ロヒンギャ問題とスーチーの苦難」(明石書店)。「東京新聞外報部」名の共著で「報道弾圧―言論の自由に命を賭けた記者たち」(ちくま新書)。
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