活動・団体の紹介
当協会は、2011年の東日本大震災をきっかけに発足し、寄付車を活用した支え合いの仕組みを地域に広げてきました。「助け合いにあふれ安心して暮らせる社会」の実現を目指し、現在は全国29地域でコミュニティ・カーシェアリングの活動を実践しています。地域住民が主体となり、楽しみながら助け合う持続可能な地域づくりに取り組んでいます。当協会はその活動に寄り添い、継続的な支援を行っています。
活動の背景、社会課題について
震災後の仮設住宅や被災地域、中山間地域では高齢化が急速に進み、「交通弱者」「孤立」「生きがいの低下」といった深刻な課題が進んでいます。特に交通手段の減少は、日常生活の不自由さを引き起こすだけでなく、人とのつながりが減り、暮らしの安心感や心の健康にも影響を及ぼします。さらに、活動の担い手となる人材も高齢化しており、地域活動の継続そのものが困難になる状況にあります。こうした社会課題に対して、地域内で移動や交流の機会を自ら支え合いながらつくっていく仕組みが求められています。
活動内容の詳細、実績について
コミュニティ・カーシェアリングでは、地域住民が車を共同で活用しながら、外出支援や買い物ツアー、サロンなどを行っています。令和6年度は全国で4つの新たなカーシェア会が誕生し、石川県の仮設住宅でも導入されました。豊田市で開催されたシンポジウムでは、協会と地元団体(カーシェア会)の事例発表をきっかけに、多くの地域が関心を寄せ、新たな導入の調整が進められています。担い手不足や資金面の課題にも、協会が地域とともに対応しています。
寄付金の使い道について
| いただいた寄付は、地域のカーシェア会が継続的に活動できるように、コミュニティ・カーシェアリングの活動を支えるための支援活動に活用させていただきます。具体的には、各地域での担い手発掘を促す広報活動や、カーシェア会が安心して運営できる体制づくりのサポート、安全運転講習会や交流会の企画・運営に加え、活動に関心を持つ地域が新たに取組みを始められるように普及活動にも活用します。住民を主体とした支え合いの仕組みが持続していけるよう、皆さまのご寄付を大切に使わせていただきます。 |
こちらの寄付は赤い羽根共同募金を活用しています
こちらの寄付金は、宮城県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の団体に届けられるものです。宮城県では、「テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクト」として毎年12月から翌年の2月までの3カ月間実施されます。
【テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクトの特徴】
・赤い羽根の共同募金が運営
共同募金は、戦後間もないころからじぶんの町を良くする「しくみ」として募金運動をおこなってきました。エントリー団体は、共同募金会の審査を得た団体です。
・ご寄付金は税制優遇の対象
個人から共同募金への寄付金は、所得税については「所得控除」または「税額控除」の対象に、住民税については「税額控除」の対象となります。また、株式会社などの法人からの寄付金は「全額損金算入」とされます。
・宮城県内で活動する団体を支援
団体は全て宮城県で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。
【お問い合わせ】
社会福祉法人 宮城県共同募金会
〒984‐0051 宮城県仙台市若林区新寺一丁目4番28号
TEL:022‐292‐5001 FAX022‐292‐5002
E-mail:post@akaihane-miyagi.or.jp



