活動・団体の紹介
特定非営利活動法人パルシックは、地球の各地で暮らす人と人が、国家の壁を越えて助けあい、支えあい、人間的で対等な関係を築くことを目指して活動するNGOです。
美味しい紅茶のふるさと
”インド洋の真珠”ともいわれる美しい島。北海道の約8割の面積でしかない島国で、人口の15%を占めるタミル人の組織と多数派のシンハラ人の政権との間に、1983年から2009年まで26年間にわたって内戦が続きました。パルシックは南部のデニヤヤにて、小規模紅茶生産者の有機紅茶栽培を支援し、小規模農家の安定した収入の確保と、環境保全に取り組んでいます。北部では10年間内戦復興事業を実施した後、漁村の女性たちを対象にミシンを提供、縫製技術を指導しました。寄付してもらったサリーをアップサイクルして、バッグなどの縫製製品を作り販売しています。
パルシックのスリランカでの活動
デニヤヤ小規模紅茶農家支援(2011年4月~)
パルシックは南部のデニヤヤにて、小規模紅茶生産者の有機紅茶栽培を支援し、小規模農家の安定した収入の確保と、環境保全に取り組んでいます。デニヤヤはスリランカに残された熱帯雨林シンハラージャ環境保護区に隣接する山間地帯であり、周辺南部各地の重要な水源地帯にもなっていることから、スリランカ政府も地域住民もこの地域の環境問題への関心が高く、紅茶生産を有機に転換することは、地域の課題でもありました。
2011年、計25世帯の紅茶農家を集め、有機に転換する取り組みを始めました。牛を飼い、堆肥を作るところから活動を始め、スリランカ国内で有機紅茶栽培に取り組む茶園の訪問、日陰樹の植栽などの畑の整備等を行いました。
スリランカの南北女性をつなぐサリー・リサイクル・プロジェクト(2013年4月~)
2012年度にジャフナで始めたサリー・リサイクル・プロジェクトは、2015年4月、事業地を隣県ムライティブにも拡大し、現在2県あわせて約80名の女性たちが縫製に参加しています。このプロジェクトでは、津波や内戦の被害で家族を失ったジャフナ、ムライティブの女性たちを対象にミシンを提供、縫製技術を指導して、スリランカの首都コロンボや日本からの縫製専門家のサポートを受けながら、ブラウスやバッグなどの縫製製品を作っています。
材料の布地は、コロンボを初めとするスリランカ南部の女性たちが、家庭でタンスの肥やしとしているサリーを、寄付として提供してもらいます。
ご寄付の方法(今回のみ)
フォームよりご寄付いただける金額をお選びいただくか、ご希望の金額をご入力ください。
寄付金領収書のお届けは、ご寄付いただいた日より約2カ月かかります。
ご寄付の方法(パルシックサポーター:毎月の継続寄付)
パルシックのスリランカでの活動を継続して支えてくださるサポーターを募集しています。活動に参加したいけれど何をしたら良いか分からない、時間がとれなくてボランティアに参加できない、という方はぜひ資金面でパルシックを支えてください。
スリランカサポーターは月々500円から始められます。ぜひサポーターになって、パルシックのスリランカでの民際協力活動に参加しませんか。
パルシックサポータープラン
月々 500円コース / 月々 1,000円コース / 月々 3,000円コース / 月々 5,000円コース
- 毎月1回、自動決済されます。
- パルシックの活動を継続的に支援できます。
- 民際協力ニュースを年2回(6月と11月)受け取れます。
パルシックは認定NPO法人です。サポーター費は確定申告で使用できる寄付金控除の対象となります。寄付金領収書は毎年1月末を目途に、前年に入金された合計金額で発行し、郵送いたします。
※総会での議決権はありません。
寄付金、サポーター費の使い道について
いただいた寄付金、スリランカサポーター費は、デニヤヤ地域での環境教育のためのワークショップ費、北部の女性たちの縫製作業のための資機材費に充てます。また基本的には寄付金・サポーター会費の使用は一般管理費は2割以下と定めています。
・直接事業費(社会開発や緊急支援など)及び現地諸費用
・一般管理費(事務所家賃、職員給与など)