活動・団体の紹介
WATALISは2012年4月に東日本大震災の被災地である宮城県亘理町で「人と学びの環」を創ることを目的として立ち上げた団体です。地元女性が運営を担い、延べ1,277回(2025年3月末現在)のものづくりを中心としたワークショップを開催。コミュニティカフェも運営するなど、被災地域で人々が集える場を提供し、地域コミュニティの再構築に取り組んできました。令和3年度からは、豊かな自然を活かした遊休農地の活用事業に着手し、「亘理らしい地域復興」により持続可能な地域社会づくりを目指しています。
活動の背景、社会課題について
東日本大震災から長い年月が経過し、被災地域ではコミュニティの希薄化が顕著になり、特に高齢者の社会的孤立が進んでいます。震災後の生活環境の変化により、住民が気軽に集い、交流できる場が減少し、孤独感や不安を抱える方も増加しています。
これにより、精神的・身体的な健康を損なうリスクが高まっており、地域全体でこの課題に取り組むことが喫緊の課題です。
本事業は、高齢者を中心とした多様な人々の孤立を防ぎ、住民同士が互いに見守りあう地域コミュニティの再構築を目指すものです。
活動内容の詳細、実績について
| 【活動内容】 心の交流を深めるための「ものづくりワークショップ&お茶会」を年間24回(月2回)開催します。当法人理事が講師となり、室内でのものづくりと屋外でのハーブや野菜栽培の活動を組み合わせることで、新たな参加者層を呼び込んでいます。HPやSNSで活動の様子を年間48回発信し、賛同者の輪を広げています。 【活動実績(令和7年度)】 共同募金助成を活動資金として、年間計画計24回のうち9月末時点で12回の活動を実施しています。高齢者を中心とした幅広い世代が参加し、互いの健康状態を気遣い、自宅を訪問し合うような温かい関係性が育まれ、孤立・孤独の防止に貢献しています。 |
寄付金の使い道について
皆様からお預かりしたご寄付は、本事業を継続・充実させるための活動資金として、大切に使わせていただきます。具体的には、ものづくりワークショップの実施にかかる経費(参加者募集等の広報活動、貸し出し用具の整備、農機具の借用料など)に充てられ、事業の質を高め、参加者の方々が「また参加したい」と感じられる充実した時間を提供することに繋がります。ご支援によって活動資金が確保できることで、地域に根差した活動を途切れることなく継続し、新たな参加者の輪を広げることができます。
こちらの寄付は赤い羽根共同募金を活用しています
こちらの寄付金は、宮城県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の団体に届けられるものです。宮城県では、「テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクト」として毎年12月から翌年の2月までの3カ月間実施されます。
【テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクトの特徴】
・赤い羽根の共同募金が運営
共同募金は、戦後間もないころからじぶんの町を良くする「しくみ」として募金運動をおこなってきました。エントリー団体は、共同募金会の審査を得た団体です。
・ご寄付金は税制優遇の対象
個人から共同募金への寄付金は、所得税については「所得控除」または「税額控除」の対象に、住民税については「税額控除」の対象となります。また、株式会社などの法人からの寄付金は「全額損金算入」とされます。
・宮城県内で活動する団体を支援
団体は全て宮城県で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。
【お問い合わせ】
社会福祉法人 宮城県共同募金会
〒984‐0051 宮城県仙台市若林区新寺一丁目4番28号
TEL:022‐292‐5001 FAX022‐292‐5002
E-mail:post@akaihane-miyagi.or.jp



