社会福祉法人新潟県共同募金会

【NPO法人ミンナのチカラ】居場所、こども食堂や学用服リユース等を通じて支え合いの輪を!

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支援総額
20,000
6%
目標金額 300,000
サポーター
9
残り
69
2025年03月31日 23時59分 まで
ひきこもりの人とその家族の居場所の運営をはじめ、体操着や制服のリユース、こども食堂、多世代交流イベントの開催など、地域共生社会(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現に向けて活動しています。

ミンナのチカラ設立の目的

胎内市の人口減少及び人間関係の希薄化によって生じる諸課題に対し、市内外の人材を巻き込みながら、それぞれの会員が持てる力を発揮し居場所づくりをはじめとした諸々の取組を行うことで、胎内市の人口減少の抑制、住民のお互い様の精神の醸成及び地域共生社会(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現に寄与することです。

居場所開設の背景

ひきこもり状態の人が社会復帰を希望するような機運を高め、社会復帰を望む人がスムーズに復帰でき、そして、地域のあらゆる仕事を担う大切な人材として担い手が不足している産業で活躍する、そんな好循環が生み出されるSDGsの理念にも適った地域の実現に寄与していきたいということが活動のきっかけです。

支援機関等の働きかけにより、ひきこもり状態にあった者が「外に出よう」、「支援機関を訪ねよう」、「人とつながろう」と思ったときに、いきなりバリバリの社会に出ることは難しいと思われるので、家と社会との間に緩衝地となる「居場所」が必要になってきます。

小・中学生のひきこもりによる不登校のサポートは、市役所の学校教育課で行っていますが、義務教育課程を修了した高校生や大学生、そして大人のサポート体制は市にはないため、胎内市社会福祉協議会が実施している「ほのICHI」だけがサポートしている状況です。

自分の部屋・家以外で過ごすことができるワンクッションとなる居場所をつくることで、同じような境遇の者やその家族が集まるきっかけとなり、家族の精神的不安の解消につながったり、当事者にも良い環境となったりするなど、ひきこもり状態の人を取り巻く環境の改善が図られることが期待できると考えています。

2020年12月に開設した居場所「ミンナのCasa」は、市内の一戸建ての空き家を借り上げたもので、10月から中の清掃等を進めてきました。なお、Casaはイタリア語やスペイン語で「家」を表す単語で「カーサ」と読みます。

現在、第1・第3・第5日曜日の午後2時から4時までで月2~3回開設しています。ミンナのCasaには、Wi-Fiを設置し、インターネットに接続できる環境も整備しています。2021年7月には、クラウドファンディングで資金調達し、1階・2階にそれぞれ1台エアコンを設置しました。施設の利用は無料ですが、初回来場時に利用者登録をしていただきます。登録フォーム等による利用者登録も可能です。

将来的には、市内の商工業者や農業者と連携し、運営支援やひきこもり状態の人の就労体験、多世代交流拠点としての利用などを進めていきたいと考えています。

学用服バンクやこども食堂の取組

フードバンクへの参画を通じ、学用服(体操着・制服など)のニーズがあることが分かったことから、譲り渡す場の提供を行っています。

収集・提供する学用服は市内5つの小学校の体操着、中条小学校の給食着、市内4つの中学校の制服と体操着、柔道着としています。

こども食堂は、コロナ禍が5類に移行した2024年に食育や孤食の解消を目的に開始しました。開設場所は居場所の「ミンナのCasa」です。一軒家で多くの人が入れないので、2部構成で実施しています。午前10時からは「作って食べる」と称して、親子や多世代が集い調理し一緒に食べることとしています。この場で初めて包丁を持った小学生が高齢者から使い方を教えてもらったり、ピーラーの使い方、野菜の切り方を学んだりと楽しみながら行っています。後日談として、この場での活動をきっかけに家でもお手伝いをするようになったということも聞けて嬉しく思っています。そして、12時30分からは「食べる」として、食べるだけの人を受け入れています。JAをはじめ、地元の養豚業者、農家の方から食材を提供いただけることに感謝しています。

寄付金の使途

こども食堂の運営も食材をいただいてはいますが、毎回5~7千円ほど調味料などの食材購入を行っていますのでそう言った食材購入などの運営に使わせていただきたいと思います。

また、居場所の一軒家を廉価で借りていることから修繕などは自分たちで行わなければなりません。今までいただいた寄附では暖房便座に取り換えたり、瞬間湯沸かし器を取り付けたりさせていただきました。今回の寄附も居場所の修繕などの運営に使わせていただきたいと思います。

代表の想い

一人の力ではどうにもできないことでもいろんな人と関わっていくことで実現できることを法人を立ち上げてから感じています。自ら事業にかかわるだけでなく、資金援助するという支援も貢献活動の一つです。

ぜひ私たちの活動にご理解いただきご支援くださいますようお願いいたします。

活動の詳細

ひきこもりの人とその家族の居場所

 毎月第1・3・5日曜日の午後2時から4時まで開設。利用料は無料です。

学用服バンク~ミンナのユズリバ~

 上記開設日に体操着や制服の譲り渡しを行っています。回収は小中学校や市役所に設置した回収箱に入れてもらい当法人スタッフが回収に伺っています。利用は1着当たり100円以上の協力金と付箋にコメントを書くことをお願いしています。

こども食堂~ミンナのこども食堂~

 毎月第1日曜日の午前10時から開設。利用は1人当たり100円以上の協力金をお願いしています。作って食べるは午前10時から、食べるのみは12時30分からです。

多世代交流イベント

 米粉ピザづくり、ミニ門松づくり、竹灯籠づくりなど多様なイベントを行っています。

農作物の栽培

 マコモタケやそばなど植え付けから収穫までの作業を行っています。

有害鳥獣対策

 放置された柿をもぐ渋柿隊を結成し、採りきれない柿の収穫、干し柿作りなどを行っています。

赤い羽根共同募金とこの募金の関係について

この募金は、新潟県共同募金会を通じて、赤い羽根共同募金運動の一環として実施され、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられる募金となっています。毎年1月1日から3月31日まで実施されます。                                   

頂いたご寄付に加え、一定の要件に基づき赤い羽根共同募金からも加算して助成され、寄付者の皆様のご意思を強く反映できる仕組みとなっています。

▶にいがた・新テーマ型募金特設ページを是非ご覧ください。

※新潟県共同募金会の審査を得た事業になります。                             赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取り組みとして社会福祉の推進のために赤い羽根共同募金運動を続けている団体です。寄付募集を行っている団体は本会で審査し、承認された団体ですので安心してご寄付いただけます。

※税制優遇について ▶詳細はこちら(中央共同募金会HP)                                  寄付金は税制優遇の対象です。                              個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除の対象となり、さらに新潟県内にお住まいの方は住民税の税額控除も受けられます。                                     法人のご寄付はご寄付していただきました金額を、全額損金算入することができます。

※新潟県共同募金会とは                                 たすけあいの精神を基調として、共同募金運動を通じて、新潟県における社会福祉事業の健全な発展と社会福祉に関する活動の活性化を図ることににより、地域福祉の推進を図ることを目的として様々な活動を行っております。

(お問い合わせ)                                       社会福祉法人 新潟県共同募金会                                    950-0994 新潟県新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ3F                 TEL:025-281-5532 FAX:025-281-5533

団体情報
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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