Smileういんずは学校に笑顔の風を届けます
退職教職員が教室に入り、先生や子どもたちをサポートしている団体です。現在70名が登録して活動しています。学校現場の人手不足と多忙化解消の手助けをしています。子ども一人一人が周りの大人にしっかり見守られる中で、健やかに成長できる社会を目指して活動しています。

学校現場は人手不足と多忙で困難な状況です
学校現場では慢性的な人手不足が年々深刻になっています。そのため以前からの多忙に拍車がかかり一層深刻になっています。
「隣の学級の先生が病気で休んでいるけれど代わりが見つからない。」
「私の出産が近いけれど産休代理教員が見つからなくて不安。育休もとってよいのかしら。」
個に応じた指導の重要性が増す中、児童の学習環境の改善は難しい状況が続いています。
「あの子、今日は元気がなかったけれど、声をかける時間がなかった。」
「良く分かってないようだったけれど、個別にみてあげる時間が欲しい。」
特に担任や養護教諭・支援員が急に不在になった時、一人一人に対応したきめ細やかなサポートが難しいという学校現場が多く見られます。

年間延べ 213校・472回 サポートをしました
学校からの依頼を受け、担任・養護教諭・支援員の不在時に退職教職員(サポーター)が学校に出向く「担当不在サポート」を実施し、教職員や児童・生徒の支援を行っています。
昨年度は新潟市内で年間延べ213校472回のサポートを行いました。これは新潟市の約7割の小学校でサポートを行ったことになり、過去最高の実施数でした。学校からは、「出張の時はもちろん教員が体調不良で休む時でも、子どもたちは、細やかな支援を受けることができた」「不在時に発生しやすい子どもたちのトラブルが少なくなり、集中して学習に取り組む姿勢が見られた」などという感謝の声が届いています。
※今までに実施した担当不在サポートの支援内容
・学級全体の自習の見守り
・学習が遅れがちな児童への対応
・情緒が不安定な児童への声掛けや別室でのクールダウンの見守り
・車椅子の補助、医療補助が必要な子どもの見守り
・養護教諭不在時の保健室来室児童の見守り
・特別支援学級(特別支援学校)での生活の支援や学習の見守り
・複式学級での個別支援
・教室に入ることに抵抗を感じる児童、生徒の別室での見守りなど









いただいた募金で支援を待っている学校をサポートしています
いただいた募金を原資にしてサポーターの交通費や運営費を捻出しています。年々増加する学校からのサポート依頼に対応するためにサポーターは広い新潟市を区をまたいでサポートに向かうことも多いです。そのため、交通費の確保は重要です。しかし、財政は厳しい状況にあり、サポートを今後も維持し安定的な事業を実施するために、皆様からの募金が必要不可欠となっています。
※募金の使い道
| 担当不在サポーター交通費 | 750,000円 |
| 事務局打ち合わせ交通費 | 40,000円 |
| 事務局事務人件費 | 50,000円 |
| 通信費 | 48,000円 |
| 消耗品費 | 12,000円 |
| 合計 | 900,000円 |
Smileういんずの想い ~代表メッセージ~
「教員」は、本当は子どもの成長を感じられる尊い仕事なのに、肝心な子どもと向き合う時間が取れずに、やりがいを感じられず身体を壊して辞めていく先生もいます。
この活動を始めて11年目になりますが、学校現場は忙しさがなかなか解消されないばかりか、人手不足が深刻になってきています。
私たち退職教職員がサポートすることで、先生方にゆとりができて子どもとじっくりと向き合えたら、子どもにも笑顔が広がるはず、そう信じてこの活動を続けています。
継続していくために、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。

こんな声が届いています!
♡ 募金者からの声 ♡
・実働部隊としてのお手伝いはできませんが、せめてこれくらい・・・という気持ちです。
皆さんの有益な活動に使っていただければ幸いです。
・教員不足で大変な現場に力をかしていただけるのはとても助かります。子どもたちのために続けてもらえると嬉しいです。少額ですが、役に立ててもらえると嬉しいです。
・いつもいつも助けていただいてありがとうございます。募金させていただきます。
・この活動が長く、そして発展していくことを祈ってます。
・以前学校教育に従事しました。皆様の活動をささやかながら応援致します。よろしく‼
♡ 学校からの声 ♡
・普段は取り組めない子が、たくさん問題をやることができ、喜んでいました。
・「がんばったね!」「すごい!」とほめてもらえるので、自己肯定感も高まっているようです。
・多様な児童がいる中で、個別支援をしていただき、児童に寄り添って問題を解いたり、間違いを直したりしてくださり、とても助かりました。
・全体的に児童に温かい言葉をかけていただき、とても喜んでいました。
・大人の目があることで担任としても精神的に助かっています。

・個性豊かな子どもたち一人一人に寄り添ったサポートをしていただき、ありがたかったです。臨機応変に動いてくださり、とても助かりました。
・個別指導の必要な児童だけでなく、その子たちが頑張る姿を学級の児童も見て喜んでいました。


この募金は、新潟県共同募金会を通じて、赤い羽根共同募金運動の一環として実施され、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられる募金となっています。毎年1月1日から3月31日まで実施されます。
頂いたご寄付に加え、一定の要件に基づき赤い羽根共同募金からも加算して助成され、寄付者の皆様のご意思を強く反映できる仕組みとなっています。
▶にいがた・新テーマ型募金特設ページを是非ご覧ください。
※新潟県共同募金会の審査を得た事業になります。 赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取り組みとして社会福祉の推進のために赤い羽根共同募金運動を続けている団体です。寄付募集を行っている団体は本会で審査し、承認された団体ですので安心してご寄付いただけます。
※税制優遇について ▶詳細はこちら(中央共同募金会HP) 寄付金は税制優遇の対象です。 個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除の対象となり、さらに新潟県内にお住まいの方は住民税の税額控除も受けられます。 法人のご寄付はご寄付していただきました金額を、全額損金算入することができます。
※新潟県共同募金会とは たすけあいの精神を基調として、共同募金運動を通じて、新潟県における社会福祉事業の健全な発展と社会福祉に関する活動の活性化を図ることににより、地域福祉の推進を図ることを目的として様々な活動を行っております。
(お問い合わせ) 社会福祉法人 新潟県共同募金会 950-0994 新潟県新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ3F TEL:025-281-5532 FAX:025-281-5533



