一般社団法人 Mt. Shasta japan healing foundation

ペルーの子供たちへ文房具、遊具を届けたい!

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支援総額
701,000
140%
目標金額 500,000
サポーター
175
終了しました
2023年06月30日 23時59分 まで
ごあいさつ こんにちは。一般社団法人 Mt.Shasta Japan healing foundationです。 美しい自然の中で過ごすことで、本来の深い喜びを感じることを目的に2019年一般社団法人を立ち上げました。 茨城の水戸市と県北 高萩市君田の古民家を拠点に大自然療法に取り組んでいます。 地上すべての子供たちが希望の朝に目覚め、安らぎと安全な夜に眠る,誇りを持って生きる社会の為に、地球の片隅で取り組み続けていくコミュニティーです。 今回の取組は ペルー アンデスの高地 や アマゾンのジャングルにある学校を2ヶ月かけて訪ね、セサルさんが子どもたちに本や文房具、遊具を届けるサポートを目的としています。 本、文房具、遊具、他トラック、バス、船、滞在費を協力下さい。 皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。

プレゼントを届ける学校は

南米ペルー共和国。 アンデス4000m級の高地やアマゾン川源流域の学校に通う子供たちの元にセサル・ラ・トーレさんが2ヶ月かけて訪問し、本や文房具・遊具などのプレゼントを届けます。(前半1ヶ月間は私達も同行します。)

 

ペルー出身の音楽家 セサル・ラ・トーレさんは学校を建てるためのコンサート活動を目的に来日。日本人の支援者ヤマザキ氏,ナカタニ氏からの資金面での協力を得て、2001年に建設が始まりました。また、浅川嘉富氏(地球・先史文明研究家)の協力で9校が建設されました。

それまでは広大なエリアに学校はわずかでした。子ども達は山道を3~4時間かけて歩いたり、雨期の増水した川を小さなイカダで渡ったり、毎日命がけの通学でした。

校舎も小さくて粗末、屋根には穴が開き、ガラスの無い窓から雨期になると雨水が降り注ぎ子供たちはくるぶしまで水に浸かって授業を受けていました。

学校に行きたくてもいけない子供たちもたくさんいる…

通学時間が少なく危険な川を渡らずに通える地に、風雨にさらされない校舎を建ててあげたいという思いで、セサルさんは学校建設の資金集めの為に来日し、関西を中心に音楽活動をされて来ました。日本人の支援も大きな後押しとなりました。

学校を建てるにあたり、アマゾン川流域やアンデス4000m級の高地、どちらも現地まで車で行くことは出来ません。トラックや船で運ばれた資材は父兄や近隣の村人総出で人力で運びました。空気の薄い高地で、30キロのセメント袋を背負って運ぶ女性達の姿もありました。全ての学校は大工さんが一人、そして村の方々が自らの手で作っていきました。(そのため、修理は村人のみで出来ます。)

浅川嘉富氏が学校を建設した心揺さぶられるエピソード

通学に命をかけた子ども達

浅川嘉富氏の「2012年アセンション最後の真実」より学校を建設した心揺さぶられるエピソードをご紹介します。

『その始まりは 第1章でも少し話しましたが、ペルーでインカの遺跡探索の通訳についてもらった、セサル ラトーレという男性の話す関西弁を不思議に思ったことがきっかけでした。 「君はなぜ関西弁を話すの?」と聞いたところ、彼はジャングルに住む子供たちの学校を作るために資金を貯めようと思い、 大阪へ行ってそこで音楽活動をしていたというのです。よく聞いてみると、彼はペルーでも屈指のミュージッシャンでした。しかし、彼は日本のあるNPO 法人にだまされ、資金を貯められないまま帰国することになったというわけです。

 この話を聞いた私は「これも何かの縁だな」と思いました。 そこで当時私は会社を辞めて間もなくのころでもあり、多少お金に余裕があったので、「じゃあ、資金協力をしようか」ということになり、ひとつふたつと学校建設を手がけていくことになったわけです。

 3つ目の学校ができ。 その開校式に招かれた時のことです。 それらの村までは、ペルーの首都リマから クスコまで 飛行機でおよそ2時間、クスコから車で2日間、最後は船で1日、日本からはまるまる5日の行程ですから、相当の長旅です。

 マヌー 川をさかのぼっていくと、川岸にたくさんの人たちが集まっていました 。どうやら、村の人々が 総出で迎えに来てくれているようです。 校舎は思っていた以上に立派に出来上がっており、子供達も大変喜んでくれているようでした。

 その夜は、村の人たちと夜通しキャンプファイヤーのもとで踊り明かすことになりました。 お母さんや 可愛らしい子供たちは、私と踊るのを楽しみに順番を待っています。 大勢で踊るのが何よりの楽しみという 村人たちですから 踊りは延々と続きます。 そして、踊りが一段落すると今度はお父さん達の出番です。地ビールを持って次々と乾杯にやってきます。

 そういうことで気がついた時には旅の疲れもあって、もうフラフラです。横になってふと夜空を眺めると、ミルクを流したような「天の川」が天空を横切り、 目を横に向けると、ヤシの木の中を ゲンジボタルよりひと回り大きなホタルが飛び交っています。それは生涯忘れえぬ光景でした。

 翌朝、セサル氏に誘われてある場所について行くと、そこには、また別の村の人々が20人ほど集まっており、なにやら私の来るのを心待ちにしていたようです。事情をよく知らない私は、彼らが私を取り囲んで話す話に耳を傾けていました。通訳するセサル氏の言葉を聞いていると、どうやら自分たちの村にも学校を作ってくれといっているようです。

 しかし、その時までにすでに3校を作り終わっており、退職金も世界中の遺跡の探索で底をつくような状況でしたので、それ以上、寄贈する気はありませんでした。そこで、話を聞きながら断るタイミングを計っていたのです。

 ところが、私の顔をじっと見つめながら、ある母親がこんなことを話しはじめたのです。

自分には8人の子どもがいた。しかし、ウルバンバ川の対岸にある学校に通う途中で、ふたりの子どもを亡くしてしまったーというのです。そこで私が「どうして?」と聞くと、

「いま、あなたの見ている川は乾期だから穏やかですが、いったん雨期になると、大人でも渡るのが難しいほど荒れることがあります。しかし、それを心配していたのでは、子どもたちは雨期が続く4か月間、学校に通うことはできません。ですから、学校が好きな子どもたちは、危険を承知で小さなカヌーに乗って出かけていくのです。自分の子どももそのうちのひとりで、その結果、水の犠牲になったのです」

 と涙声で話してくれたのです。

 さらに、心が痛む私の胸に次の言葉が追い打ちをかけます。

「あなたの国のお母さんと違って私たちは多くの子どもを持っています。しかし、ひとりの子どもを亡くしたときの悲しみは、あなたの国のお母さんのそれと少しも変わらないのです」

 しばらく沈黙がつづいた後、村の代表者が私に願いでました。

「私たちの村は、お聞きいただいたような状況にあります。私はもうこれ以上、多くの親たちを悲しい目に遭わせたくありません。どうか私たちの村に、小さくて結構ですから学校をひとつ作ってくれませんか!お願いします!」

「目は、口ほどにものをいう」と言う格言があります。まさにそのとき、そこに集まった村の人々の目は、百万言を費やすより多くのことを私の心に訴えかけていました。私のなかのもうひとりの自分がささやいたのはそのときです。

「いまの自分は、別に生活が困るほどの状況じゃないよな。まだ、多少の余裕があるのだから、その一部を提供すればそれで済む話じゃないか。ケチケチするなよ浅川君!」

 その瞬間、私は、「よしわかった。それじゃあ、次の雨期が来る前に急いで作ろう!」と答えていました。そのときの、村の人々の喜びようは大変なものでした。みな抱き合って泣いていました。いまでもその姿は脳裏から離れることがありません。そのときの彼らの嬉しそうな泣き顔は私の生涯の宝物です。心からよかったと思っています。』

(2012年アセンション最後の真実  浅川嘉富 著 より引用)

私たちは浅川氏からこのお話しを直接何度も聞かせて頂きました。

訪問スケジュール

2023年7月3日 日本を出発 2ヶ月かけてセサルさんが学校を訪問します。4,000m級の高地はバス、トラックでの移動。

アマゾン川流域では車と船での移動となります。

■アンデスの高地

・ワフワ(HUADHUA)4500m 幼稚園・小学校

・パンパカンチャ(PAMPACANCHA)4500m以上 中学校

・アチャアルタ(ACCHALTA)3800m 小学校

・パンパコラール(PAMPACORRL )3800m 小学校

・ラレス(LAREU)アルマス広場 

・キュスワラニ(QUISHAARANI)4500m 小学校

・パンパワタ (PAMPA HUATA)  3800m   幼稚園 小学校

・アクチャワタ (ACCHA HUATA)  4300m 小学校

■アマゾン

・マナワ(MANAGUA) 小学校

・サニリアート(SANIRIATO) 幼稚園・小学校・中学校

・キタパライ(KITAPARAY) 小学校

・サンカルロス(SAN CARLOS)   小学校

ワフワ(HUAJHUA)

日本からペルーへは直行便がない為メキシコを経由して、リマ国際空港まで所要時間約20~25時間かけて向かいます。

リマからクスコへ国内線に乗り継ぎ所要時間1時間30分ほどでクスコに到着。

ペルーの古都クスコ 標高3400m 富士山の8合目・9合目ぐらいのところからさらに高地へ

ガードレールも無い、舗装もされてない急勾配の山道をトラックに乗って5時間 4500mの高地にある ワフワ村の幼稚園と小学校を訪ねます。

サニリアート(SANIRIATO)

クスコから標高4500mのアンデスを越えキーラバンバ、マナワを経て 2日かけて陸路でサニリアートへ向かいます。

アマゾン川源流、アウト・ウルバンバ川沿いの丘の上にサニリアート村の学校はあります。

アマゾンで唯一、幼稚園・小学校・中学校が併設されています。

クラウドファンディングの使い道

頂いた寄付金は以下に利用します。

・ボール や ネット、文房具、本 や 消しゴム・折り紙・シールの購入費

・高地への移動 トラック・バスの交通費、ガイド料

・アマゾン川の移動 ボート代、ガイド料

・リターン品代(ポストカード代、郵送費)

クラウドファンディングのコースと返礼品

・1000円 返礼品なし サンキューレター

・1000円 ポストカード 1枚 サンキューレター

・3000円 返礼品なし サンキューレター

・3000円 ポストカード 3枚 サンキューレター

・5000円 ポストカード 5枚 サンキューレター

・10000円 ポストカード 10枚 サンキューレター

 ※ポストカードのデザインはこちらにお任せ下さい。

  写真はイメージです。デザインが変更になる事もございます。

4000m級の高地やアマゾン川流域の子どもたちのために。セサル・ラトーレさんの深い想いに応え、日本人のサポートを得て学校建設が成されました。道を切り拓いてくださいました方々に深く感謝申し上げます。


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