活動・団体の紹介

OHANA =家族
「オハナ」とは「家族」を意味するハワイ語です。
不登校や引きこもり、虐待、障がい、家庭の問題など様々な困難な状況にある子ども達
子育てに悩むお母さん、お父さん
施設の子ども達、施設退園後の子ども達
おじいちゃん、おばあちゃん
みんなで大きなOHANA(家族)として
あるがまま、そのままの自分で
『生きているだけでいい』
と、お互いを大切に思いあい受けいれあい
人の痛みをわかりあい
赦しながら
繋がりあい助けあい支えあえば
ひとりじゃなくて共に生きていくことができる
優しくて平和な世界を
子ども達と共に幸せな未来をつくりだすことができる
活動をしています。
活動の背景、社会課題について

日本の小中高生は1週間で約10人自殺しています。
虐待や性虐待が増え続ける中で自ら命を絶つ自殺者が低年齢化してきている日本の現状。
2024年の統計で小中高生の自殺者は529人。1980年以降、過去最多数と厚生労働省と警察庁より発表されました。
当法人のこども食堂の利用者の90%以上がシングル家庭であり
母親が1人で仕事も家事も育児も担っているという現状があります。
世帯年収300万円未満の世帯の子どもの約3人に1人が学校以外の体験活動を1年を通じて
何もできていません。
地域との繋がりもなくシングル家庭、困窮家庭では子ども達だけで留守番をしていることも多く、保護者が働いているにも関わらず十分な食と豊かな体験の機会を得ることが困難な状態です。
境遇の格差が子ども達の健康と情緒の安定、学力に大きな影響を及ぼしています。
親自身や子どもが病気になったり配偶者が亡くなったり子育てに悩む問題に直面しても相談できる場所も人も知らない孤育ての中ひとりで抱えこみ虐待に至ってしまうケースも多々あります。
OHANA未来食堂では、家庭を支える1食となりますように栄養のバランスが取れた栄養満点な食事と、食材の提供を続けています。同時に、子ども達の健やかな成長のために安心して気軽に相談できる地域の居場所の役割も果たしています。
子ども達が地域と繋がり、世代を超えて多種多様な人々との出会いを通して共に学びあい心身が癒される豊かな体験と交流ができる居場所づくりが日本全国で求められています。
活動内容の詳細、実績について

共に生きる未来
~ OHANA 絆プロジェクト活動内容 ~
①OHANA未来食堂
子ども・シングル家庭無料
②虐待・DVなどからの保護・支援
親を亡くした子ども達・高齢者の支援
③こどもの居場所
豊かな個性と感性を育む体験・学習支援・おとまり食堂・カフェ・マルシェ
④発達障がい・不登校・ひきこもりの子ども達の支援
⑤縄文OHANA・縄文太鼓・OHANAの家・OHANA畑
⑥児童養護施設・退園後の子ども達の支援
⑦アニマルセラピー・愛のリハビリ
⑧子育て相談・心身のケア・カウンセリング
⑨講演・命の授業・創作アート活動
⑩被災地復興支援
⑪オンラインの居場所
『ツナガルOHANA』『未来美術館』
寄付金の使い道について

皆様からいただいたご寄付は以下の活動で使用させて頂きます。
①こども食堂、おとまり食堂、こどもの居場所の食材費、消耗品費、保険料、会場費等の活動費
②児童養護施設の子ども達、施設退園後の子ども達の訪問、心身のケア相談支援、愛のリハビリ
③困難な状況にある子ども達のSOS相談支援活動費
④困難な状況にある方の衣食住サポート相談支援活動費
⑤心と体を癒すアニマルセラピーの活動運営費
⑥地域と連携して子育て支援の輪を広げる活動運営費等
代表者メッセージ

助けあえば、生きていける
― 血のつながりを超えて ―
私はずっと
「助けあえば、生きていける」
そう信じて生きてきました。
■ 「自立しなさい」という言葉の重さ
「自立しなさい」
「自立させなければいけない」
子ども達に対して
何度も聞いてきた言葉に
心のどこかでずっと
違和感を感じていました。
「本当に人は、ひとりで
生きていけるのだろうか?」
■ 辞書の中の「自立」と現実
辞書にはこう書かれています。
他人に頼らず
自分の力で生活を営むこと。
けれど、他人に頼らず
生きていける人など
この地球上にいるのでしょうか。
生まれた瞬間から
私たちは
誰かの手をかりて生きています。
息をすることも、食べることも、
泣くことも
すべてが『つながり』の中で
成り立っています。
大自然の中では
ありとあらゆる命と命が
繋がりあいながら
お互いの命を生かしあっています。
「自立」とは本当は『孤立』ではなく
共に生きる力なのではないでしょうか。
■ 「迷惑をかけてはいけない」という呪縛
私が今まで出会ってきた
数多くの子どもたちと保護者が
口をそろえてこう言いました。
「迷惑かけて、すみません」
けれど、人は誰かに迷惑を
かけなければ生きていけません。
赤ちゃんが泣く。
母親は眠れない夜を過ごす。
それは「迷惑」ではなく「愛の循環」
「ごめんね」ではなく「ありがとう」
その一言の感謝の気持ちが
人と人を再び
つなぎ直していきます。
■ 本当の「自立」とは
ほんとうの自立とは、
“ひとりで立つこと”ではなく
愛のつながりの中で
自分を生きること
人に頼ることを恥じるのではなく
「ありがとう」と素直に受けとる
勇気を持つこと。
「自分で立つ」ではなく
「共に立つ」
それが私たちOHANAが願っている
“愛のリハビリ”です。
■ 生かされている奇跡
人は、ひとりでは
生きていけないようにできています。
それは弱さではなく
生命の設計図であり羅針盤です。
支えあい、助けあい、赦しあう。
そこに日本人の
“愛の文明”の始まりがあります。
「迷惑をかけていい」
「助けてもらっていい」
「生きてるだけでいい」
その当たり前のことを
もう一度ここで思い出したい。
■ OHANAの願い
私たちOHANAの活動は
みなさまの
『愛』によって支えられています。
声なき声を聴き、寄り添いながら
あらゆる命と共に
「生かされて生きる」ことに
感謝する心を大切にしています。
“自立の時代”から“共立の時代”へ。
“迷惑”から“感謝”へ。
“孤立”から“共生”へ。
『愛』は分かちあうほど『喜び』と
『幸せ』が増えて育まれ
助けあい支えあうほど
『絆』が強く結ばれ 大きく成長していきます。
■ 愛の文明の夜明け
「ひとりで立たなきゃ」という
孤独な努力から
「共に立っていい」という
安心と信頼へ。
「迷惑をかけちゃいけない」という
恐れから
「迷惑をかけあってもいい」という
優しさへ。
その変化こそ、恐れや不安を手放し乗り越えた先にある未来を生きる希望の光・・・
それは思いやりあう新時代の日本の社会の土台となる『愛の文明』の夜明けです。
■ご寄付が今を生きる力になります。
皆さまからの温かいご支援が
『今』を生きる子ども達の笑顔を守り
尊い命が「未来」に繋がっています。
子ども達の未来は私たちの未来です!
皆さんの愛のご支援を
どうぞ宜しくお願いいたします。
赤い羽根共同募金とこの募金の関係について

この募金は、新潟県共同募金会を通じて、赤い羽根共同募金運動の一環として実施され、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられる募金となっています。毎年1月1日から3月31日まで実施されます。
頂いたご寄付に加え、一定の要件に基づき赤い羽根共同募金からも加算して助成され、寄付者の皆様のご意思を強く反映できる仕組みとなっています。
▶にいがた・新テーマ型募金特設ページを是非ご覧ください。
※新潟県共同募金会の審査を得た事業になります。 赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取り組みとして社会福祉の推進のために赤い羽根共同募金運動を続けている団体です。寄付募集を行っている団体は本会で審査し、承認された団体ですので安心してご寄付いただけます。
※税制優遇について ▶詳細はこちら(中央共同募金会HP) 寄付金は税制優遇の対象です。 個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除の対象となり、さらに新潟県内にお住まいの方は住民税の税額控除も受けられます。 法人のご寄付はご寄付していただきました金額を、全額損金算入することができます。
※新潟県共同募金会とは たすけあいの精神を基調として、共同募金運動を通じて、新潟県における社会福祉事業の健全な発展と社会福祉に関する活動の活性化を図ることににより、地域福祉の推進を図ることを目的として様々な活動を行っております。
(お問い合わせ) 社会福祉法人 新潟県共同募金会 950-0994 新潟県新潟市中央区上所2-2-2 新潟ユニゾンプラザ3F TEL:025-281-5532 FAX:025-281-5533



