活動・団体の紹介
特定非営利活動法人mia forzaは、困難を抱える女性とこどもを支えるために2015年に設立された団体です。ひとり親家庭支援、食糧支援、居場所づくり、相談対応、シェルター運営など、包括的な支援活動を通して、年間2,500人以上の宮城のこどもたちを応援してきました。こどもたちが安心して成長し、誰もが自分らしく生きられる社会をつくることを目標に、行政・学校・企業・地域団体と連携しながら活動を続けています。
活動の背景、社会課題について
宮城県は不登校率全国1位、10代の自死数も少なくありません。物価高騰が続く2025年度は、これまで様々な支援を受けていなかった家庭でも食事を十分に確保できない状況が急増しました。「身長が止まった」「体重が減った」「生理が止まった」など、成長期にある子どもたちの健康が脅かされています。さらに給食がない長期休暇は、食の確保がより困難になります。私たちのもとには「夏休みに7kg痩せた」「通学の定期代を食費にまわしたいので、徒歩2時間かけて通学している」など、こどもたちの切実な声が届いています。この課題は、放置すれば将来の教育機会や健康格差につながり、地域の未来にも影響を及ぼします。
活動内容の詳細、実績について
私たち特定非営利活動法人mia forzaは「誰もひとりにしない」を合言葉に、困難を抱える女性やこどもたちの応援を行なっています。
こどもたちの健康と命を支える「フードパントリー(食糧・日用品提供)」のほか、こどもたちが安心して過ごせる居場所「みあちゃん家(ち)」や学びを応援する「寺子屋みあちゃん家」、学校に行けないこどもたちの平日日中の居場所「せんだい・るおご・しくーろ」等を、仙台市青葉区にて運営しています。また、学校・地域・NPO・自治体と連携しながら、親や家族から虐待やネグレクト等を受けたこどもたちを保護し家庭的な生活をともにしています。これらの取り組みと並行して、親への相談対応や自助グループの運営も行い、親子が社会から孤立しないよう包括的サポートも行っています。そのほか、若年女子や少年院卒院者にも関わるなど、さまざまな状況にある宮城のこどもたちを応援しています。
寄付金の使い道について
いただいた寄付金は、困窮するこどもたちへの食糧の購入に使わせていただきます。具体的には、ごはんや麺類、こどもたちが自分ででも調理ができる主菜や副菜、菓子や飲料などの食糧購入費、郵送費、梱包資材費など、こどもたち500人に確実に食糧を届けるための費用に充てます。皆さまからのご寄付は、こどもたちの命と健康、そして安心を守り、「未来」をつくる大きな力となります。
こちらの寄付は赤い羽根共同募金を活用しています
こちらの寄付金は、宮城県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の団体に届けられるものです。宮城県では、「テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクト」として毎年12月から翌年の2月までの3カ月間実施されます。
【テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクトの特徴】
・赤い羽根の共同募金が運営
共同募金は、戦後間もないころからじぶんの町を良くする「しくみ」として募金運動をおこなってきました。エントリー団体は、共同募金会の審査を得た団体です。
・ご寄付金は税制優遇の対象
個人から共同募金への寄付金は、所得税については「所得控除」または「税額控除」の対象に、住民税については「税額控除」の対象となります。また、株式会社などの法人からの寄付金は「全額損金算入」とされます。
・宮城県内で活動する団体を支援
団体は全て宮城県で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。
【お問い合わせ】
社会福祉法人 宮城県共同募金会
〒984‐0051 宮城県仙台市若林区新寺一丁目4番28号
TEL:022‐292‐5001 FAX022‐292‐5002
E-mail:post@akaihane-miyagi.or.jp



