活動・団体の紹介
当団体は、2025年から地域の社会資源（ひと・もの・こと）を発掘し、0歳から親世代までを対象に子どもの学び支援や子育て支援、人材育成を進めることで、地域の有能な個人・団体・組織をつなぐ役割を担い、シチズンシップとシビックプライドを育て、寄附文化を醸成し、教育振興と地域活性化に寄与することを目的として六つの領域から成り、①小中高生の志教育・キャリア教育の普及啓発、②若者の社会参画促進、③子どもの学び支援、④教育関係者の資質向上、⑤子ども・子育て支援、⑥住みよいまちづくり推進を展開しています。
活動の背景、社会課題について
大崎市は台東区との姉妹都市交流を機に、朝倉文夫や佐藤忠良、笹戸千津子ら巨匠の彫刻・モニュメントが数多く設置され「彫刻の街」の側面を持っています。しかし、何処にそれらがある?
と問うても日常の風景に同化され市民の関心度は高いとは言い難いです。また，予算不足から管理も行き届いていない現状があります。
この状況を改善するため、彫刻を活用した市民協働の街づくりが求められています。具体的には、子ども食堂などで支援を受けているひとり親家庭やヤングケアラーの子どもを含めた中高生世代を巻き込み、彫刻の管理やプロモーションを通じて「褒められること」「役に立つこと」「必要とされること」を体験させ、彼らの自己肯定感を育むことが喫緊の課題となっています。
活動内容の詳細、実績について
2026年度の実施初年度のフェーズ1では、野外彫刻やモニュメントの価値を再認識し、市民と学生が主体的に関わる基盤づくりを進めます。まず「調査と現状把握」段階として、5〜6月に作品の状態や設置環境、管理上の課題を詳細に記録し、6〜7月には位置情報を地図化してデジタルツールに活用します。「市民・学生の巻き込み」段階では、5〜6月に中高生や市民向けワークショップを行い、文化的・歴史的価値を学ぶ機会を提供するほか、市内の中高と連携したボランティアチームを組織し、継続的な管理活動を進めます。10月には仙台での彫刻まちづくり視察研修を実施し、8〜3月には中高生とともに「ふるかわ謎解きツアー」プロジェクトの準備と学習会を行います。「啓発広報活動」段階では、12月に宮本信夫氏の講演会を開催し、9〜12月にパンフレットやウェブ資料を作成、8〜3月にはSNSで作品紹介を行い、市民の関心を高めます。
寄付金の使い道について
想定する寄付金50万円の使い道は以下の内訳となっています。
消耗品費(プリンタートナー・ドラムユニット・用紙・メンテナンス用品・イベントベスト・のぼり旗・高圧洗浄機)、旅費・交通費(講師旅費・ボランティア仙台視察バス借用ガソリン代)、出張旅費(行政・学校訪問,大人ボランティア車代)、通信運搬費(移動用wifiルーター ・レターパック)、印刷製本費(チラシ代・ポスター代 )、会場費(会場借料)、会議費(飲料)、賃借料(活動拠点賃借料)、水道光熱費(電気・上下水道,灯油代)
こちらの寄付は赤い羽根共同募金を活用しています
こちらの寄付金は、宮城県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の団体に届けられるものです。宮城県では、「テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクト」として毎年12月から翌年の2月までの3カ月間実施されます。
【テーマ型募金みやぎチャレンジプロジェクトの特徴】
・赤い羽根の共同募金が運営
共同募金は、戦後間もないころからじぶんの町を良くする「しくみ」として募金運動をおこなってきました。エントリー団体は、共同募金会の審査を得た団体です。
・ご寄付金は税制優遇の対象
個人から共同募金への寄付金は、所得税については「所得控除」または「税額控除」の対象に、住民税については「税額控除」の対象となります。また、株式会社などの法人からの寄付金は「全額損金算入」とされます。
・宮城県内で活動する団体を支援
団体は全て宮城県で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。
【お問い合わせ】
社会福祉法人 宮城県共同募金会
〒984‐0051 宮城県仙台市若林区新寺一丁目4番28号
TEL：022‐292‐5001 FAX022‐292‐5002
E-mail：post@akaihane-miyagi.or.jp
