医療的ケア児を育てるママの「働きたい!」を実現するカフェを支援しませんか?

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■チルミルで働くママたちについて■ 重い障がいを持つ子どもを育てるママたちは、24時間続く介護のために社会から孤立しています。学校や預け先があったとしても、すぐに体調を崩してしまう子どもたち。仕事をしょっちゅう休まなくてはいけない…ほかの人の迷惑になってしまう…やっぱり仕事は無理かも… 「働きたくても働けない」という声をずっと聞いてきました。なんとかママたちが安心して働ける職場を作れないか。試行錯誤のうえ誕生したのが「カフェ・ドゥ・チルミル」。 いまチルミルでは重い障がいの子を育てるママたちが、安心して生き生きと働いています!「働くのって楽しい!」「楽しくってしょうがない!」そんな声が溢れます。 始まったばかりのカフェはまだまだ手探り状態。カフェの存続に皆さんの支援がどうしても必要です。働くママたちを応援してみませんか?500円からできる毎月の応援、3,000円からできる一回の支援などがあります。 あいの実は税額控除対象法人です。

カフェ ドゥ チルミル ストーリーⅠ

2023年3月。多くの方の熱いエールの中、SWCあいの実のクラウドファンディングが無事成立。エントリーは『医ケア児ママのカフェを建てたい!燃料・資材高騰につき緊急のお願い』でした。

医療的ケア児者、重症心身障がい児者である子どもを持つ母親たちが働けるカフェが建築され、6人の医ケア児ママの採用が決定しました。

『最後のチャンスだと思って応募』『働こうと思えただけでも幸せ』『採用してくださるところがあるなんて夢のよう』

希望に満ちた言葉と共に、医ケア児ママたちがカフェスタッフとしての勤務を開始しました。 30代~70代のママたち6人。年齢も経歴も様々です。 

6人に共通するのは、24時間、死と隣り合わせの子どもの介護に追われていることです。                          

医療的ケア児とは?

生きるために常に医療的ケアが必要な子どもたちです。ひと昔前には助からなかった命が奇跡のように救われています。結果、呼吸器の装着や痰吸引が必要な、医療的ケア児が増加しています。

ママは自分の時間や自由を惜しまず、子どもをケアします。まるで新生児をお世話するような生活が、10年、20年と続きます。医ケア児は体調を崩しやすく、発熱や入院が日常茶飯事です。

『医療的ケア児とその家族の生活実態調査』によると、71.1%の医ケア児の親が慢性的睡眠不足を感じています。88%の医ケア児の親が就職を希望していますが、うち、希望する形態で仕事ができている方は7%のみです。社会からの孤立を感じる親は51.3%、外出を困難を感じるご家族は65.3%にのぼります。

医ケア児ママたちは、勤務、スキルアップ、社会参加などをあきらめがちになります。

医療的ケア児者の介護をするご家族の暮らしについて、ぜひこちらの記事をご覧ください。

 カフェ ドゥ チルミル ストーリーⅡ

ー子どもたちの体調に生活が左右されるママたち。ー社会とつながり活躍するチャンスが少ないママたち。ー子どもを預けて働くというあたりまえの選択肢のないママたち。

『雇用に向かないママをあえて雇用する』にチャレンジしたのがCAFE de CHILL MILLです。                      

ママたちの勤務を実現させるため、コンセプトは『アウトドアの体験』。お客さんがコーヒーの焙煎やホットサンド作りに挑戦し、キャンプ気分を味わえるカフェです。

ママたちのオペレーションは、調理よりも体験コースの案内になり、飲食店での勤務経験のないママでも働きやすくなります。

カフェの運営により、医ケア児ママの働けるシフトや課題、対策が明らかになります。モデルケースの確立と普及を目指しており、『温かく先進的な取り組み』と評価されています。

一方で、CAFE de CHILL MILLの運営とプロジェクトには、通常の飲食店とは異なるコストが発生します。また『制度のはざまの課題に取り組むプロジェクト』であり、国や自治体の支援がありません

社会とつながりたい医ケア児ママたちの勤務と笑顔を守り、モデルケースを創るCAFE de CHILL MILLプロジェクトを、ぜひ助けてください。

仙台放送・カフェで働くママたちの声をご紹介します

CAFE de CHILL MILLは  SWCあいの実の企画・運営です

東北・仙台の『SWC(社会福祉法人)あいの実』は、重症心身障がい児や、医療的ケア児とその家族のためのサービスに特化しています。

ミッションに障がい児と家族の『生きがいと働き方の再構築』を掲げ、制度だけでは解決できない問題にソーシャルビジネスやファンドレイジングで挑んでいます。

SWCあいの実の活動内容と実績

  • 2005年 NPOあいの実設立
  • 2010年 居宅介護支援事業『ケアプランセンターあいの実』設立
  • 2014年 放課後等デイサービス・児童発達支援『あいの実ラズベリー』開設
  • 2015年 放課後等デイサービス・児童発達支援『あいの実クランベリー』開設
  • 2021年 SWCあいの実設立
  • 2023年 ショートステイ・クリニック・生活介護『あいの実ブルーベリー』を含む施設を開所
  • 2023年 『仙台あばいんプロジェクト』始動

2023年より、障がい児者ファミリーの生きがい創りに取り組む『仙台あばいんプロジェクト』が始動しました。あばいん、とは仙台の方言で『いっしょに行こう!』。どのファミリーも取りこぼされない未来のため、支援の輪を広げるプロジェクトです。

あいの実は税額控除対象法人です

プロジェクトやカフェへのご寄付は、税額控除の対象になります*

SWCあいの実は2023年6月14日に仙台市より「租税特別措置法施行令第26条の28の2第1項第3号に規定する要件を満たした法人」として税額控除対象法人の証明を受け、税額控除制度を活用できるようになりました。これにより寄付者は「税金の使い道を自分で決める」ことができるようになります。有効期間は令和5年6月14日~令和10年6月13日です。

詳しくはこちらをご覧ください。

寄付金の使い道について

■医療的ケア児ママの働くCAFE de CHILL MILLの運営

  • 店舗場所 宮城県仙台市泉区西田中松下23
  • 営業時間 10:30~17:30(月曜休業)

■医療的ケア児家族のためのキャンプ

医療的ケア児家族たちにとって難易度の高いキャンプ。ボランティアを交えてアウトドアにチャレンジし、同時に家族と地域社会とのつながりを実現します。ご支援により、年1回、5~10組の家族が参加するキャンプを企画することができます。

2023年10月に実施されたキャンプの動画を、ぜひこちらからご視聴ください

■医療的ケア児・重症心身障害児の居場所を作る事業

あいの実では、家族のご負担を軽減するために、どんなに重い障害のある人でも受け入れられる通所施設を運営しています。3つの通所施設で、すべてのご利用者に無償で入浴サービスを提供しております。2023年3月時点で、入浴サービスをご利用の延べ人数は5396人。設備や人件費など、一回の入浴にかかるコストは1200円です。ご支援に心から感謝します。

代表者メッセージ

社会福祉法人あいの実 理事長 乾祐子

この度は、私たち「社会福祉法人あいの実」の新しい挑戦、「仙台あばいんプロジェクト」にご関心をお持ちいただき、心より感謝申し上げます。このプロジェクトは、重症心身障害児者や医療的ケア児者のお子様をお持ちの母親たちが、再び社会で輝くための一歩を踏み出すための取り組みで、制度にない支援を行うプロジェクトです。

日々、介護に追われるこれらの母親たちに、働く場と社会とのつながりを提供することで、彼女たちの人生に新たな希望をもたらすことが私たちの目標です。彼女たちが自立し、社会に貢献できるよう支援することで、より豊かなコミュニティを築くことができると信じています。

しかし、このような貴重な活動を続けるためには、皆様の温かな支援が欠かせません。皆様からのご寄付は、母親たちが働くカフェの運営費用や、彼女たちの家族が必要とする様々なサービスの提供に大いに役立ちます。皆様の小さなご支援が、大きな夢への第一歩となります。

「仙台あばいんプロジェクト」は、単に支援を提供するだけではなく、障害を持つ子どもを育てる母親たちが、自分自身の可能性を信じ、新しい未来を切り開く手助けをすることを目指しています。彼女たち一人一人が社会で輝く姿を、私たちは心から願っています。

皆様のご支援によって、彼女たちの夢が一つずつ現実に変わっていきます。ご支援、心からお願い申し上げます。

皆さまからのご寄付は、重症心身障害児・医療的ケア児の家族支援に係る事業や企画、仙台あばいんプロジェクトのために大切に使わせて頂きます。

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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