新潟県共同募金会
社会福祉法人

【NPO法人ふぁみりり】子育て家庭への訪問支援~ふぁみりりヘルパーお助け隊~

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支援総額
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目標金額 400,000
サポーター
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募集開始前
2026年01月01日 00時00分 から
妊娠中切迫早産による入院を経験した当事者が、困難を抱えている妊産婦の手助けとなる活動をしたいと声をあげ、それに賛同するメンバーが集まり活動しています。  メンバーそれぞれが自身の子育ての経験から、今子育てをしている方たちがよりよい環境で子育てできるよう、アイディアを出し合っています。  市内で生活する親子の不安や生きづらさをほんの少し軽減し、子育ての苦労や喜びを地域みんなで分かち合えるような取り組みを行っています。 公式HP→https://famireli.amebaownd.com/ Instagram→https://www.instagram.com/famireli.joetsu/

はじめまして ふぁみりりです

 私たちふぁみりりは、切迫早産等の予期せぬ長期入院や結婚したばかりで慣れない土地での出産育児を経験した当事者が支援の必要性を感じ、集まった仲間で活動を始めました。それぞれのメンバーが育児や家事、仕事をしながら、この活動を行っています。当事者だから分るこ

と、分る気持ち、共感することが日々の活動の中で沢山あります。現在は子育て家庭訪問支援の他に、子育てひろば、子育て支援研修、子育て家族向けのフェスなどなど、産前産後はもちろん、子育て中のお母さんとそのご家族への支援活動を行っています。

『毎日の時間がぎりぎりです』— 深刻化する子育て家庭の声」

合計特殊出生率のニュースの中で、既に子どもを1人以上育てている方のコメントとして、

「子どもをもう一人となると難しいです。お金のこともあるし、毎日の時間がぎりぎりです」
「子育てと仕事の両立はしようと思っていましたが難しく、結局、妻が一度仕事を辞めざるをえませんでした」

と、家事育児を家庭内で両立することの難しさを物語っています。
 さらに現代は、世帯構成の変化や両親の就労状況(働き方の多様化)、祖父母の年齢や健康状態、就労年齢の高齢化、住み慣れたところ以外に住居を構える等、様々な要因から祖父母や周囲の手伝いを得ることができず、家事育児に困難を抱えているご家庭がとても多いと感じています。

 また、子どもは家庭で育てるものという意識が根強い地域にあって、コロナ禍を経たことで益々周囲との関係性が希薄化し、特に小さな子どもを育てている家庭がどんどん孤立しているように思います。園や小学校に入ると子どもを通じた関係性が少しは開かれてきますが、それ以前は縦にも横にもつながりが結ばれにくく、子ども自体が減っているため子育てをしている側が少数派になっており、お互い様という感覚も薄れ、子どもがいることでひとに迷惑をかけているようでなんとなく肩身の狭い思いをしています。

使いたいときに使えない公的制度…

 制度として実施されている上越市の産前産後ヘルパーでは、子育ては家庭内で完結することが大前提としてあり、母子保健法によるものであるため母親本人の支援であり家族支援ではありません。

 お母さんが家にいないときこそ、家族が一番困るのに、制度があっても助けを受けることができません。また、生後16週以降は対象外となりサービスを受けることもできません。子どもが大きくなっても、誰かの手を借りたいことが沢山あります。窓口での申請段階で断念したという方の声を幾度となく耳にしてきました。

 また、申請したとしても利用期間が短く、支援内容も限定されているため、本当の困り感に対応しきれていない場合が少なくありません。
 また産前産後だけでなく、養育支援が必要な家庭、ヤングケアラーや保護者の体調不良、きょうだいの付き添い入院などの困難な事情を抱えた子育て家庭もたくさんあります。

ふぁみりりはご家族に寄り添った支援をおこないます

 子育て家庭へ訪問し、家事支援、育児支援の他、入院先への洗濯物の受け取り・交換や、買い物代行など、ご家族が困っていることを丁寧に聞き取り、できるだけ寄り添った支援を行っています。

 2021年に任意団体として発足以来、市役所担当課と産前産後ヘルパー事業の拡充について複数回協議を行ってきましたが、現行制度では条件緩和は難しいとの返答でした。このことから、2023年3月より心理的・肉体的に不安や困難を抱えるすべての妊産婦及びそのご家族が安心して赤ちゃんを迎えるため(または赤ちゃんと過ごすため)の生活を整えることを目的とし、上越市の

産前産後ヘルパーの制度拡充を待つのではなく、行政に先んじて取り組みをはじめました。

 2025度より利用対象の「おおむね1歳までのお子さんを育てるご家族」から「お子さんを育てるご家族」に条件を緩和し、より多くの子育て家庭にご利用いただけるようにしました。

どんな時に使えるの? ~これまでのご利用ケース~

  • お母さんがご出産で入院中にご自宅の掃除や調理
  • おうちの方が上のお子さんの園行事に行かれている間、赤ちゃんとお留守番&ちょこっと家事
  • 上の子たちがお休みの週末に向けて大量のおかず作り置き
  • 体調不良のお子さんの病院受診時、元気なごきょうだいとお留守番&ちょこっと家事
  • 普段の家事では追いつかない大掃除や模様替え等のお手伝い
  • お母さんの体調不良時、お子さんのお世話&買い物や食事作りなど

ふぁみりりのここに注目!!

  • 入院やお仕事などでお母さんがいない場合でも訪問できます。お父さんやおじいちゃんおばあちゃんからのご依頼もOKです。
  • 症状が落ち着いている病後児さんのお世話もできます。
  • 母子手帳交付前(つわりの一番辛いころ)にも訪問できます。
  • 公の産前産後ヘルパーを利用中でも訪問できます。
  • お子さんとお留守番できます。
  • 大掃除や家具の移動、ペットの散歩などもできます。
  • お子さんの年齢が大きくなってもご利用いただけます。

 また、ふぁみりりではできないことでも、行政の子育て支援事業や他団体のサービスなどを紹介・仲介することにより、困難の解消に向けてご家族と一緒に考えています。これまで市の子育て支援担当課、市の産前産後ヘルパー受託事業所、上越助産師会、民間の子育て支援団体との連携を構築してきたので、利用者にさらなる支援が必要な場合は迅速に関係先と連携を取りつつ支援を行うようにしています。

支援員の研修もしっかり行っています

 さらにこの子育て家庭訪問支援では、育児期の母親を積極的に支援員として登用することで母親自身の社会参画を促し、隔絶された「孤育て」から解放されることを目指しています。   

 市の産前産後ヘルパーは特に資格取得が義務付けられているものではありませんが、私たちの訪問支援では、妊娠期・産褥期の妊婦、新生児や幼児、小児がいる家庭において行います。

当初、活動を開始するにあたり、ホームヘルパー派遣を行っている上越市社会福祉協議会から訪問支援の心構えや秘密保持に関する講習を受けましたが、実務的な家事支援の技術及び心構えのみならず、母子保健や子どもの保健、子どもの健康と安全、子育て世代を取り巻く社会環境等、一定の知識の習得が望ましいと考えました。

 しかし、上越市内ではこのような研修を受けられるところがなく、通信教育やオンラインでの資格取得を目的とした講座は受講料がとても高いこともあり、広く子育て支援に興味がある方にまで浸透しないという現状があります。

 このことから、ふぁみりりが関係する方々と連携して研修カリキュラムを策定し、研修会を行うことで、訪問支援員の基礎知識の向上のみならず、地域の子育て力の向上にも貢献することができると考え行っています。

ご利用者の声

代表メッセージ

 核家族や共働きが多い、人の手を借りにくい社会情勢。私たちも、頼れる人がいない中で孤独に耐えながら、必死に子育てしながら生活してきた一人でした。ふぁみりりは例えば介護のように、身近に感じられ、いつでも利用できる様な、そんな存在になれればいいなと思っています。

 しかし、活動維持を考慮すると利用料金が高額になってしまい、子育て中の一般家庭では気軽に使える料金設定ではないのが現状です。

 そこで皆様のお力をお借りし、子育て中のご家族の辛い気持ちや思いを少しでも分かち合い、安心して過ごせる、そんなあたたかな子育てを、私たちが暮らすこの上越地域でできたらと思っています。

特定非営利活動法人ふぁみりり 代表理事 髙橋朋美

私たちも応援しています!!

寄付金の使い道について

訪問支援を継続するための運営費

 訪問支援員の人件費や交通費、衛生費、研修費等の活動費に充てさせていただき、ご利用者様の料金負担を軽減します。

必要な方に情報が届きますように

 この支援を必要としているご家庭に情報を届けるために、パンフレットやSNSなどを使用した広報宣伝費にも活用させていただきます。

この募金は、新潟県共同募金会を通じて、赤い羽根共同募金運動の一環として実施され、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられる募金となっています。毎年1月1日から3月31日まで実施されます。                                   

頂いたご寄付に加え、一定の要件に基づき赤い羽根共同募金からも加算して助成され、寄付者の皆様のご意思を強く反映できる仕組みとなっています。

▶にいがた・新テーマ型募金特設ページを是非ご覧ください。

※新潟県共同募金会の審査を得た事業になります。                             赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取り組みとして社会福祉の推進のために赤い羽根共同募金運動を続けている団体です。寄付募集を行っている団体は本会で審査し、承認された団体ですので安心してご寄付いただけます。

※税制優遇について ▶詳細はこちら(中央共同募金会HP)                                  寄付金は税制優遇の対象です。                              個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除の対象となり、さらに新潟県内にお住まいの方は住民税の税額控除も受けられます。                                     法人のご寄付はご寄付していただきました金額を、全額損金算入することができます。

※新潟県共同募金会とは                                 たすけあいの精神を基調として、共同募金運動を通じて、新潟県における社会福祉事業の健全な発展と社会福祉に関する活動の活性化を図ることににより、地域福祉の推進を図ることを目的として様々な活動を行っております。

(お問い合わせ)                                       社会福祉法人 新潟県共同募金会                                    950-0994 新潟県新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ3F                 TEL:025-281-5532 FAX:025-281-5533

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