社会福祉法人福井県共同募金会

「おにぎり食堂」で居場所づくりin 定時制高校 【越前市「みんなの食堂」実行委員会】

支援総額
392,000
130%
目標金額 300,000
サポーター
33
終了しました
2023年03月31日 23時59分 まで
 様々な事情をか抱えている生徒が多い定時制高校に手作りおにぎりと温かいスープ、  そして地域からの温かい想いを届けたいと思います。  温かさでお腹と心を少しでも満たし、登校意欲につながることを願います。  また、おにぎりを食べながら聞こえてくる声を大事にし、学校と連携しながら生徒を応援していきます。

越前市「みんなの食堂」とは

 越前市「みんなの食堂」は、2016年4月から、仲間と共に月に2回の食堂を開催しています。  

 子どもだけを対象にせず、対象者は「みんな」。  

 食事を「きっかけ」に集まり、一緒に食べながらおしゃべりすることで、お互いを知り「この人になら話せるかも」という相手を見つけてくれるといいと思っています。

 しんどいことがあったり、困ったことがあった時に「食堂に行って聞いてみよう」と思ったり、「食堂以外の日でも困った時には連絡する関係を作れるといいな」と願い運営を続けています。

 つながりを作るとともに、つながる力を付けることができる場になりたい。
  そして、つながった手は離さない。

 ここに集まる方が居心地のいい場所だと感じてくれる場になることを目指しています。

私たちには専門の知識はありません。
ただの近所のおせっかいおじさんとおばさんの集団です。
でも、だからこそ気軽におしゃべりできると信じています。

コロナ禍になり、みんなの食堂や学習支援の「つながる場」ができなくなってしまいましたが、つながりを保つための工夫をしながら、お弁当のお渡しをしています。

みんなの食堂のテーマは、『「地域で暮らす」「地域で育つ」を地域で共に支え合う』です。 私たちスタッフも支えつつ、支えてもらいながら活動を継続したいと思っています。

武生高校定時制で「おにぎり食堂」を開催

武生高校定時制の在籍生徒は125人。
アルバイトに励みながら勉強との両立をする生徒を応援するために「おにぎり食堂」を始めました。

武生高校定時制には、多くの外国ルーツの生徒も在学しており、多様性を認め合いながら学んでいる学校の中に、地域のおせっかいなおばさん達と関わる、ちょっとおもしろい居場所づくりに取り組みます。

『ここで待っているよ』という場所をつくりたい

 生徒の中には、アルバイト代で昼食を購入する生徒も少なくなく、節約のために昼食を取らない生徒もいます。
 私たちは、安心してお腹いっぱい食べることができる環境を月に数回でも作り、その継続の中で生徒たちと仲良くなり、いろんなおしゃべりができるといいなと思っています。

 福井県教育委員会、学校のご理解を得て、校内の多目的室をお借りすることができました。
 そこに、スタッフ手作りのおにぎりやスープ、果物などを用意し、お昼休みにやって来る生徒を待ちます。
 お昼休みの時間になると、授業が終わった生徒、午後から授業のある生徒がやって来ます。

 最初は恐る恐る多目的室を覗いて入ってきた生徒たちでしたが、回を重ねるごとに、慣れた様子で挨拶をしながら入ってくるようになりました。
 生徒からは、「普段はアルバイト代でお昼ご飯を買っているけれど、食費に困ることがなく安心できる」、「あったかい食事をみんなで食べられるのはうれしい」、「おばさんたちのおにぎり最高」などの声があります。
 また、次回のおにぎりの具のリクエストなどもあり、スタッフの腕が鳴ります。

 教頭先生からは、「昼食を持ってきていない生徒も一部にいて気になっていた。地域の団体に支えてもらえるのはありがたい」と歓迎していただいています。

 私たちは、この「おにぎり食堂」を継続的に開催することで、生徒や先生方との関係を作り、地域でみんなを応援していることを彼らに伝えて行きたいと思っています。そんな応援をエネルギーにして、それぞれが描く明るい未来に向かって欲しいと思っています。
 しかし、思うように行かないことも多々あるでしょう。そんな時でも、おにぎりをたくさん食べて、おしゃべりして、また一歩進んでくれると嬉しいです。

 この「おにぎり食堂」は、継続することに意味があります。継続し「ここで、待ってるよ」とメッセージを送り続けたいと思います。

ご支援の使い道

 今回のご寄付で、武生高校定時制の生徒に毎月2回、昼食としておにぎりやスープなどを用意し。安心して登校できる環境を提供したいと考えています。
 毎回の食材のひようや、おにぎりを移動するための器材や消耗品、スープのためのポット、一度に大量におにぎりを作るための炊飯器の追加購入に加え、感染対策のための衛生用品などの整備も必要になります。
 みなさまのご支援で、食事の提供だけでなく、必要な場合には学校や関係機関と相談しながら、次代を担う高校生の未来を地域住民として応援していきます。お昼休みを中心にした短い時間ですが、続けるなかで彼らの落ち着ける穏やかな居場所となることを願い活動いたしますので、何卒ご協力よろしくお願いいたします。

実施:24回(毎月2回)
会場:武生定時制高校 
対象:180名
経費:412,487円
・消耗品費 42,887円(ポット20,680円、運搬容器22,207円)
・消耗品費 100,000円(紙コップ、箸、マスク、アルコール、ペーパータオル等)
・食材費 108,000円(飲料水、お米、スープ等600円×90名×2回)
・備品費 149,600円(炊飯器IH炊飯ジャー1.8ℓ)
・旅費  12,000円(ボランティアスタッフ交通費1,000円×6名×2回)

※112,487円は自己資金で、募金目標額を300,000円に設定して寄付金募集を行っています。

 

こちらの寄付は赤い羽根を活用しています

こちらの寄付は、福井県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられるよう寄付ができる使途選択募金を活用しています。毎年1月1日から3月31日に実施されます。
クラファン特設ページをぜひご覧ください

【赤い羽根クラウドファンディングの特徴】
●赤い羽根の承認事業 ▶詳細はこちら
赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取組みとして民間の社会福祉の推進のために募金活動を続けている歴史ある団体です。寄付募集を行っている事業は、福井県共同募金会の配分委員会で審査し、理事会、評議員会の議決を経て承認された事業ですので、安心して寄付ができます。

●ご寄付は税制優遇の対象 ▶詳細はこちら
寄付金は税制上の優遇措置の対象になっています。個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除、住民税の税額控除が受けられます。株式会社など法人のご寄付は、法人税の全額損金算入扱いになります。

●福井を良くする活動に特化 ▶詳細はこちら
赤い羽根クラウドファンディングで支援する団体はすべて福井県内で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。


福井県共同募金会とは・・
たすけあいの精神を基調として、福井県における社会福祉事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図るための共同募金事業を行うことを目的として様々な活動をおこなっています。

(お問い合わせ)
〒910-0026 福井県福井市光陽2丁目3-22
TEL:0776-22-1657 FAX:0776-22-3093

団体情報
社会福祉法人福井県共同募金会
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このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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