活動・団体の紹介
ダウン症は身体発達や知的能力の発達がとてもゆっくりな障がいです。
群馬支部では支援活動の一環として、親御さんが我が子の障がいについて学ぶ相談支援室や援助者の方々により深くダウン症について知っていただくためのダウン症巡回セミナーを行っています。
ダウン症巡回セミナーは、相談支援室に通う親御さんが、子どもたちの支援に係わる保育園や学校の先生にも障がいの特性を知って貰いたいという願いにより、2013年から始まりました。
ダウン症に関する知識と相談支援の経験のある支援室相談員が講師として出向き、ダウン症の特性を伝え、子どもたちの発達の可能性を引き出す相談支援を行っています。更に、就労や日常生活に関する成人期の相談支援について、行政や福祉事業所などの従事者や福祉・看護系大学等の学生を対象に具体的な援助方法など、様々な事例を交えながら情報の提供をさせて頂いています。
ダウン症巡回セミナーで偏見や思い込みをなくし、本人とその親や家族に対して必要な支援が充実する社会を目指して活動しています。
支えたい・支え合いたい人
ダウン症のある本人とその親や家族
取り組みたいこと
・看護系大学の学生の育成に対する支援
・自立支援協議会等の支援現場に対する支援
・親向けの、我が子に対しての情報提供
目指す成果
巡回セミナーでダウン症のある子の育ち、育て方や障がい特性等の必要な情報を得ることにより、専門職の方々が本人の生活のしづらさに気付くとともに相談先を知り、多機関で情報を共有し合い、連携して支援を行う方が増えることを目指します。
ご支援のつかいみち
いただいたご寄付金は、日本ダウン症協会群馬支部が実施する巡回セミナーの活動に活用させていただきます。
・諸謝金
・旅費交通費
・印刷製本費
・通信運搬費 他
「つかいみちを選べる赤い羽根募金」(選べる募金)とは
福祉課題に気づき、動き出している人を寄付で「直接」応援できるしくみです。
寄付者が共同募金を通じて、福祉に係る社会課題・地域課題を解決すべく活動する団体を特定して寄付し、群馬県共同募金会はその寄付額をその団体への配分額に直接反映します。