社会福祉法人福井県共同募金会

居場所のないこども達に私たちができることを考えよう。【一般社団法人ラシーヌ】

支援総額
293,000
77%
目標金額 380,000
サポーター
14
終了しました
2024年03月31日 23時59分 まで
私たちは、令和元年に「福井に子どもシェルターをつくる会」として活動をはじめ、令和4年3月に一般社団法人ラシーヌとして設立登記を行いました。 令和4年8月子どもシェルターと児童福祉法に基づく女子の自立援助ホームを開所し、10代後半になるまで様々なつらい経験をし、大人への信頼感をなくしてしまった子ども・若者の生活を支援する活動を行っています。 今回法人設立2周年を記念し、日本で初めて、今夜眠る場所のない子どもや家に帰ることができない子ども達の緊急避難場所となる「子どもシェルター」を開設した社会福祉法人カリヨン子どもセンター坪井節子氏(弁護士)を招き、家族関係の崩壊や虐待等により安全に家庭で暮らせなくなった子ども・若者がいること、そしてその結果として犯罪に巻き込まれたり、自傷行為等にはしる子ども・若者がいることへの理解を深めるため講演会を開催します。

一般社団法人ラシーヌとは

 虐待、家族の病気や死別、恋人からのDVなど、さまざまな理由で、家に帰れない、居場所がない、ひとり社会で生きていかなければいけない子どもたちがいます。
 様々な環境に置かれたおもに10代後半の子どもたちが、安心して暮らせる場を作りたい! そんな思いから福井県の弁護士・福祉関係者・教育関係者が「福井県に子どもシェルターを作る会」を立ち上げ、2022年、一般社団法人ラシーヌとなりました。

2022年8月、福井県で初めてとなる「自立援助ホーム」を開所しました。
現在、定員6名の女子の自立援助ホームを運営しています。

自立援助ホームが大切にしている3つのこと

① あたりまえの生活

 自立援助ホームは、虐待、貧困など大変厳しく過酷な養育環境をくぐり抜けてきた子どもたちに、安心安全な生活環境を保障します。
 食・住を提供する中で、「おかえり」「ただいま」「ありがとう」などの言葉から始まるあたりまえの日常を大切にします。

② 主体性の尊重

 大変厳しく過酷な生活を送ってきた子どもたちは、自分で選び、自分で決めるという自立の出発点となる経験を保障されてきませんでした。また、失敗から学ぶという基本的な権利も尊重された経験がありません。自立援助ホームでは、子どもたちの成長発達の権利を擁護し、子どもたちの主体性を尊重します。
 その第一歩として、入居時には、まず、入居の意思を確認し、子ども自身とラシーヌとの間で入居契約を交わします。ラシーヌでは、子どもたちが一人ひとり価値のある存在であることを実感し、自信をもって自分の人生を選び、進めるように支援します。

③ 退居者支援

 ラシーヌは、子どもたちが退所した後でも、「困ったときにはいつでも相談に来れる場所」であり続けます。社会的な支援の希薄な子どもたちの「心の安全基地」となり、子どもたちの「根っこ」として支援を続けていきます。

ラシーヌの自立援助ホームはどんな感じ?

 ひとり一部屋、個室が割り当てられます。
 スタッフは交代制勤務で、24時間体制で子どもたちと一緒に生活をします。
朝晩の食事は、1階のキッチン・ダイニングでスタッフや子どもたち自身で作り、一緒に食べます。 子どもたちは、安心・安全な「家庭に近い環境」の中で、スタッフと共に生活をしながら、社会に出て働き、生活していくための準備をします。

「ラシーヌ」はフランス語で「根っこ」という意味です。
 生活が根付く場として、また、自立した後も、自立援助ホームが子どもの「根っこ」のような存在となるように、そんな願いが込められています

一般社団法人ラシーヌの詳しくはコチラをご覧ください

寄付金の使い道について

子どもと若者の未来を支える講演会へのご支援をお願いします

私たちは、声を出せずに苦しむ子どもや若者たちの力になりたいと考えています。
彼らが頼れる場所が必要であり、それを実現するために講演会を開催することにしました。
この講演会では、児童虐待や子ども・若者の自立に関わる専門家をお招きし、彼らの支援についての知識を共有し、さらに活動の進捗報告を行います。

講演会の詳細:
 実施:11月 会場:フェニックスプラザ小ホール 参加:500名
 講師:坪井節子氏(カリヨン子どもセンター理事長)(予定)

坪井節子氏をはじめとする専門家のご協力により、社会的養護で生活する子どもたちや生きづらさを抱える子どもたちに対する理解を深める貴重な機会となることでしょう。
ぜひ、講演会への参加やサポートを通じて、彼らに希望を届ける手助けをしていただけませんか?

経費:385,000円

・広報費(チラシ3,000部、プログラム・資料代50,000円)70,000円
・施設借上料(フェニックスプラザ小ホール)100,000円
・謝礼(講師謝礼)100,000円
・宿泊費(講師宿泊費)15,000円
・送料(チラシ送付)30,000円
・備品借上料(演台、マイク、プロジェクター等)35,000円
・旅費(講師旅費(東京⇔福井))35,000円

※5,000円は自己資金で、募金目標額を380,000円に設定して寄付金募集を行っています。

こちらの寄付は赤い羽根を活用しています

こちらの寄付は、福井県共同募金会を通じて、寄付者の応援が直接、指定の福祉団体に届けられるよう寄付ができる使途選択募金を活用しています。毎年1月1日から3月31日に実施されます。
クラファン特設ページをぜひご覧ください

【赤い羽根クラウドファンディングの特徴】
●赤い羽根の承認事業 ▶詳細はこちら
赤い羽根で知られる共同募金会は、昭和22年から市民主体の取組みとして民間の社会福祉の推進のために募金活動を続けている歴史ある団体です。寄付募集を行っている事業は、福井県共同募金会の配分委員会で審査し、理事会、評議員会の議決を経て承認された事業ですので、安心して寄付ができます。
●ご寄付は税制優遇の対象 ▶詳細はこちら
寄付金は税制上の優遇措置の対象になっています。個人のご寄付は、所得税の所得控除または税額控除、住民税の税額控除が受けられます。株式会社など法人のご寄付は、法人税の全額損金算入扱いになります。
●福井を良くする活動に特化 ▶詳細はこちら
赤い羽根クラウドファンディングで支援する団体はすべて福井県内で活動している団体です。地域に寄り添った小さな活動、地に足付けた活動をする団体に対して直接支援することができます。

福井県共同募金会とは・・
たすけあいの精神を基調として、福井県における社会福祉事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図るための共同募金事業を行うことを目的として様々な活動をおこなっています。


(お問い合わせ)
〒910-0026 福井県福井市光陽2丁目3-22
TEL:0776-22-1657 FAX:0776-22-3093

団体情報
社会福祉法人福井県共同募金会
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社会福祉法人福井県共同募金会
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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