活動・団体の紹介
⽇本ダウン症協会群⾺⽀部は、 1988 年にダウン症のある子どもの親の会として発⾜しました。
我が⼦にダウン症があるとわかった時、⼦育てに必要な情報を得る機会が少なく、育て⽅がわからないまま⼦育てがはじまる傾向にあります。育て⽅がわからず、⼦どもの発達を⽀援者(専⾨職)に頼り任せることになるため、親⼦関係をうまく築けないこともあります。
⼀⽅で、ダウン症のある本⼈に関わる⽀援者も、ダウン症の障がい特性等の情報が少なく、必要な⽀援につなげることができないと、発達期に必要な⼒を⾝につけるチャンスを逃して⼤⼈になってしまいます。
私たち親の会では、ダウン症のある本⼈の⽣活する場となる児童発達⽀援事業所、特別⽀援学校、放課後等デイサービス、成⼈の⽅が利⽤する福祉事業所等の⽀援者の⽅々に、スキルアップのためのダウン症巡回セミナーを⾏うとともに障がい特性等の周知や啓発活動を⾏っています。
昨年度については、「ダウン症巡回セミナー」を5件行い、264名の方に受講していただくことができました。また、ダウン症のある子どものご家族を対象に、「つながるサロン」を県内の2カ所で行い、43名の方が足を運んで下さり電話での相談が1件ありました。
私たちは、偏⾒や思い込みがなくなり、⽣涯にわたり⽀援者と本⼈が互いに達成感を得ながら暮らしていくことができる社会を⽬指して活動しています。
支えたい・支え合いたい人
ダウン症のある本人とその親や家族
取り組みたいこと
・支援者のスキルアップのためのセミナーの実施
・看護系大学等への周知活動
・地域社会への啓発活動
目指す成果
ダウン症巡回セミナーを実施することで、⽀援者が、ダウン症の乳幼児期・学童期・成人期において、障がい特性等の必要な情報を得ることができ、偏⾒や思い込みがなくなる。
そして、本⼈の発達過程に沿った⽀援や促し、本⼈の⽣活のしづらさに気付き、配慮した⽀援ができることを⽬指します。
ご支援のつかいみち
いただいたご寄付金は、日本ダウン症協会群馬支部が実施するダウン症巡回セミナーの活動に活用させていただきます。
・諸謝金
・旅費交通費
・印刷製本費
・通信運搬費 他
「つかいみちを選べる赤い羽根募金」(選べる募金)とは
福祉課題に気づき、動き出している人を寄付で「直接」応援できるしくみです。
赤い羽根共同募金が「何に使われているのかわかりにくい」という声を受けて、新しいしくみの募金をはじめました。
寄付者が共同募金を通じて、福祉に係る社会課題・地域課題を解決すべく活動する団体を特定して寄付し、群馬県共同募金会はその寄付額をその団体への配分額に直接反映します。



