特定非営利活動法人パルシック

寒さに負けず学びたい。シリア難民とレバノン人の子どもたちが、学校の暖房用灯油を必要としています

支援総額
1,717,730
132%
目標金額 1,300,000
ネクストゴール 2,000,000
サポーター
95
終了しました
2024年02月08日 18時00分 まで
レバノンの北部に位置するアルサール市は、標高約1,500メートルの山間部に位置し、冬は雪が積もり、気温は氷点下になることもあるほど寒さの厳しい地域です。パルシックは、2017年からアルサールで避難生活を送るシリア難民のための越冬支援を、2020年からはシリア難民児童を対象にした教育支援を実施しています。 過酷な環境で過ごすシリア難民の子どもたちにとって学校は学びの場であると同時に、ストレスから解放される大事な場所です。しかし近年、受け入れ国レバノンの経済危機により、物価が高騰し、3年間で灯油の値段は54倍にも値上がり、学校では暖房用の灯油を買うことができなくなってしまいました。室内は5度以下にまで下がるため、寒さに耐えきれず席を立ってしまう子どもも多くいます。 子どもたちが少しでも暖かい教室で学び、勉強を続けられるよう、ぜひ皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。
2023-11-22 16:22
レバノンでの教育支援事業について
こんにちは!パルシックレバノンチームです。 クラウドファンディングに挑戦するにあたり、これから毎週、皆さんにレバノンの教育事業やレバノン国内の状況など、現場の情報をお届けしていきたいと思います。第一回となる今回は、パルシックがレバノンで行っている教育支援事業について、紹介させていただきます。

こんにちは!レバノンチームです。クラウドファンディングに挑戦するにあたり、これから毎週、皆さんにレバノンの教育事業やレバノン国内の状況など、現場の情報をお届けしていきたいと思います。

第一回となる今回は、パルシックがレバノンで行っている教育支援事業について、紹介させていただきます。

2020年からレバノンのバールベック・ヘルメル県アルサール市で始まった教育支援事業も、今年で3年目を迎えました。

パルシックは、過酷な環境で生活しながらも勉強することに希望を託すシリア難民の子どもたちに基礎学力向上の機会を作ることを目的に、アルイマン学校と協力して、学校周辺の難民キャンプで暮らす子どもたちに対して公教育および心のサポートを提供しています。

また、経済危機により物価が高騰し、子どもの通学が困難となっているレバノン人の困窮世帯の負担を軽減するため、同学校に通う困窮層のレバノン人の子どもたちにスクールバス支援を行うことにより、教育を継続するための支援を行っています。

シリア人の子どもたちは、レバノン教育省の定める初等教育カリキュラムに準じた基礎科目(アラビア語、英語、算数、理科)と副科目(音楽、美術等)からなる公教育を受けています。

この子どもたちとレバノン人の子どもたちは、普段は別々の教室で学んでいますが、月に一回程度運動会などのイベントを通じて交流をしています。

今年も10月に新学期が始まり、子どもたちは毎日楽しく学校に通っています。

少しずつ寒さが厳しくなっている中でも、新しい英単語を一つ覚えたり、難しい数式が解けるようになったりと、昨日まで出来なかったことが今日できる喜びを日々糧にしながら頑張って勉強しています。

10月から始まった新学期の様子
10月から始まった新学期の様子

この子どもたちが、冬の間も勉強を続けられるよう、応援のほど、どうぞよろしくお願いいたします!(既にご寄付くださっている皆さまには、心より感謝申し上げます。)

団体情報
特定非営利活動法人パルシック
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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