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本日ネクストゴール150万円を達成しました!ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございます。クラウドファンディング終了まで、あと2日。引き続き、ご寄付は受け付けておりますので、ぜひ最後まで応援をよろしくお願いします!
今日は、今回支援を届ける元医療従事者3名の声をお届けします。
Nさん(看護師)
私が以前働いていた職場では、昼夜問わず救急患者を治療していました。多少の困難はありましたが、十分な医薬品と医療機器があり、適切な手術ができていました。しかし今は、あらゆる面で困難に直面しています。夜間外出禁止令のため、緊急の患者の治療ができないのです。夜間外出禁止令で出産時の処置ができず、医薬品もないため、妊婦や酸素吸引が必要な患者が特に苦しんでいます。心筋梗塞の患者は、朝まで痛みに耐え続けなければなりません。手術を受けるには都市部に行く必要がありますが、物価の高騰により治療を受けられない患者も少なくありません。
看護師として、治療ができない現状を本当に申し訳なく思います。もし必要な医療器具と医薬品、手術に必要な設備があれば、高齢者や緊急患者を助けることができます。そして地域の人びとがさらされるリスクが軽減され、治療が必要な時や緊急時に、より安心することができるでしょう。
Cさん(訪問診療チーム)
市民不服従運動(CDM)に参加する前は、人生は順調でした。毎月お給料がもらえたし、家族はそのお給料で暮らすことができていました。2003年9月13日に夫が亡くなってからは、娘と私の2人で暮らしています。月に10万チャット(※当時のレートで約7,800円)のお給料だったので、洋服を一括払いで買うことはできませんでしたが、お店にお願いして、つけ払い(後払い)にしてもらえたので、問題ありませんでした。食べ物やお菓子だって好きなものを買えましたし、結婚式のお祝儀やお葬式のお香典も渡せましたし、生活に不自由はありませんでした。専門的な治療が必要になった時は、私は病院で働いていましたので、病院で必要な治療を受け、医薬品を処方してもらえました。
CDMに参加してからは、人生は非常に辛いものとなりました。収入は無く、この辛さは筆舌に尽くしがたいものです。これは極度の困難です。これまで寄付を2、3回もらいましたが、それだけです。何が起ころうと私はCDMをやめませんが、生活はとても厳しいです。以前のように十分に物を買うことはできなくなりました。払える見込みが無いため、つけ払い(後払い)で買うことすらできません。頼れる夫もいません。親戚に頼んで2回、お金を恵んでもらいましたが、これ以上頼み続ける気力はありません。払えるお金が無いので、結婚式やお葬式にも行けません。
娘は高校を卒業しましたが、国軍系企業での就職はしないように娘に言いました。この違法な政府の下で娘に働いてほしくはありません。国軍の病院で治療してもらいたくないので、今は病院にすら行けません。そのため、私と娘の生活は非常に厳しくなりました。今は訪問診療のボランティアチームにいますが、医薬品は十分でなく、近隣の村で適切な治療ができません。多くの医療機器、医薬品、緊急手術用の医療器具を私たちは必要としています。
Mさん(看護師、訪問診療チームリーダー)
CDMに参加する前、収入は多くは無いものの、月末にお給料をもらって、家計をやりくり出来ていたので、生活に支障はありませんでした。しかし、CDMに参加してからは、生活が一気に厳しくなりました。収入が全くなく、あらゆることが出来なくなりました。収入が無いことで、夫婦間のコミュニケーションにまで悪影響が及んでいます。生活費を得るために、私たちは何かしらの仕事を探さなければなりません。CDMに参加した私には、仕事はなかなか見つかりません。日雇い労働は私には難しいのですが、今はそれを探し、やるしかありません。
村では体調の悪い人や治療を必要とする人がいても、なかなか病院には行けません。民間の病院は私たちには高額すぎるのです。だからこそ、私たちは医療支援を必要としています。医薬品と医療器具があれば、私たち、そして村の人びとは本当に救われます。
私たちのように、CDMに参加した多くの人びとが今、職がなく収入が無い状態です。訪問診療や診療所を運営できれば、村の人びとにとっても助かりますし、他のCDMerにとっても、仕事を得られるので助けになります。私たちは医療物資を必要としていて、今は必要な量に全く届いていません。