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このクラウドファンディングもいよいよ残り1か月となりました。ネクストゴール150万円まで、あと44万6,000円です!少しでも多く、現地に支援を届けるため、引き続き、応援をよろしくお願いします!
今日は、今回支援を届ける元医療従事者のKさんの声をお届けします。
Kさん(外科助手)
市民不服従運動(CDM)に参加する以前は、地域の総合病院で働いていました。総合病院では、専門医による治療や医療支援を提供していて、新型コロナウイルスの感染拡大のときにも地域の人びとに医療を提供し続けていました。
CDMに参加し職を失ってからは、「よい治療をしたい!」という熱意はあっても、必要な物資を購入する余裕がありません。薬、医療機器、手術機器、超音波などがないため、高度な医療を提供することができないのです。CDMに参加したのは、決して働きたくないからではありません。ボランティアでできることは、なんでもやっています。それでも、私の患者さんたちには申し訳ないと思っています。彼らのことをもう治療できなくなってしまい、私がCDMに参加したことを理解してもらえないのではと心配しています。
「理解してもらえないかもと心配している」というKさんからのメッセージに、私たちも心配になり、ミャンマーのスタッフに聞いてみたところ、「人びとは医療従事者にはCDMに参加してほしいと思っていて、CDMに参加した医療従事者を非難はしてない。ただただこの現状(国軍がもたらした医療・公衆衛生の崩壊)に落胆している」とのことでした。本文にも書いたように、人びとはCDMerに連帯を示すことが難しい状況のため、避難したCDMerの人たちに励ましや応援の声が届いていないのだろうと思われます。辛い気持ちでいるKさんのような人たちに、このクラウドファンディングを通して、日本から励ましの言葉を届けられればと思います。