
ミャンマーでの活動に寄付する 今回のみ/ミャンマーサポーター(毎月)
あなたの寄付で、パルシックのミャンマーでの活動を支えてください。
今回のみの単発寄付か、ミャンマーサポーターとなって継続的に毎月寄付するか、お選びいただけます。
※パルシックは認定NPO法人です。パルシックへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。
----
2021年2月1日、ミャンマー国軍は「前年の総選挙に不正があった」と主張し、軍事クーデターを実行しました。これに対し、全国各地で歴史上最大規模となる抗議運動「春の革命(Spring Revolution)」が始まりました。
抗議運動は当初、街頭デモや公務員による職務放棄(CDM=市民的不服従運動)など、非暴力的な手段によって展開されていました。しかし国軍およびその支配下にある警察は、実弾を使用してこれを武力で弾圧しました。
これに対抗して、一部の市民が少数民族武装勢力と連携し、国軍に対する防衛戦を開始しました。国軍はその後も中国やロシアなどから調達した兵器を用い、医療施設や学校、式場などの民間施設を標的とした空爆を続け、市民の命を奪い続けています。
空爆や地上での戦闘は今もなお激しく続いており、2025年中の国内避難民の数は、450万人を超えると予想されています。さらに、2025年3月にミャンマー中部で発生した大規模地震が人道危機に拍車をかけ、被災地ではインフラの崩壊や避難所不足が深刻化しています。
--------
市民のつながりでミャンマーの人たちに支援の手を。
--------
パルシックは、2022年よりミャンマー国内での緊急支援活動を開始しました。
日本の皆さまからのご寄付により、ヤンゴンおよびその周辺地域では、職を失ったCDMer(市民的不服従運動に参加した人びと)や国内避難民を対象に、食料や医薬品の配付、現金給付による生活支援を実施しました。
同年8月からは、国軍の弾圧を逃れて避難してきた人びとが数多く暮らす少数民族地域での支援を開始。そこでは、食料や生活必需品の配付に加え、クーデター以降、学校や病院などの公的機関が閉鎖されたことで学ぶ場や医療を受ける場を失った人びとへの支援を行っています。具体的には、学校に通えなくなった子どもたちへの教育支援、および地域で無償で活動している教師や医療従事者への支援を継続しています。
さらに2025年からは、タイに避難したミャンマーの子どもたちが通う学習センターに対しても、教育の継続を支える支援を始めました。
このほか、2024年の台風ヤギによる洪水被害や、2025年に発生したミャンマー中部の大地震の被災者支援にも取り組んでいます。
武力による弾圧や自然災害など、複合的な困難に直面する人びとを支え続けています。
申込内容