活動・団体の紹介
群馬県ホームヘルパー協議会は、ホームヘルパーの職務能力および職業倫理、社会的地位の向上を目的として1971年から活動を続けています。
県民意識調査において、回答者の半数以上は自宅での介護を望んでいます。
しかし、4人に1人が高齢者という超高齢社会で、老々介護の世帯も増え、我流の介護を続けて体調を崩す人も後を絶ちません。
在宅で家族を介護している方々は、十分な技術や知識をもっていないために精神的・身体的な負担が増えてしまいます。また、介護従事者は、日常業務のなかでスキルアップの機会が限られ、最新のケア技術や対応方法を学ぶ場が少なく、効果的なケアを提供することに不安を抱えています。
誰もが住み慣れたまちで安心して暮らし続けるために、適切な介護技術をわかりやすく伝える、協議会独自の「介護技術トレーナー制度」(※)を活用し、出前講座を通じて在宅介護に関わる人々への研修を行っています。
※「介護技術トレーナー制度」とは、在宅で介護を行う家族や介護職に向け、実践的で安全な介護技術を指導できる人材を育成するために、群馬県ホームヘルパー協議会が独自に設けた制度です。
指定されたカリキュラムを終了した者は、認定トレーナーとして群馬県内各地で介護技術の指導にあたります。
支えたい・支えあいたい人
老々介護や自己流の介護でつらい思いをしている人
在宅介護を支える専門職で、よりよい支援をしたいと頑張っている人
取り組みたいこと
・地域の介護者等に対する介護技術の普及
・「介護技術トレーナー」の資質向上研修会の実施
・介護人材の確保・定着に向けた啓発活動
目指す成果
協議会独自に実施している「介護技術トレーナー」制度により、家族と介護職員の学びを支えること、出前講座を通じて地域の介護職員へ介護技術を伝え、そこからさらに地域の介護職員へ技術をひろめていく仕組みを推進することを目指します。
ご支援のつかいみち
いただいたご寄付金は、群馬県ホームヘルパー協議会が行う出前講座やトレーナー養成・スキルアップ研修事業などに活用させていただきます。
・諸謝金
・旅費交通費
・賃借料
・通信費 他
「つかいみちを選べる赤い羽根募金」(選べる募金)とは
福祉課題に気づき、動き出している人を寄付で「直接」応援できるしくみです。
寄付者が共同募金を通じて、福祉に係る社会課題・地域課題を解決すべく活動する団体を特定して寄付し、群馬県共同募金会はその寄付額をその団体への配分額に直接反映します。



