子どもたちの身近な環境で子どもたちが優れた紙芝居作品に触れる機会をさらに増やし、
子どもたちの共感の感性をもっと豊かなものにしたい。
一方通行のメディアの中にいる子どもたちは、人と人との双方向のコミュニケーションの機会を失っています。
このような環境の中、一人の演じ手と複数の観客とが向き合い、実演を通して直接交流できる「紙芝居」は、共感の感性を育てる日本特有の文化財として、見直されています。
そこで、子どもたちの居場所に、紙芝居の舞台と設置台、拍子木、紙芝居をセットで設置し、そこに紙芝居ボランティア「越前らくひょうしぎの会」が楽しく口演し、あっちこっちで子どもたちが紙芝居に触れ、共感の感性を育む環境を整えます。
2023-06-19 11:01
紙芝居でみんなが幸せになる教育を(目標達成御礼)
ご支援してくださった多くの皆様、本当にありがとうございました。
また、目標達成のために過分なるご寄付をいただきました日本中央競馬会様には、深く感謝申し上げます。
「紙芝居で子どもたちに幸せな教育を」と越前市社会福祉協議会と紙芝居の口演活動をするボランティア団体「越前らくひょうしぎの会」では、2020年から市内全児童センター(児童館)で紙芝居活動に取り組んできました。2021年には、全児童館に紙芝居の舞台を設置しました。誰一人取り残さない活動として、ろう者の方と手話サークルの協力も得て「手話と紙芝居」も行ってきました。児童厚生員はオンラインで紙芝居作家や実演家から学び、子どもたちが紙芝居を描くことにも挑戦させてきました。
紙芝居は、演じ手と聞き手である子どもたちとのコミュニケーションをとることができる児童文化財であると同時に、子どもたちの想像力や創造力を高めることができます
多くのご支援をいただきましたので、この支援金を活かし、紙芝居の舞台や紙芝居がない学童保育等の現場に設置を進め、越前らくひょうしぎの会が口演を行い、紙芝居の楽しさを伝えてまいります。